写真:野水 綾乃
地図を見る草津の玄関口、草津温泉バスターミナルからは歩いて3分。温泉街の中心にあたる「湯畑」に向かってゆるやかな坂道を下っていくと「佳乃や」の玄関が見えてきます。
もともとあった古い旅館を改装し、素泊まり専門宿として2013年にオープンしました。同じ群馬県内にある四万温泉の人気旅館「時わすれの宿 佳元」の姉妹館で、和モダンな居心地よい雰囲気をこちらでも継承しています。
写真:野水 綾乃
地図を見るチェックインしたら、まずはロビーラウンジでほっとひと息。寒い時期はペレットストーブに火が灯り、ゲストを迎えます。
コーヒーマシンで淹れるコーヒーや、ティーパックの紅茶などが用意されていて、自由に飲むことができます。湯上がりには数種のフルーツ味のアイスキャンディーが最高。小さな冷凍庫にセットされていて、こちらも自由にいただくことができます。もうひとつの部屋のように、くつろぎのスペースとして活用しましょう。
写真:野水 綾乃
地図を見る客室は写真のツインルームを主体に、本間と寝室が区切られたDXツイン、最大4名まで泊まれる和モダンの3タイプあります。ツインやDXツインはベッド、和モダンにはあらかじめ布団が敷かれてありますので、まずはごろんと疲れた体を休めるのもOK。ツインルームのみ、ひとり泊での利用も可能です。
洗面台とトイレが室内にあり、コンパクトながら使いやすくまとまっています。センスのよい作務衣や、バスタオルを入れられるカゴバッグもアメニティとして用意されていますので、温泉街の散策や湯めぐりの際に便利です。
館内には、湯畑源泉から引く男女別の内湯があるほか、シャワールームも完備。大浴場に抵抗がある海外からの宿泊者にも好評です。
写真:野水 綾乃
地図を見る草津温泉は夜まで賑やか。徒歩2分の湯畑周辺には遅くまで営業している飲食店がたくさんあります。特産のマイタケの天ぷらが美味しい蕎麦屋、地酒と旬の肴が美味しい居酒屋…etc。店選びに迷ったら、地元を知り尽くした「佳乃や」のコンシェルジュにおすすめを聞いてみて。外国人コンシェルジュが海外の宿泊客にも対応します。
江戸から明治時代にあった共同湯を再建した「御座之湯」は夜9時、無料で入れる共同浴場「白旗の湯」は夜11時まで入浴可能。夜遅くまで温泉めぐりができます。
また、湯もみショーで有名な「熱乃湯」では、夜8時から「草津 温泉らくご」を毎日開催。夕食の時間を気にせず、温泉地ならではのエンターテインメントが楽しめるのも、素泊まりの宿の利点ですね。
写真:野水 綾乃
地図を見る「佳乃や」は素泊まりが基本ですが、朝は軽めの朝食がロビーラウンジに用意されています。こちらもどんなに食べても無料! 軽めとはいえ、パン、卵、ソーセージ、サラダ、ヨーグルトなどのメニューが揃い、バイキング形式で楽しめます。朝7時〜9時までと、好きなタイミングで足を運べるのも自由でいいですね。
チェックアウト後は、「佳乃や」の姉妹館がある四万温泉にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。草津温泉は酸性度が強烈なため、長い湯治をすると肌が荒れてしまうこともあり、昔から「仕上げ湯」と呼ばれる優しい泉質の温泉で肌をととのえてから帰る習慣がありました。四万温泉はその代表的な「仕上げ湯」の温泉地なのです。「佳乃や」では姉妹館への転泊の相談も受けていますので、時間に余裕があればもう1泊して帰るのもおすすめです。
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(2024/11/9更新)
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