これはうまっ!本州最南端で育った“大卒マグロ”をご賞味あれ!【潮岬観光タワー】

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これはうまっ!本州最南端で育った“大卒マグロ”をご賞味あれ!【潮岬観光タワー】

これはうまっ!本州最南端で育った“大卒マグロ”をご賞味あれ!【潮岬観光タワー】

更新日:2013/09/02 11:48

沢木 慎太郎のプロフィール写真 沢木 慎太郎 放送局ディレクター、紀行小説家

本州・最南端の町、和歌山県の串本。この地で“大学卒”のマグロがあることをご存知ですか? 近畿大学が手塩にかけて育てた養殖のクロマグロのことで、その名も『近大マグロ』。口の中にトロの旨みが広がり、思わず「うまいっ!」と叫んでしまうこと間違いなし!このマグロは太平洋が一望できる潮岬観光タワーのレストランでいただくことができます。安くて旨い海鮮料理、南紀を訪れるときはぜひ味わってみてください!

うまいマグロ料理を求めて 本州・最南端の町に到着!

うまいマグロ料理を求めて 本州・最南端の町に到着!

写真:沢木 慎太郎

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大阪からJRの特急「くろしお号」で3時間。和歌山県串本町は本州最南端の町として知られています。

黒潮の恩恵を受ける串本は、太平洋で獲れたマグロ料理をいただける場所として有名。どこかにおいしい店はないものかと串本駅前にある観光案内所で尋ねたところ、「もし潮岬に行かれるのでしたら、すぐ近くにある潮岬観光タワーに、近大マグロがあって人気がありますよ」とのこと。

あまり聞きなれない“近大マグロ”。近大というのは、関西で有名な近畿大学のことですが、大阪にある近大がなぜ和歌山の最南端に出てくるのか。

「近畿大学の水産研究所がこの地にあって、養殖場から直送された獲れたてのマグロを食べることができるのです」と案内所の方。これはおもしろそう。

“全身トロ”とも称される近大マグロ 味は格別!

“全身トロ”とも称される近大マグロ 味は格別!

写真:沢木 慎太郎

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潮岬観光タワーのレストランで、最初に注文したのが写真の『近大本まぐろ丼』。いかがですか、この輝かしい色つや。新鮮さと旨みが伝わってきませんか?

マグロをいただくとトロの旨みが口の中にぱあっと広がり、「うまっ!」と絶叫。とろけるような食感はまさしく、脂ののったトロ。「魚は天然もの」という思いがありましたが、見直してしまいました。実においしい!

このうまさが養殖なんて、信じられません。クロマグロは、生きたエサしか食べないとされていましたが、近大ではクロマグロ用の配合飼料を開発し、研究を重ねて2002年に世界で初めて完全養殖に成功。その陰には多くの苦難が。

マグロの稚魚は皮膚が弱く、刺激に敏感でわずかな光でも驚いて水槽の壁に衝突して死んでしまうこともあるのです。
しかし、幾多の困難を乗り越えて無事に成長し、近畿大学の水産養殖過程を優秀な成績で卒業したクロマグロは、食通をうならせるほどのおいしさ。“全身トロ”と称されるのも、うなずけます。

潮岬観光タワーでいただく名物の『近大本まぐろ丼』のお値段1500円。最初は少々高く感じましたが、旨いトロを5切れ食べて、にゅうめんもついているのでお得だと思いました。

絶妙な味のバランスが楽しめる『キハダマグロと鯛の握り』

絶妙な味のバランスが楽しめる『キハダマグロと鯛の握り』

写真:沢木 慎太郎

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この他にも黒潮の恵みを受ける本州最南端の町は、海の幸がいっぱい。グルメファンにはたまらない料理や食材、名物があります。

次に注文した料理が『キハダマグロと鯛の握り』。こちらのマグロは天然もの。潮岬付近の天然マグロは、キハダマグロとメバチマグロが主役です。

深い赤みが特徴的なのがメバチマグロで、写真のように淡く美しいピンク色の赤みがキハダマグロ。こちらも生まぐろでなければ味わえない旨味が口に広がり、上品な味わいがあります。

近大マグロに続いて、天然のキハダマグロを堪能。「マグロは、一匹一匹、身質や味が違うものだな」というのが感想です。旬の時期や漁場だけでなく、同じ種類のマグロでも大きさや魚の状態によって味が違います。

近大マグロや天然マグロを比べたり、食感の違いを楽しんだりするのもいいですね。

一方、鯛は脂質が少なく淡泊で、さっぱりとした味わい。鯛特有の香りと旨みがあり、脂ののったキハダマグロとの味のバランスが絶妙。これで1200円というのは安いと思います。

ボリュームたっぷり! タワーのようにそびえる『メガまぐろ天丼』

ボリュームたっぷり! タワーのようにそびえる『メガまぐろ天丼』

写真:沢木 慎太郎

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続いて注文したのが『メガまぐろ天丼』。写真のようにタワーのようにそびえる見事なマグロの天ぷら。一つ食べても十分なのに、これが3つも。串本ならではの地元名物メニューです。

衣がサクサクとしていて、肉厚のマグロがぎっしり詰まり、食べごたえがあります。生で食べることが多いマグロですが、天ぷらで揚げても魚の風味を壊すことなく、まぐろの旨みを味わえることに感激。

天ぷらにしたマグロはあっさりとした風味で、衣に天つゆがしみ込み、ごはんが進みます。潮岬は釣りの名所でもありますが、このメガまぐろ天丼は疲れた体を癒すほどのボリュームがあるため、釣り人に人気のメニュー。

この丼には関西風味のさっぱり味のうどんがついていますが、メガまぐろ天丼だけで十分にお腹いっぱいになります。お値段は800円。ボリューム感たっぷりのマグロ天ぷら。二人で分けあって食べるのもいいと思います。

広い太平洋と、まぁ〜るい地球を感じられる潮岬観光タワー

広い太平洋と、まぁ〜るい地球を感じられる潮岬観光タワー

写真:沢木 慎太郎

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『近大本まぐろ丼』などが食べられるのは潮岬観光タワーのレストランで、潮岬灯台の近く。七階建ての円形ビルで、屋上が展望台になっており、地上100メートルの高さにある展望台からは黒潮が流れる太平洋の大パノラマを楽しむことができます。

水平線を見ていると、ゆるくカーブしているのがわかります。“地球は丸い!”と実感できるスポット。青々と広がる海の眺めは最高です。

太平洋に突き出た潮岬は、本州最南端の地。太平洋を一望できるオーシャンビューのレストランでは『近大本まぐろ丼』のほかに、『近大本まぐろネギトロ丼』『くじら焼肉丼』『紀州梅鶏の親子丼』『マグロバーガー』といったオリジナルのメニューがあります。

値段も手ごろで、地元ならではの料理を楽しむことができます。潮岬に立ち寄りの際にはぜひ訪ねてみてはいかがでしょうか?

■潮岬観光タワー
■住所:和歌山県東牟婁郡串本町潮岬2706-26
■電話:0735-62-0810
■営業期間: 8:30〜16:30(12月〜2月は8:30〜16:00)
■無休
■展望台料金:大人300円

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掲載内容は執筆時点のものです。 2013/08/10 訪問

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