2008年に完成した美麗島駅。高雄市地下鉄(MRT)の東西を走るオレンジライン(橘線)と南北をつなぐレッドライン(紅線)が交差する乗り換え駅です。
四つの出入り口は、高雄のメインストリートである中山路と中正路が交差する場所に位置しています。有名な観光夜市である六合夜市からも徒歩でアクセス可能なので、六合夜市と合わせてお楽しみください!写真右側が駅入り口、左側が六合夜市です。
この美麗島という名前は、台湾の別称であるフォルモサ(Formosa/福爾摩沙)の意訳である「美麗島」からきています。又、1979年にこの地で反体制運動弾圧事件「美麗島事件」が起こったことからも、この駅名がつけられました。アメリカのトラベルサイトで2012年「世界で最も美しい地下鉄の駅」2位に、そして2014年アメリカの人気旅行雑誌CNNトラベルで、アジア一位に輝いた台湾でも有名な駅が「美麗島駅」なのです。
地上から地下鉄の駅の方へ階段を下りると、構内中央に「光之穹頂(光のドーム)」がみえてきます。光のドームは、2本の柱を支柱として、ドーム型に4500枚のステンドグラスが輝く場所。その美しさは、通る人が思わず足を止めてしまう程です。イタリアの著名なステンドグラスアートの芸術家ナルシサス・クアグリアータ(Narcissus Quagliata)が、4年半の歳月をかけて製作。全て手作業ではめ込まれています。
直径30メートル、面積660平方メートルという世界最大のステンドグラスアート。4500枚ものステンドグラスの向こう側から差し込む光の透過の美しさはもちろんのこと、2015年9月から始まったステンドグラス全体の色が幻想的に変わる光のショーは、インスピレーションをかきたてられる美しさです!
光のショーは一日3回、午前11時、午後3時と夜8時に行われています。週末の金曜日は夜7時、土日は午後5時と夜7時にも行われているので、時間をチェックして是非足を運んでみて下さい。
駅にある記念品販売所では、この「光之穹頂(光のドーム)」を主題とした記念品がいろいろ販売されています。ポストカードやコースターなど手軽なものもあるので、お土産にもおススメです。
二つの大きな柱を中心にドーム状に巡っているステンドグラスの意味については、別記事にまとめてありますので、リンクをご覧下さい。
皆さんも駅で楽しめる美しい光のショーを見にでかけませんか。
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(2023/12/8更新)
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