写真:大宮 つる
地図を見る必見スポット1は、JR大宮駅西口から「鉄道博物館(てっぱく)」に向かって歩いていく途中、大栄橋手前にある“新幹線の高架下”です。ここは東北・上越(北陸)新幹線の高架下ではあるのですが、「JR東日本大宮総合車両センター」の敷地でもあります。
写真:大宮 つる
地図を見る高架下からのぞいてみると、車両のメンテナンスなど作業をしている様子がうかがえます。
【行き方】
大宮駅西口から鉄道博物館方面に歩いていくと、大栄橋(西)信号。正面に「ジェクサー・フィットネスクラブ大宮」があります。その信号を渡ってから右に歩いて行くと、新幹線の高架→大栄橋があります。
写真:大宮 つる
地図を見る必見スポット2は、二つあるのですが、まず一つ目。大栄橋上から眺めることができる、東北本線(宇都宮線)、高崎線、東武野田線です。ひっきりなしに電車が走りますので、飽きることなく眺められることでしょう!
大栄橋上には白い金網が貼られていますが、穴のスキマにカメラのレンズを接近させれば、このように写真撮影も可能です。
写真:大宮 つる
地図を見る二つ目は、場所的に前後してしまうのですが、大栄橋に向かう手前にある「JACK大宮」というビルの横脇を走るニューシャトル。大きなビルの横をゆっくり走り出すニューシャトルの様子を撮影することができます。
写真:大宮 つる
地図を見る「ジェクサー・フィットネスクラブ大宮」の横を通り過ぎ、しばらくすると目に入ってくるのが、塀に書かれた“RAILWAY GARDEN PROMENADE”という文字。
写真:大宮 つる
地図を見る塀の中は「JR東日本大宮総合車両センター」です。JR東日本管内でも最大級の鉄道工場といわれており、ここでは鉄道車両のメンテナンスや新造・改造が行われています。
もちろん一般人は立ち入ることができない場所なのですが、 なんと塀の一部が透明板となっています。ここからセンター内をのぞけちゃいますよ。タイミングが良ければ、作業中の風景を見られるかも。
写真:大宮 つる
地図を見るJR東日本大宮総合車両センターをのぞいた後は、車両センターの塀沿いに、“列車のマメ知識”などが記載された掲示物が何枚も貼られているので、眺めながらのんびり歩いていくことにしましょう。
写真:大宮 つる
地図を見る鉄道博物館に向かう道すがら、中ほどにあるのが、D51形式蒸気機関車。通称“デゴイチ”です。D51形式蒸気機関車は1936年に誕生し、太平洋戦争期間中に大量生産され、計1,115両製造されました。
こちらに展示されている「D51187号」は、大宮総合車両センターの前身・鉄道省大宮工場で製造されたもの。大宮工場では31両製造されたそうですが、展示されている蒸気機関車は、記念すべき第1両目です(※準鉄道記念物指定)。
写真:大宮 つる
地図を見るデゴイチを観賞し終えたら、また少し歩いて行くとあるのが、「国鉄EF15形電気機関車」、「国鉄EF58形電気機関車」の運転台。東北本線や上越線で活躍した機関車です。こちらも歴史が感じられるものとなっていますので、見逃さないようにしてくださいね!
写真:大宮 つる
地図を見るJR大宮駅西口から鉄道博物館まで約2.3キロの距離。大人の足で歩いて30分程度ですが、上記でご紹介したスポットを見たり、大宮総合車両センターの塀に掲示されている“列車のマメ知識”などを見ていたりすると、あっという間についてしまいます。
鉄道博物館に到着し、いよいよ入場!……の前にぜひ見ていただきたいのが、入場口前の“床面”と“天井”です。
まずは、床面。東北・山形・秋田新幹線の各開業当時・延伸時の時刻表が描かれています。
その真上の天井は、“新幹線のダイヤグラム”をイメージした、赤・青・緑の装飾がされています。入場前から、ワクワクの期待感が高まることでしょう!
JR大宮駅西口から鉄道博物館までの、魅力的な鉄道スポットを5つご紹介しましたが、いかがでしたか? 鉄道博物館を120%楽しむためにも、あわせて訪れてみてくださいね。
本文中ではご紹介できませんでしたが、大宮駅構内には「GENERAL STORE RAILYARD」というお店もでき、オリジナルの鉄道グッズを買うこともできます。珍しい鉄道グッズがありますので、こちらも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
なお、電車でお越しの場合、行きか帰りを徒歩にし、どちらかはニューシャトルに乗車するというようにすると、上記のスポットをスムーズに見学することができます(※筆者のおすすめは、“行きを徒歩にする”です)。
車でお越しの場合、専用駐車場(普通車291台)ありますが、駐車料金は1日500円です。
土日祝日は満車になっている可能性が高いため、大宮駅西口近くにある「市営桜木駐車場」を利用してみてはいかがでしょうか(普通車663台、30分につき150円)。
そうすれば、上記スポットも見学できますよ!
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(2024/10/15更新)
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