オーストラリア最古の動物園であるメルボルン動物園は、市街地からアクセスの良い場所にありながら、22ヘクタールという広大な敷地を有しています。
そんな広大な敷地の中、オーストラリアの固有種はもちろん、動物園定番の動物たちや水辺の動物など、たくさんの動物たちがゆったりと暮らしています。手入れの行き届いた空間は、150年以上大切に守られてきた歴史を感じることができます。
広大な動物園には自然がいっぱい。広大な自然の中にいるかのように動物たちがリラックスしていることが肌で感じられるので、こちらも豊かな気持ちで見学できます。
ワオキツネザルが暮らす様子は、なんと檻の中に入って観察することができるのです!遊歩道からの見学となりますが、それでも何も隔てるもののない環境は、とても間近に感じられます。
エアーロックが掛かるドアを開いて進んでいくと、緑豊かな公園のような空間にいざなわれ、木陰や草陰に目を凝らすとワオキツネザルの特徴的なしましまの尻尾が!
ここから先は檻を隔ててとなりますが、様々なサルやゴリラ、オラウータンなどが続き、その種類の多さに圧倒されます。来園者が進む道も森の中にいるかのよう。蛇行する道を進みながらたくさんの出会いがあるので、いつまでもわくわくが続きます。
水辺の動物たちが暮らす場所は、全くの別世界。
カラフルな光の道を進むと、水族館を訪れたかのような大きな水槽が広がります。エントランスの光の演出から続く、きらきらと輝く世界にはうっとりしてしまいます。
ここにも泳ぐアシカやアザラシなど、見所がたくさん。さらにリトルペンギンという、メルボルンの南部のフィリップ島以南からニュージーランドに生息する世界一小さいペンギンにも会うことができます。
海の動物たちとは別にオーストラリアの固有種であるカモノハシと会える場所もありますよ。
何の動物がいるかわかりますか?
そう、コアラ。コアラはいつでもかくれんぼしているかのように木の上で眠っているので、どこにいるのやら見つけるのが難しいです。
コアラが主食とするユーカリは、大量に摂取するとお酒を飲んだときと同じように酔ってしまうそう。コアラが酔っ払って寝てしまっていると思うと、なんだか身近に感じられて面白いですよね。
コアラ、ウォンバット、カンガルーとオーストラリアの動物が連続するエリアは、オーストラリアの動物園を訪れたらやっぱり欠かすことのできない必見エリアです!
メルボルン動物園へはウィリアムストリートからトラムの55番で市街地から15分程。短時間ではありますが、市街地からメルボルン動物園駅への道のりは、どんどんと自然が豊かになり街並みが変わっていくので、車窓を見ているだけで旅気分です。
メルボルンの公共交通は、マイキー(myki)という、ICカードが必須となります。マイキー(myki)は、駅の窓口と主要な駅に設置されている券売機、セブンイレブンで購入することが出来ます。トラムを使用する際には、乗車時と降車時の2回、このマイキー(myki)カードを読み取り機にかざします。
トラムでは降車の際にブザーを押すか、天井に沿って張られている紐を引いて、運転手に降車の意思を伝えます。市街地は利用者も多く、知らせていなくても各駅に停車している場合が多いですが、メルボルン動物園駅のように少し郊外に出ると降車人数が少ないので、きちんと伝えないと停まらないのでご注意ください。
メルボルンを訪れたら、オーストラリア最古という歴史を誇る動物園を訪れてみてはいかがでしょうか?ここでご紹介したのは、メルボルン動物園の本当にごく一部です。実際に訪れて、間近に動物を感じてみてください。
本当にたくさんの動物たちが待っていてくれる広大な敷地の動物園なので、訪れる際には少なくとも2時間程度の見学時間を見込んでおく必要があります。
また、お酒も楽しめるレストランや軽食が購入できるショップ、ベーカリーなども園内にあるので、一日中ゆったりと楽しむのもいいですね。
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