世界で一つの手ぬぐい作り!郡上八幡「タカラギャラリーワークルーム」が楽しすぎ!

世界で一つの手ぬぐい作り!郡上八幡「タカラギャラリーワークルーム」が楽しすぎ!

更新日:2016/05/10 13:07

岐阜県郡上八幡の夏の風物詩といえば、7月中旬から9月上旬まで日本一長い期間開催される夏祭り「郡上おどり」。その必須アイテムである手ぬぐいを可愛くオシャレ、そして簡単に制作体験できるお店が、今回ご紹介する「タカラギャラリーワークルーム」です。郡上市発祥の地場産業「シルクスクリーン印刷」を使って、ほんの30分ほどで完成。観光のお土産として、更には作った手ぬぐいと一緒に郡上おどりへ参加すれば楽しさ倍増!

町屋がオシャレな「Takara Gallery workroom」に大変身!

町屋がオシャレな「Takara Gallery workroom」に大変身!
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オーナーである上村真帆さんと大輔さんがご結婚された2009年に、オンラインショップ「Takara Gallery(タカラギャラリー)」が誕生。デザインの大学で出会って共に学び、10年もの愛を育んでご結婚されたお二人が、国内外のデザイナーやアーティストの生み出した「作品=タカラモノ」を、シルクスクリーン印刷を使いTシャツや手ぬぐいなどの素敵な製品にして販売してきました。

さらには、郡上市発祥で古くから地域に根づいてきた産業「シルクスクリーン印刷」を、新しい目線でたくさんの人に知ってもらいたい!という思いから、Takara Galleryの作業室=workroomとして、2012年に実店舗をオープン。それが、今回ご紹介する「Takara Gallery workroom(タカラギャラリーワークルーム)」 です。

総合観光案内所である郡上八幡旧庁舎記念館の裏手にある「いがわこみち」をのんびりと散策していくと、ミントグリーンの店頭幕が町家をさわやかに飾る趣ある佇まいのお店に到着。

お店に一歩足を踏み入れると、やわらかな雰囲気の町家と調和する、カラフルでかわいらしい店内。これからはじまる楽しそうな体験にきっとワクワクするはず!

郡上市発祥のシルクスクリーン印刷って?

郡上市発祥のシルクスクリーン印刷って?

提供元:Takara Gallery workroom

http://www.takara-garo.com/地図を見る

「シルクスクリーン印刷」は、かつてはシルク、現在ではポリエステルなどの繊維でつくられた、スクリーン版をつかった郡上市発祥の孔版印刷の技法。写真のように、版にデザインされた部分のみ穴(孔)があいていて、インクをスキージとよばれるゴムヘラで透過させ、対象物にデザインを印刷する仕組み。今ではTシャツ、ポスター、CDなど、私たちの身の回り品で多数活用されているんですよ。

小さなお子様のいるご家族から、女子旅、カップル、親子3代、もちろん男子旅も!と、あらゆる人が気軽に楽しく体験ができるのが魅力。地場産業のシルクスクリーン印刷を使い、郡上おどりの必須アイテム「手ぬぐい」を現地で作ることができるのは、ココだけなんです!

あなたは直感派?じっくり考える派?

あなたは直感派?じっくり考える派?
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制作体験時間はおよそ30分で、手ぬぐいの柄を選び、配置を考えるのに10分、実際の制作にかかる時間が20分。手ぬぐいの色は、白・黄・桃・青の4色。更に、印刷する柄は約30種類、色は約20種類も。そう、そうなんです、組み合わせが無限大で思いっきり悩んでしまうんです(笑)。でも、コレが悩ましくも面白い時間!

郡上の町並みや、郡上おどり柄、幾何学模様、和柄など、壁に柄見本が飾ってあるので、その中から選びます。柄を選んだら、どの色を使い、配置はどうするか考えましょう。手ぬぐいの色ごとに、郡上八幡を走る長良川鉄道の鉄道をモチーフにした色見本があるので、この色とこの色を組み合わせたら・・・なんて、楽しく想像してみてくださいね。

実物の見本や、お土産用の品もあるので、そこからインスピレーションをうけるのもいいかも!配色など迷ったら、お店の方に相談すれば、丁寧に相談にのってもらえますよ。

ドッキドキの楽しい手ぬぐい作り体験!

ドッキドキの楽しい手ぬぐい作り体験!

提供元:カカミ ユカ

http://guide.travel.co.jp/navigtr/97/地図を見る

基本的には、1つの柄で一般的なサイズである90cmの手ぬぐいを作ろうとすると、手ぬぐいを横において、縦に6列同じ柄を印刷するイメージ。版の奥にインクをおき、インクとともにスキージを斜め45度位に傾けながら、奥から手前によせるようにスーっと版をなぞります。

手前まできたら、スキージを版から離し、軽くトンと余分なインクを落とし、それをもう1回繰り返すことで1列が完成。ポイントは、スキージの角度は斜め45度。インクがにじまず、かすれないようにするのにちょうど良い角度だそう。

お店の方が版を横に移動すると同時に、版の下から浮かびあがる鮮やかなデザインに、「かわいい〜」「すご〜い」と思わず感動してしまうはず!

この写真のように2つの柄を交互に配置する場合は、赤い踊り下駄を最初に印刷してドライヤーで乾かし、インクが乾いた後に、青い川を印刷していく手順。選んだ柄によって手順が異なりますが、お店の方がしっかりサポート。皆さんは、楽しむだけです。

オンリーワンのオリジナル手ぬぐいが完成!

オンリーワンのオリジナル手ぬぐいが完成!
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ひらがなとアルファベットのらっかん風の文字も用意。好きな場所に印刷すれば、さらに特別感たっぷりのオンリーワンの手ぬぐいが完成!

春、初夏(梅雨)、夏、秋、冬と年5回、上村さん夫妻やスタッフの皆さんが季節毎にデザインを考案。人気度の高い踊り下駄などの定番柄は通年ある場合もありますが、同じ季節・モノだとしても、毎年デザインを一新しているそう。出会った柄は、まさに一期一会。

また、春、初夏(梅雨)、夏、秋、冬の5つすべての季節で制作体験した方には、もれなく「使い放題の似顔絵版」をプレゼントしてくださるんですって。なんと、ご自身の顔が版になって、手ぬぐいに印刷が可能!何年かけても、ご家族皆さんなどで協力してもOKだそう。ぜひ、5枚の手ぬぐいを完成させ、更にオリジナリティあふれる手ぬぐいを作ってみたいですね。

「タカラモノ」をみつけに訪れてみて

郡上おどり用に100cmの手ぬぐいも用意。他にもトートバックへの印刷体験も可能です。店内には国内外のアーティストの手ぬぐいや雑貨など多数販売されているので、大切な方へのお土産にも最適。

ぜひ、あなたも楽しい手ぬぐい作り体験をしてみませんか?上村さん夫妻、スタッフの方々、そしてかっこいい看板犬のワトソン君が笑顔で迎えてくれます。こちらで素敵なひと時を過ごせば、あなたにとって、とっておきの「タカラモノ」がみつかることでしょう。

※体験の予約方法、詳しいお店の内容については、下記MEMO欄にある「Takara Gallery workroom」のHPをご覧下さい。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/04/11 訪問

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