写真:渡部 洋一
地図を見る古都鎌倉にひっそりと建つ「安養院」。尼将軍・北条政子が夫・源頼朝の菩提を弔うために建立した「長楽寺」がその起源とされる名刹です。
「安養院」とは、北条政子の法名。北条政子の墓と伝わる「宝篋印塔」があることでも知られています。
そんな安養院を訪れるのに特におすすめなのが“春”、華麗な“つつじ”の咲き乱れる季節です。花の最盛期には記念撮影にカメラを構える訪問客が後を断たず、「つつじの名所」として大いに賑わいます。
写真は、安養院山門前を彩る見事な「オオムラサキツツジ」。圧倒的なボリューム感で咲き誇るその姿は、「鎌倉一のつつじの名所」と呼ぶに相応しい風格を漂わせ、見る者の目を奪います。
写真:渡部 洋一
地図を見る鎌倉が誇る“つつじ寺”、安養院。この寺院に咲くのは、「オオムラサキツツジ」と呼ばれる品種です。多種多様の“つつじ”の中でも、特に大きな花をつけることで知られており、一般に「つつじ」と言えばこの「オオムラサキツツジ」を指すことがほとんでです。
その名の通り、赤紫色が強烈なほどに鮮やかな「オオムラサキツツジ」の大輪の花は、鎌倉の名刹を飾るに相応しい存在感を放ち、古都の春に咲き誇ります。
写真:渡部 洋一
地図を見る美しすぎるつつじの花に圧倒されながら山門をくぐると、境内で迎えてくれるのもまた、“つつじ”です。
目にも鮮やかな「オオムラサキツツジ」が、北条政子ゆかりの寺院・安養院の境内を華麗に彩ります。その美しき景観は、春の鎌倉を訪れたのなら是非とも抑えておきたいところ。名刹の厳かな空気の中で“つつじ”の花を愛でる時間は、古都鎌倉ならではの春の1ページとなるはずです。
写真:渡部 洋一
地図を見る写真は、安養院の本堂。その内部に本尊「阿弥陀如来坐像」を安置する格調高き建築も、春には鮮やかな“つつじ”に飾られます。
本堂の屋根部分には、寺社建築によく見られる精緻な彫刻があしらわれています。“彫刻”と“つつじ”を一つの構図に収めれば、「春の鎌倉らしい」コラボ写真を撮影することも可能です。
また、本堂側面の窓ガラスに見られる、鮮やかな“つつじの映り込み”も見逃せません。
写真:渡部 洋一
地図を見る安養院境内にある、「宝篋印塔(ほうきょういんとう)」。徳治3年(1308年)の銘があり、鎌倉に現存する最古の塔として国の重要文化財に指定されています。また、隣には「北条政子の墓」と伝えられる宝篋印塔も立ち、そちらも必見です。
歴史的価値の高い貴重な「宝篋印塔」も、春には華麗な“つつじ”に包まれます。悠久の歴史と鮮やかな春色の見事な調和は、花の名所も多い古都鎌倉の大きな魅力の一つです。
いかがでしたか?
北条政子ゆかりの名刹であり、“鎌倉一のつつじの名所”としても知られる、春の「安養院」の見所をご紹介しました。
鎌倉・安養院の“つつじ”の見頃は、関東の他所のつつじと比べて遅く、例年5月に入ってからが最盛期となります。故に、他のつつじの名所の見頃を逃してしまった人にも最適です。
春色に染まる安養院に、足を運んでみませんか?
そこでは、悠久の歴史の中に咲く優美な“つつじ”の花が色鮮やかに咲き誇り、あなたを待っています。
鎌倉・安養院へのアクセス、拝観料、拝観時間等の情報は、記事下部にある「MEMO」よりご覧いただけます。
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(2024/10/12更新)
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