閑散期に訪問したいドイツ・バイエルン州の小都市5選。地元民感覚で素朴に歩いてみよう

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閑散期に訪問したいドイツ・バイエルン州の小都市5選。地元民感覚で素朴に歩いてみよう

閑散期に訪問したいドイツ・バイエルン州の小都市5選。地元民感覚で素朴に歩いてみよう

更新日:2016/04/26 16:48

撮街 夜人のプロフィール写真 撮街 夜人 日本旅行写真家協会 正会員・日本旅のペンクラブ正会員、フォトコンシェルジュ

南ドイツ・バイエルン州には、魅力的な小都市が点在します。もちろん、同じバイエルン州でも、ミュンヘン、ニュールンベルグ、アウクスブルグいった大きな規模の都市は観光資源も多く、王道的ツアーでは必ず含まれますが、今回ご紹介するのは個性的な5つの小都市。しかもそれほど観光客の多くない閑散期に訪問して、あまり観光客と出会わないシチュエーションでの自分旅を、地元住民気分で楽しんでみてはいかがでしょうか?

有名どころのシーズンオフの顔! 「ローテンブルグ」を地元民の感覚で回ってみよう

有名どころのシーズンオフの顔! 「ローテンブルグ」を地元民の感覚で回ってみよう

写真:撮街 夜人

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ドイツロマンティック街道の要衝、ローテンブルグ。ここへのアクセスは、フランクフルト国際空港到着後、列車で約2時間半、ミュンヘン国際空港から3時間ほどで、到着します。いずれからも本数は多いので、列車での移動をお勧めします。

ローテンブルグは13世紀、神聖ローマ帝国の自由都市となり、交易を中心とする商業で反映しました。街を取り囲む城壁もそのころ完成し、現在の体をなしています。しかし第二次大戦で街の4割ほどが破壊されましたが、その後復興に際し、世界中から寄付が集められ、城壁は回廊できるように復元されました。今でも寄付をした人の名前が壁に刻まれています。さあ、城壁回廊を歩いてみましょう。

また街の中心のマルクト広場には荘厳な市庁舎と市議宴会館があり、宴会館には仕掛け時計が毎時丁度に動きます。時間を合わせて、ご覧頂くことをお勧めします。
また一年中クリスマス用品を売っているケーテヴォルファルトも観光客に人気のお店です。

人口規模は2万人足らずと小都市に属しますが、トップシーズンともなれば、決して広くはない旧市街に、世界中の観光客が押し寄せ、街は住民の何倍もの訪問客であふれかえります。もちろん日差し眩しい、夏の煌めくような街並みもいいのですが、私はオフシーズンの2月〜6月 および、10月中旬-11月中旬の訪問をお勧めします。

ただし、日本のGW期間だけは、現地は閑散期にも関わらず、局所的に日本人が大勢来ます。日本人に出会いたくない方は、この時期のみ避けましょう。 

また春先や晩秋の日没の早い時期は、早い時間から夜景が撮れて得した気分になります。 一方、5月中旬から6月中旬までは、遅くまで明るい欧州の初夏を体験できます。 
さあ、人の少ない旧市街を、地元住民感覚で散歩してみませんか?落ち着いた情景に出会うこと請け合いです。

ドイツで一番古いホテルがある街。マイナータウン「ミルテンベルグ」。中世にタイムスリップ!

ドイツで一番古いホテルがある街。マイナータウン「ミルテンベルグ」。中世にタイムスリップ!

写真:撮街 夜人

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ここミルテンベルグは「マイン川の真珠」とも呼ばれ、美しい木組みの家並みの歴史地区が保存されています。人口は1万人足らずの日本人が殆ど訪れない、小都市です。

アクセスはフランクフルトから列車で約90分。駅を降りて徒歩15分程、マイン川の橋を渡ると旧市街歴史地区に到着します。ここには13世紀、1237年から現在まで775年ホテルとして開業している「ツム リーゼン」 (巨人亭)があります。 ここはドイツで一番古いホテルとして知られています。 

市街域は狭く、北側のビュルツブルガ―門から南のミルテンベルグ城まで、メインストリートのハウプト通りを歩いて、2時間もあれば散策できます。
さあ市庁舎前のパン屋さんでサンドイッチを買って、ほおばりながら地元民感覚で散策してみませんか? きっと素朴な情景があなたを癒してくれること請け合いです。

