八王子でひそかに食べつがれてきたソウルフード「パンカツ」。その歴史は戦後の食糧難の頃までさかのぼります。豚肉の入手が困難で「とんかつ」を子ども達に食べさせることができなかったため、食パンに水で溶いた小麦粉とパン粉をつけて鉄板で焼き、ウスターソースをかけて仕上げたものを「とんかつ」の代わりに見立てたのが始まりといわれています 。日本パンカツ協会によると、B級と呼ぶほどメジャーではないことや、パンに衣をつけて焼くだけなので、B級に満たないC級グルメと呼ぶことにしたのだとか。
パンカツを提供するお店は市内でも数店舗。そのうちのひとつ「お好み焼き夕やけ」で「パンカツ」は50年間提供され続け、今でも人気のメニューになっています。もっちりとした食パンとカリッとしたパン粉の触感が絶妙ですよ。お好み焼きも美味しいですが、八王子に来たら「パンカツ」をぜひ食べてみてはいかがでしょうか?
八王子のお菓子といえば「都まんじゅう」といわれるほど八王子で人気のお菓子です。形はミニサイズの大判焼きといった感じ。白あんをカステラ生地で包んだ素朴な味は、甘すぎないので食べやすく、どことなく懐かしい味わいです。「つるや製菓」には都まんじゅうを求める人でいつも行列ができています。1個35円とお手軽価格なのも人気の理由。テイクアウトなら10個から購入できますよ!
八王子のB級グルメといえば、醤油ベースのスープに刻み玉ねぎのトッピングが印象的な「八王子ラーメン」。触感を損なうことなく、玉ねぎの甘みを上手に引き出したスープが絶品です!
JR八王子駅から徒歩5分ほどの距離にある「びんびん」は、秘伝の自家製醤油を使ったスープが美味しい、正統派の八王子ラーメンを提供するお店。玉ねぎ好きの人には「たまねぎラーメン」がオススメです。優しい味のスープに玉ねぎの甘さが引き立ちます。
東京都は平成27年から地域資源を活用するためのアイディアを募集し、旅行者誘致につなげることを目的とする「地域資源発掘型実証プログラム事業」を実施してきました。八王子でも、「八王子ナポリタン」を地域の特産品であるとし、地域活性化につながる活動が徐々に拡大しています。八王子ナポリタンの特徴は、たっぷりの刻み玉ねぎをのせること、そして、八王子の食材を使用するということにこだわって作られているんですよ!
そんな八王子ナポリタンを世に広める役割を果たしているのが「八王子ナポリタンクラブはちナポ」です。そして、イタリアンシェフでもある「はちナポ」の会長、中島健壱さんとパン屋「ポンパドウル八王子店」がコラボして「パンdeカルボナーラ」いうパンができました。濃厚なカルボナーラソースがフランスパンとマッチして文句なしの美味しさです!トースターで少し温めるとさらに美味しいですよ!
同じく「ポンパドウル八王子店」で発売されている「ほうれん草とチェダーチーズ」は、八王子を拠点に“地産地消”を推進し、こだわりを持った野菜作りを実施する「株式会社FIO(フィオ)」で作られたほうれん草が使用されています。ぜひ食べてみてくださいね。
八王子ならではの“ご当地グルメ”をご紹介しましたが、いかがでしたか?どれもこだわりがあり、個性的なのが特徴です。八王子を訪れたら、ぜひ、食べてみてはいかがでしょうか。
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