ピンクとブルーのコントラストがかわいい!米「サルベーション・マウンテン」

ピンクとブルーのコントラストがかわいい!米「サルベーション・マウンテン」

更新日:2016/04/28 19:12

舟津 カナのプロフィール写真 舟津 カナ アウトドアライター、撮影コーディネーター
映画「Into the Wild」の撮影や、加藤ミリヤさんと清水翔太さんのデュエット曲「さくらメロディー」のPV場所として注目を集めるアメリカ、カルフォルニア州のサルベーション・マウンテン。雑誌にもよく登場する鮮やかなピンクと、澄み渡る空のブルーが美しいこの場所は「God is Love」を合言葉としたアートの丘です。今回は、砂漠の中に突如現れる風変わりな野外アートのおすすめ撮影スポットを紹介。

山の頂きの大きなGODの文字から顔を出して

山の頂きの大きなGODの文字から顔を出して

写真:舟津 カナ

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カルフォルニアにあるサルベーション・マウンテンは、レナード・ナイトさんが30年以上の年月をかけて製作した野外アートです。実はナイトさんはもともとアーティストではありません。しかし、その彼が何もない砂漠の中に長い年月をかけてつくりあげたカラフルな作品は見る人を魅了します。

その中でもシンボル的存在のカラフルな丘は、正面から登ることはできませんが、山裾より登ることができ、頂上にある「God is Love」の「God」の文字からは顔を出せます。
そこからを顔を出して、下から写真を撮るときれいに全体の写真が撮れます。ただし、顔は小さくなるため、人をメインに撮る場合は正面から撮影するのがよいでしょう。
砂漠地帯で雨は少なく、雲ひとつない晴天の日が多いこの土地。ピンクと青空のきれいなコントラストの写真は、技術がなくても簡単に撮ることができます。

車好きならカラフルな車アートが絶好の撮影場所

車好きならカラフルな車アートが絶好の撮影場所

写真:舟津 カナ

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丘に描かれたアートだけではありません。敷地内にあるトラックや車にも「God is Love」をテーマにしたカラフルなアート作品が数点あります。
その作品は宗教染みたものではなく、全身で何かパワーを感じるもの。
美術館のように紐がひかれたりしていないので、近くに行ってじっくり見られますよ。

大きな「God is Love」の文字前は恋人たちの聖地?

大きな「God is Love」の文字前は恋人たちの聖地?

写真:舟津 カナ

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シンボルの丘の横には、「Hogan」というネイティブアメリカン、ナバホ族の土で覆った住居の作りを模したミュージアムがあります。もちろん、中に入ることもでき、建物自体がカラフルなアート作品になっています。

その中で一際目立つ場所が「God is Love」と大きく赤い文字で描かれた壁です。そこにはベンチもあり、絶好の撮影スポット。
カップルで撮影している人も多く、愛が溢れるこのラブパワースポットで写真をとれば、永遠の愛が誓えるのかもしれませんね。

看板もアート作品のひとつ

看板もアート作品のひとつ

写真:舟津 カナ

パーキングの入り口には「Salvation Mountain」と書かれた大きな看板があります。もちろんこれも、手作りのアート作品です。
シンボルの丘を背景に、看板と撮影できるこの場所は、隠れた撮影スポット。
パーキングは広くないため、看板まで歩いてすぐ!ここで撮影するのも忘れずに。

「Love」を感じたなら募金箱に感謝を込めよう

「Love」を感じたなら募金箱に感謝を込めよう

写真:舟津 カナ

この野外アートは見学無料、パーキング代もかかりません。
残念ながらレナード・ナイトさんは亡くなっていますが、ボランティア団体で保護、修復、維持されています。
パーキング中央には募金箱が設置されているため、ここで「愛」を感じられたら感謝の気持ち込めましょう。

ちょっと不便な場所ですが、周辺には見所たっぷり

ロサンゼルスから車で約3時間30分、サンディエゴから車で約3時間。公共機関はなく交通の便がよい場所ではありませんが、日帰りで行くことも可能。しかし、日帰りするのはもったいない!周りには面白い地形をもつアンザボレゴ砂漠州立公園や、塩湖のソルトン湖など日本では見られない絶景地がたくさんあります。ドライブしながらゆっくり1泊で行くことをおすすめします。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/03/24 訪問

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