写真:Naoyuki 金井
地図を見る軽井沢から約20km北にあるのが『鬼押出し園』。
1783年8月5日、浅間山の大噴火により最大幅2km、長さ5.5km、広さ6.8平方mに渡り、流出した溶岩が冷えて固まってできた凝結地帯を“鬼押出し”と呼んでいます。これは浅間山の火口で鬼が暴れ、岩を押し出したという当時の印象に由来しています。
写真:Naoyuki 金井
地図を見るこの溶岩が造りだす光景が国の特別天然記念物《溶岩樹形》で、これらを見学できるように4つのコースを整備したのが鬼押出し園です。大噴火から233年が経過して現在は溶岩と高山性植物が植生し、5月中旬から7月くらいまで可憐な花と奇妙な溶岩の共演で私たちを楽しませてくれます。
写真:Naoyuki 金井
地図を見るそして園内にある《浅間山観音堂》は、東京上野の東叡山寛永寺の別院で当時犠牲になった方を供養していますので、是非、お参り下さい。
<基本情報>
住所:群馬県吾妻郡嬬恋村鎌原1053
電話番号:0279-86-4141
アクセス:
【車】
上信越自動車道碓氷軽井沢I.C.から中軽井沢、鬼押ハイウェー経由で30km(平常時45分)
【電車】
北陸新幹線(長野経由) 軽井沢駅からバスで約40分
写真:Naoyuki 金井
地図を見る鬼押出しから《鬼押しハイウェー》を南下して、しばし車窓の景色を楽しみましょう。
ハイウェーの途中の“峠の茶屋”で、《白糸ハイランドウェイ》に乗り継ぐと次の絶景ポイントの『白糸の滝』に到着です。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る“白糸の滝”とは、一般的に流れ落ちる水が、絹糸を垂らした様に見える落差に対して滝幅の方が広い滝のことを呼び、全国には同名の滝がいくつも存在します。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る軽井沢の白糸の滝は、高さ3m、幅70mの岩肌より数百条の地下水が落下し、正に白糸の如く壮麗な趣を醸し出しています。この滝の水は、浅間山に降った雨が6年掛かって地下浸透して湧き出たもので、水温は11.8度で冬にも枯れずに湧き出ています。
滝の左端で実際に水に触れられますので、6年前の水の感触を味わって下さい。
<基本情報>
住所:長野県北佐久郡軽井沢町〜白糸ハイランドウエイの途中
電話番号:0267-42-5538
アクセス:
【電車】
JR軽井沢駅⇒11.8km(車24分)
JR佐久平駅⇒29.2km(車45分)
【車】
上信越道軽井沢IC ⇒ 一般道23.2km(車38分)
上信越道佐久IC ⇒ 一般道26.7Km(車42分)
写真:Naoyuki 金井
地図を見る日本の最初のホテルは江戸時代1863年の“横浜クラブ”で、日本人が施工した最初のホテルは、清水建設の創始者清水喜助が明治元年に建てた“築地ホテル”です。その後、“横浜グランドホテル”や“日光金谷ホテル”、そして“帝国ホテル”など現存するホテルが相次いで建てられました。
写真:Naoyuki 金井
地図を見るこうしたホテルの歴史の中で、明治39年に日本で初めて設計から施工まで全て日本人によって造られたホテルが『三笠ホテル』で、《白糸ハイランドウェイ》の終点付近にあります。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る明治期としては外国人にも引けを取らないデザイン性と技術力、更に日本人気質の精緻さが随所に醸し出されています。
昭和45年の廃業後も木造純西洋式ホテルとしてはわが国唯一のものとして、国の重要文化財に指定され、軽井沢の自然に溶け込んだ優雅な佇まいを醸し出しているのです。
<基本情報>
住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢1339-342
電話番号:0267-42-7072
アクセス:長野新幹線軽井沢駅より旧軽井沢・白糸の滝方面へタクシー8分
提供元:663highland(Wikimedia Commons:CC-BY-SA-3.0-migrated)
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/1…地図を見る三笠ホテルから軽井沢駅に向かう途中にある、軽井沢の癒しスポットが『雲場池』。
地元では「おみずばた」と呼ばれ、かつては白鳥飛来地であったことから「スワンレイク」という愛称があります。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る細長いフォルムからデーランボーという巨人の足跡という伝説がありますが、ホテル鹿島ノ森の敷地内に湧く御膳水を源とする小川をせき止めて誕生した池です。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る池畔に一周30分ほどの遊歩道が廻らされるなど池の周囲は園地として整備されており、周辺に点在する外国人墓地や美術館、そしてカフェ等の施設とともに軽井沢の観光コースとなっています。春のサクラ、5月の新緑と菖蒲、7〜9月の水生植物、そして秋の紅葉が楽しめる絶好の散策スポットなのです。
<基本情報>
住所:長野県北佐久郡軽井沢町六本辻
電話番号:0267-45-8579
アクセス:
【車】
碓氷軽井沢ICから12km(約25分)
【電車】
JR北陸新幹線 軽井沢駅下車、タクシー利用
写真:Naoyuki 金井
地図を見るオシャレな避暑地軽井沢でショッピングを楽しむなら北陸新幹線軽井沢駅前の『軽井沢・プリンスショッピングプラザ』。
軽井沢は、カナダ人宣教師のアレクサンダー・クロフト・ショーが明治時代に避暑地として歴史を切り開いて以来、宣教師・知識人・文化人に人気を博し、日本三大外国人避暑地の1つに数えられるようになりました。
その軽井沢を日本人の避暑地として切り開いたのが、大正時代の堤康次郎による西武資本です。軽井沢の山林60万坪を3万6千円で買収し開発に参入したのが先鞭です。
その後、東急資本や後の星野リゾートの前身である星野温泉の星野嘉助などが、軽井沢のリゾート地としての基礎を築きました。
その西武の軽井沢・プリンスショッピングプラザは、ゴルフコースをそのまま残した“芝生の広場”があり、夕日と店舗の照明と芝生が織りなす、リゾート地軽井沢らしい景観の良いショッピングモールなのです。
<基本情報>
住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢
電話番号:0267-42-5211
アクセス:
【車】
上信越自動車道碓氷軽井沢I.C.から12.4km(平常時14分)
【電車】
北陸新幹線 軽井沢駅南口から徒歩3分。北陸新幹線 東京-軽井沢間が約60分
日本の誇るロマンチック街道はいかがでしたか。
街道全域では、まだまだ見所や絶景ポイントも多いですから、更に足を延ばしてみるのも良いでしょう。
大型連休や夏休みなど家族やカップルで訪れてみてください。
四季折々の絶景が見られるはずです!
2018年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2023/12/8更新)
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