旧市街の街並みが世界遺産になっている「バンベルグ」。川の涼風を感じながら散策しよう

旧市街の街並みが世界遺産になっている「バンベルグ」。川の涼風を感じながら散策しよう

写真:撮街 夜人

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この街バンベルグは、11世紀に神聖ローマ帝国が大聖堂を建立して以来、宗教都市として発展しています。その後マイン川の支流レグニッツ川を中心に海運交易で商業的にも栄えました。そして第二次大戦でも、戦災を免れた建物も多く、1993年世界遺産登録されました。人口は2万人足らずの小都市です。 

アクセスはフランクフルトから列車で約2時間。街の北側の新市街側に到着したら、1km強の道のりを南に歩くと、2つ目の水路、レグニッツ川に掛かるオーベレ橋を渡り旧市街へと入ります。

そしてレグニッツ川の中州に建っているのが旧市庁舎で、オーベレ橋の中ほどに入口があります。そのちょっと変わった風貌が、観光客に人気があります。

旧市街も中世の街並みが残っており、路地が入り組んで広くはないので、観光客で溢れる繁忙期より、スムーズに散策できる閑散期の訪問をお勧めします。

幾多の戦乱を潜り抜け、現在も円形の城壁が残る「ネルドリンゲン」。街の中心から見物スタートしよう

幾多の戦乱を潜り抜け、現在も円形の城壁が残る「ネルドリンゲン」。街の中心から見物スタートしよう

写真:撮街 夜人

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最近ロマンチック街道の観光先として人気の上がってきた、ネルドリンゲン。市の人口は2万人足らずというマイナータウンながら、幾多の戦乱にまみれたにも関わらず、ほぼ円形の城壁と5つの城門がほぼ完ぺきに残っている点が、人気を博しています。

ここへのアクセスはミュンヘンから列車で約120分。城壁の東側に到着したら、駅前のダイニンガー門から城壁内に入って、徒歩10分程でマルクト広場に到着します。

このマルクト広場は、旧市街一番の繁華街で、観光の中心であると同時に、地理的にも円形城壁の中心にあります。そこでこの広場の脇にある聖ゲオルク教会の「ダニエルの塔」に上ってみましょう。 
かなり狭くて急な階段を350段上ると旧市街を見渡す展望台に出ます。展望台の周りをまわりながら、ほぼ同じ距離感で見える城壁で円形の街を感じてください。

ただ誤解のないように申し添えますが、全体が円形に見えるほど、高所ではありません。過度な期待は禁物です(*ノωノ)

閑散期こその訪問に相応しい「シュバンガウ」の2つの城。やっぱり外せないや!

閑散期こその訪問に相応しい「シュバンガウ」の2つの城。やっぱり外せないや!

写真:撮街 夜人

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ドイツ観光と言えばロマンチック街道のフィナーレを飾る、ノイシュバンシュタイン城。シンデレラ城のモデルとなった世界一美しい城としてよく知られています。

ここは是非、人の少ない閑散期の訪問をお勧めします。元々人口規模は隣接するフュッセンを合わせても1万人程度。それがトップシーズンはそれこそ住民の何倍もの世界中の観光客で溢れ返っています。そのため、お土産店なども中々入場できないほどです。
アクセスは鉄道駅のフュッセンまでミュンヘンより2時間。フュッセンからお城のあるシュバンガウまでバスで15分程です。

そしてさらにノイシュバンシュタイン城はバスを降りてから、徒歩だと坂を上がって入場口まで40分程かかります。なおシャトルバスや馬車便が途中まで出ています。その後もかなり歩くので、利用されることを強く推奨します。

この城はルードヴィヒ2世の「隠居所」として建てられたもので、大変贅沢な内装と共に未だ未完成の城であることはよく知られており、きっと永遠に未完成のまま「夢見る城として」後世に伝えられていくのでしょう。

一方、ホーエンシュバンガウ城もノイシュバンシュタイン城ほどではないものの、丘の上にそびえているので、馬車でのアクセスがお勧めです。またこの城は写真の様に王家一族の居城となったので、さまざまな生活機能はこちらの方が完成されています。ノイシュバンシュタイン城の主、ルードヴィヒ2世も幼少期をここで過ごしています。

なお、現在はノイシュバンシュタイン城の撮影ポイントとして有名なマリエン橋は、工事中のため閉鎖されています。

閑散期の旅には一層の旅情がある

ヨーロッパの街並みは、中世の時代からの歴史が息づいており、その歴史の重みを短期間の観光で見出すには、やはり落ち着いてじっくりとみられる閑散期の訪問が一番です。さらに日本からの渡航費も安いし、まさに一石二鳥ですね。この記事が皆様の閑散期観光の誘導になればうれしい限りです。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/02/18−2016/02/22 訪問

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