デンマーク・オーデンセ郊外の「フュン野外博物館」で垣間見る農村生活

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デンマーク・オーデンセ郊外の「フュン野外博物館」で垣間見る農村生活

デンマーク・オーデンセ郊外の「フュン野外博物館」で垣間見る農村生活

更新日:2016/04/22 14:18

Hiroko Ojiのプロフィール写真 Hiroko Oji ヨーロッパ一人旅愛好家

北欧諸国の中で最も南にあるデンマークは、ヨーロッパ大陸と陸続きのユトランド半島とたくさんの島々からなる国です。その島の中で最大のフュン島のほぼ中央に位置するのが、童話王アンデルセンに縁のある町「オーデンセ」。

このオーデンセの町の南西郊外に、広大な敷地の中、まるで一つの村のような、フュン島の農民文化をそっくり伝える博物館が人気を集めています。今回はこの博物館「フュン野外博物館」をご紹介します。

オーデンセ川沿いのムンケ・モーセ公園

オーデンセ川沿いのムンケ・モーセ公園

写真:Hiroko Oji

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デンマーク最大の島フュン島のほぼ中央に位置するオーデンセ(Odense)は、デンマーク王国第三の都市。ハンス・クリスチャン・アンデルセン(Hans Christian Andersen)が生まれ育った町として知られており、町の中心地・市庁舎前広場には、彼の座っている像が町を見守るように設置されています。

また市内には、彼の子ども時代を過ごした家をはじめアンデルセン博物館、アンデルセン公園といった、アンデルセンゆかりの見所の他に、16世紀の古い建物を利用した博物館「ミュンターゴーデン」、ゴシック様式の聖クヌート教会、オーデンセ出身の音楽家カール・ニールセン博物館、鉄道博物館、可愛い色合いの木造家屋が建ち並ぶ旧市街など、見所がたくさん詰まっています。

この町の南側を流れるオーデンセ川沿いにあるのが、ムンケ・モーセ公園です。緑の木々とお花に溢れ、噴水もあって心癒される空間となっており、この一角からフュン野外博物館へ行くリバークルーズ船が出ています。

オーデンセ川を遡るリバークルーズ船

オーデンセ川を遡るリバークルーズ船

写真:Hiroko Oji

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フュン野外博物館へは、鉄道駅隣接の市バスターミナルからバスに乗って行くこともできるのですが、今回ご紹介するのは、とっても長閑な川沿いの風景を眺めながら川をさかのぼるリバークルーズ。そのクルーズ船がオーデンセ・オーフォートと言って、ムンケ・モーセ公園から出ています。

チケット売り場は河畔にありますが、オーデンセ・シティ・パスを持っておれば乗船できます。緑に囲まれ、のんびりした河畔の風景を楽しみながらの船旅は、途中オーデンセ動物園に近い船着き場を経由して、終点の野外博物館の船着き場まで約35分です。船着き場から野外博物館までは、森林公園の中を20分ほど歩きますが、とてもいいお散歩コースになっています。

フュン野外博物館はまるで農村そのもの!

フュン野外博物館はまるで農村そのもの!

写真:Hiroko Oji

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フュン野外博物館の入り口は近代的なガラス張りの建物ですが、奥に続く広大な敷地内には、昔ながらの農村そのものと言った風景が広がっています。

茅葺きの農家をはじめ、漆喰と石を組み合わせた壁の農家、木枠組みが美しい農家、屋根全体に草が生い茂る農家など様々な農家を見ることができます。中庭には古い井戸や農具が今も使われているかのように置かれ、薪が積み上げられていたり、お喋りに花を咲かせていたであろうベンチが外壁際に置かれていたり・・・。裏庭には豊かな実りの野菜や色とりどりのお花がたくさん栽培されていて、見ているだけで心が満たされる風景です。

敷地内には農家だけでなく、荘園領主の屋敷や水車小屋、大きな羽の風車小屋、鍛冶屋、旅籠、煉瓦工場など、フュン島を代表する建物が点在しています。

農家内に再現される実際の生活の様子

農家内に再現される実際の生活の様子

写真:Hiroko Oji

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各農家内では、それぞれの農民たちが今も生活しているかのように再現されていて、一軒一軒覗いてみるのが楽しくなってきます。

人の代わりに人形が置かれ、今も作業中の靴職人や鍛冶屋さんをはじめ、孫たちに絵本の読み聞かせをしているおばあさん、台所で食事の用意をしている女性・・・と、とても分かりやすく再現されています。

敷地内は2頭立ての馬車で

敷地内は2頭立ての馬車で

写真:Hiroko Oji

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家屋と家屋の間も結構離れており、広大な敷地内を歩いて回るだけでも、かなりな歩行距離となりますので、時間はたっぷりかけて回るとよいでしょう。もしも、歩くのが大変だという方は、写真のような馬車が敷地内を周ってくれますので、どうぞご利用くださいね。

帰りは、同じコースを辿ってもよいですが、ほぼ1時間毎にある路線バスでオーデンセ中心地に向かうと、郊外の味わいある町並みも見られてよいでしょう。

オーデンセ観光の強い味方「オーデンセ・シティ・パス」

ご紹介したフュン野外博物館やオーデンセ・オーフォートには「オーデンセ・シティ・パス」という優れものが利用できます。このパスで、市内の博物館や美術館が無料となり、路線バスにも有効ですので、是非ご利用くださいね。鉄道駅や観光案内所、主要ホテルで購入が可能です。詳しくはMEMOにリンクしておきますので参考になさってください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2006/07/30 訪問

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