写真:渡部 洋一
地図を見る東京都心からアクセス抜群の花の名所、「昭和記念公園」。
春には多種多様の美しい花々が咲き乱れ、毎年3月下旬から5月下旬にかけて「フラワーフェスティバル」が開催されます。菜の花、桜、チューリップ、ムラサキハナナ、ポピー等、春の深まりとともに移り変わる色のリレーを楽しむことのできる大人気イベントです。
昭和記念公園フラワーフェスティバルを飾る数々の花の中で、今回ご紹介するのは「シャーレーポピー」。例年5月中旬から5月下旬に見頃を迎え、燃えるような赤色でフラワーフェスティバルのラストを飾ります。
鮮やかな赤のシャーレーポピーが一面に咲き乱れる風景は、現実離れした美しさ。春の行楽に絶対おすすめの大絶景です。
写真:渡部 洋一
地図を見る「シャーレーポピー」とは、南ヨーロッパ原産の「ヒナゲシ」の園芸品種。赤だけでなく、ピンクや白の花もあります。
別名「虞美人草(グビジンソウ)」とも呼ばれ、こちらのほうが聞き覚えのある人も多いことでしょう。「中国秦の時代、王の寵姫(虞美人)が自害した際の血が、この花になった」という伝説が、その名の由来です。
夏目漱石の有名小説『虞美人草』のタイトルは、漱石が街角の花屋で、この花の名前を見つけたことから生まれたとされています。
他に、「コクリコ(フランス語)」という別名もあり、最近ではジブリ映画『コクリコ坂から』公開の際にも注目を集めました。
シャーレーポピーの観賞時には、そんな伝説や名作との縁にも思いを馳せることで、よりいっそう楽しむことができるでしょう。
写真:渡部 洋一
地図を見るシャーレーポピーの大絶景が見られるのは、昭和記念公園内北部に位置する「花の丘」。約15000平方メートルの面積を誇る広大な花畑です。なだらかな丘に上れば、立川駅方面を一望にできる絶景スポットでもあります。
広い広い「花の丘」を埋め尽くすシャーレーポピーは、その数なんと約180万本!一面の赤い大地はまさに圧巻です。
昭和記念公園の春を締めくくるシャーレーポピーは、美しさだけでなくその壮大なスケールでも、見る者を圧倒します。
写真:渡部 洋一
地図を見る約15000平方メートルの敷地に約180万本のシャーレーポピーが咲き乱れる、昭和記念公園「花の丘」。花畑の中には人が歩ける散策路が幾本も設けられています。
辺り一面を鮮やかなシャーレーポピーに包まれる、贅沢すぎる散歩道。そこを歩く至極の時は、忘れられない春の思い出となるでしょう。
真っ赤なシャーレーポピーに囲まれた、記念写真を撮影するのもおすすめです。
写真:渡部 洋一
地図を見る広大な昭和記念公園内での移動に便利な「パークトレイン」。可愛らしいデザインも人気の、昭和記念公園名物です。
パークトレインの車窓から優雅に眺める花の丘も、また絶景。一面の赤い大地がゆっくりと流れる光景は、映画のワンシーンのような美しさです。
そしてこのパークトレインは、乗るだけでなく被写体としても魅力的。燃えるような赤の「シャーレーポピー」と、青を貴重としたカラフルな「パークトレイン」のコラボレーションは、まさに色の競演です。
昭和記念公園でシャーレーポピーを撮影するなら、パークトレインとのコラボ写真もおすすめです。
「昭和記念公園」の春を盛り上げる、「フラワーフェスティバル」。その最後を華々しく飾る、「シャーレーポピー」についてご紹介しました。
壮大なスケールで赤く染まる大地は、昭和記念公園の春を締めくくるに相応しい、まさに絶景です。
昭和記念公園のシャーレーポピーの見頃は、例年5月中旬から5月下旬。見頃の終盤には、「シャーレーポピー花摘み体験」も楽しめます(日時は開花状況により決定)。
また、5月の昭和記念公園では、シャーレーポピーの他に「アイスランドポピー」も咲き誇り、こちらも圧巻。シャーレーポピーと併せて観賞するのもおすすめです。昭和記念公園が、東京都内屈指の「ポピーの名所」であることを実感できるでしょう。
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(2023/11/29更新)
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