更新日:2019/04/23 11:25
写真:Happy ブンブン
地図を見る立派な門をくぐり、手入れされた庭を通って行くと赤い絨毯が敷きつめられた玄関に女将と本物と見間違うような金目鯛のオブジェが出迎えてくれます。美人女将に案内され、広いラウンジでお着きのお茶をいただきながらチェックイン。旅館では珍しく部屋で飲むコーヒー豆の種類をここで選べれるうれしいサービスもあります。ラウンジには旅の本を中心に本が置かれていて部屋に持ち込むことも出来ます。
ラウンジの近くの部屋には貸出用のDVDやCDもあり、部屋で楽しむ事が出来ます。CDは試聴する機械もあるので、聴いてみてお気に入りを探すことも出来ると思います。
写真:Happy ブンブン
地図を見る通路やダイニングの個室には色々なオブジェがあり、思わず微笑んでしまう物もあります。その中でも思わず立ち止まり見入ってしまうのがメタルフィッシュというスズ鋳物による魚クラフト。 本物の魚に金属をコーティングして作られ、七宝焼きのような光沢を放つ素晴らしいオブジェです。玄関で出迎えてくれる金目鯛もメタルフィッシュです。
写真の作品はカニはアオデガニ(タイワンガザミ)というカニで、向き合って対峙しているのはゴズ(ハゼ)です。 玄関の金目鯛とともに2011年8月京都市美術館での公募展で最優秀新人賞を取った作品です。 一見の価値ありの芸術です。是非、本物をご覧になって下さい。
写真:Happy ブンブン
地図を見る基本的な間取りは和室+広縁+寝室に露天風呂(源泉かけ流し・天然温泉)になっていていますが、6室それぞれ違った趣があります。写真は2階の角部屋の「春しおん」という部屋で露天風呂や窓からは伊豆大島を見る事が出来ます。広縁はこれでもかという位に磨かれピカピカに光っています。左奥が源泉かけ流しの露天風呂。源泉の温度は50度で加水など一切していません。自分で源泉の量を調節して湯温を変えられるので、好きな湯加減で入浴できます。寝室は洋間でゆったりとしたキングサイズのダブルベッドです。
他にも和室にソファーがある部屋やツインベッドの部屋、露天風呂が岩風呂の部屋などそれぞれの部屋に特徴があり、どの部屋も快適に過ごせることでしょう。
写真:Happy ブンブン
地図を見る伊豆のうみは料理の宿として有名ですが、この貸切風呂も負けていません。到着順の予約制になっているのでチェックインの時に予約してください。檜の内風呂もあり、こちらは少しぬるめの温度に調節されています。写真の露天風呂は長さが何と7メートルもあり、他にはお目にかかれない貸切の露天風呂だと思います。露天に浸かれば目の前は伊豆の大自然。木の枝には鳥だけではなく、リスなどの小動物も遊びに来ることもあります。まさに自然と一体になった感覚です。
泉質はアルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・温泉)。PHは8.7と高く、肌触りはツルツルのまさに「美人の湯」と言える温泉です。また神経痛、筋肉痛にも良く疲労回復も期待できます。
写真:Happy ブンブン
地図を見る料理の宿「伊豆のうみ」の食事は国内最大級の調理師会である関西調理師大京会の会長浜田貞夫氏がプロデュースする絶品料理を味わう事が出来ます。浜田氏はあの料理の鉄人で有名な道場六三郎の弟子でもあります。
伊豆の食材を大切に魚は毎朝、富戸港に水揚げされたばかりの魚を選んで買い付け、朝獲れの新鮮地魚の料理の数々提供します。また野菜も農家が丹精込めて作った有機野菜を使っています。ひとつひとつにいたるまで選び抜かれた食材で仕上げた会席料理は絶品です。
(写真はすべて地元の食材を使った名物料理の金目鯛しゃぶしゃぶ)
伊豆高原はカピバラで有名な伊豆シャボテン公園などのテーマパークがたくさんあるばかりでなく、大室山や城ヶア海岸などの自然も豊かな観光地です。「伊豆のうみ」はこの伊豆高原の南端にあり、熱川などの東伊豆へのアクセスも良い場所にあります。
静かな寛ぎと絶品の料理、そして露天に浸かり小鳥がさえずる森を眺めていれば、あなたもきっと伊豆の自然と一体になっていくでしょう。
この記事を書いたナビゲーター
Happy ブンブン
夫婦で中部地方の温泉宿を中心に年間40泊前後しています。団体客は取らず個人客を大切にしている落ち着ける旅館が得意です。旅館に求める物はお酒が美味しく飲める料理と客が気を使わないで済む自然な接客。あまり…
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