せっかくの京都旅行ですから、出来るだけたくさん見たい、食べたい、買いたいというのが人情というもの。それには交通の便に優れた宿泊施設をしっかり押えておくことが欠かせません。そこでぜひおススメしたいのがこちらの「京都ガーデンパレス」です。
こちらは京都の真の中心地と言える京都御苑の西側にあり、御苑の外郭九門のうちの一つで、元治元年の「蛤御門の変」でも知られる、正式名称を「新在家御門」という名高い門の正面に位置しています。
京都御苑と「京都ガーデンパレス」に挟まれた大通りは「烏丸通り」と云い、京都駅の真正面から伸びている京都の中心を縦に貫く道路であり、その下には南北に地下鉄が通っているので、最寄りの「丸太町駅」や「今出川駅」などからのアクセス徒歩数分で便利です。
そんな立地条件ですから京都市内なら東西南北のどこへ行くにも無駄が無く、限られた時間を有効に使うことが出来るのです。
特に早起きの方には朝食前の御苑散策がおススメで、観光客がほとんどいない広大なエリアを思うままに味わうことが出来るため、静かな京都本来の雰囲気を十分に味わうことが出来ますよ。
高級と言われるホテルにありがちな、これ見よがしの虚飾はこのホテルには皆無です。控え目な中にも上品な和のセンスを光らせているところに、京都らしいおもてなしの心が表現されています。
エントランスからロビーに入ると、そちらこちらにさりげなく雅を感じさせる演出がなされている事に気づくことでしょう。適所に配置された華美に過ぎない立花や、吹き抜け上部のすりガラスに描かれた模様などのさりげない演出も楽しめます。
ホテルの基本的な精神は、それぞれの客室に最もよく表されなければなりません。ここ京都ガーデンパレスでは一貫して簡素な和のこころをもってお客様へのおもてなしと心得ています。
必要にして十分な調度品はややもすると殺風景になりがちですが、こちらの部屋はその配色の絶妙さによって、静寂と安らぎを兼ね備えた茶室の精神すら感じさせるような居心地の良さを実現しています。気持ちの邪魔にならない、ちょうどいいお部屋です。他に和室の用意ももちろんありますよ。
京都ガーデンパレスには、和食の「花ごよみ」とイタリアンの「ブリランテ」という二つの食事処が用意されていますが、いずれも庭に向けて全面ガラス張りとなっており、和の風情を感じながら食事をとることが出来るという趣向になっています。
昼食や夕食を外でとられる方も、朝食はホテルでという方が多いかと思いますが、こちらでは「ブリランテ」において洋食か和食のいずれかお好きな方を選ぶことが出来、前日からの予約であればお得に召し上がれますので、ご利用をおススメします。
風情のある庭を眺めながらの朝食で、穏やかに一日を始めることが出来るでしょう。
昨今は部屋の鍵がカードキーになっているホテルが多く、それはそれで悪くはないのですが、たまにこちらの様な演出がされているとちょっと嬉しくなるのではないでしょうか。
そう、こちらのホテルのルームキーはご覧の様に典型的なまさに鍵そのものなんです。何でもないようですが、この鍵をカギ穴に差し込んでドアを開けるという行為そのものが、案外新鮮で旅気分を盛り上げてくれるのです。部屋に入った後は、所定の場所にキーを置くと明りがつくという仕組み。部屋への出入りが楽しくなってしまうかも。
京都御苑のすぐそばという立地条件の良さは、ホテルの周辺が程良い落ち着きと静かさを保つのに大きな効果を果たしています。とにかく賑やかな場所が好きだという方ならともかく、ゆったりとした時間を過ごしたいという方にはうってつけであると言えます。
朝食前に少し早く起きだして、蛤御門から御苑に入り御所周辺を散策すれば、人影もまばらな広い空間を十分に満喫できること請け合いです。よく手入れされた庭や、何百年もの時を経た大木たちが醸し出す清閑な空気があなたを日常から離れさせてくれることでしょう。
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(2023/11/28更新)
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