新潟・魚沼発〜ローカル線で絶景と絶品蕎麦を堪能!〜JR只見線乗り撮り歩き

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新潟・魚沼発〜ローカル線で絶景と絶品蕎麦を堪能!〜JR只見線乗り撮り歩き

新潟・魚沼発〜ローカル線で絶景と絶品蕎麦を堪能!〜JR只見線乗り撮り歩き

更新日:2016/04/25 16:53

もんTのプロフィール写真 もんT チューター、フリーライター

新潟県魚沼市と福島県会津若松市とを結ぶJR只見線。新潟県内は1日にわずか4往復という超閑散路線ですが、沿線はすばらしい風景や自然の幸の宝庫。鉄道ファンのみならず、大勢の旅行客に愛されている人気のローカル線です。今回は只見線に乗って、すばらしい風景と絶品のお蕎麦、それから…どぶろくも!という、味わい深い旅をご案内します。

まずは小出駅へ…魚野川ほとりの小駅から出発!

まずは小出駅へ…魚野川ほとりの小駅から出発!

写真:もんT

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只見線の起点は、魚沼市の小出駅。上越新幹線の浦佐駅からは、上越線に乗り換えて2駅目です。上越線ホームの隣に、小さなホームがあり、2両編成のディーゼルカーがここから発着します。

小出発の列車は2016年3月改正のダイヤでは、7:58、13:11、17:10、19:57の1日わずか4本!超閑散路線につき、乗り遅れがないようご注意を…。

午前中の唯一の列車でもある7:58の始発列車は、東京方面からは、上越新幹線の始発列車(東京6:08発のとき301号)に乗ると間に合います。浦佐駅で上越線の長岡方面行きの普通列車にすぐ乗り換えて2駅、小出駅には7:55に到着するので、ちょうど接続します。

あわただしい乗り換えはちょっと…という方は、前泊してというプランがおススメ。小出駅は小さな駅ですが、駅前にホテルがあります。
また、小出駅ホームには売店がありません。飲料などは前もって用意して、列車に乗り込みましょう。

破間川に沿って上流へ…

破間川に沿って上流へ…

写真:もんT

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小出駅を出ると、列車は右へとカーブし、魚野川を渡って、その支流の破間(あぶるま)川に沿うようにして上流へと向かいます。魚沼の山々の風景と相まって、山村の長閑な風景が続きます。

川の流れは 魚沼田中駅から越後須原駅にかけては進行方向右側、上条駅から入広瀬駅付近にかけては進行方向左側、そして大白川駅に近づくと、進行方向右手に渓流として見ることができるでしょう。

いよいよ山深くなり、破間川の渓流が迫ってくると、新潟県側の最奥駅、大白川に到着。ここまで、小出駅からは約45分の道のりです。

駅が蕎麦屋!〜大白川駅で絶品蕎麦+どぶろくを♪

駅が蕎麦屋!〜大白川駅で絶品蕎麦+どぶろくを♪

写真:もんT

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大白川駅は、周囲に人家もまばらな秘境駅…。ところが、シーズン中の土・休日ともなると、小さな駅前はびっしりと観光客の車で埋まります。そのお目当ては、駅舎2階の「そば処 平石亭」。おいしい手打ち蕎麦が評判となり、今や休日のお昼時は1時間待ち!(いやそれ以上?)の行列ができるほどのお蕎麦屋さんなんです。

「鬼面そば」(¥1200)は、地場産のそば粉でうった美味しいお蕎麦と、やはり地場産の野菜などを用いた天ぷらのセット。お蕎麦は手打ち・手切りのために、注文してからも少々時間がかかりますが、それも極上のリラックスタイム♪窓からの渓流の眺めとせせらぎに心癒されます。

ここはマイカーで訪れる観光客が圧倒的に多いのですが、列車で来たのであれば、どぶろくを賞味できますね♪どぶろく「大白川」はここでしか手に入らない逸品。日本酒通の方は見逃せません。お蕎麦・天ぷらとセットの「鬼面そば・どぶろくセット」(¥1600)もありますし、おそばとは別にお土産で買って帰ることもできます。

○平石亭
営業日:毎年4月末から11月の土・休日のみ
(冬季は完全休業)
営業時間:11時〜15時

15時まで営業といっても、お蕎麦がなくなりしだい終了です…。只見線利用ならば午前の列車での来訪、そして開店間もない時間帯に入るのが確実でしょう。

営業している日数・時間よりも休業日が多いという不思議なお蕎麦屋さん…。しかしその美味しさゆえに、行列必至の名店です。機会があればぜひ途中下車して訪れてみてください。

大白川への只見線列車は、普段は4往復と本数が少ないのですが、観光シーズンの週末には臨時列車が1往復運行されることも。時刻表や、JR東日本新潟支社のお知らせをチェックして計画を練りましょう。

あるいは、大白川までの片道は、南越後観光バスが運行する路線バスの大白川線も活用できるかも…。バスの最新の時刻はウェブサイトで入手できます。

“終着駅”は只見駅〜この先は代行バスで…

“終着駅”は只見駅〜この先は代行バスで…

写真:もんT

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大白川駅を出ると、列車はさらに山奥へと分け入り、全長6359mの六十里越トンネルを抜け、福島県へ…。この県境越えの区間、約23kmの間に駅は一つもなく、30分もの間、列車は走り続けます。進行方向右手に田子倉湖が見えてくると、もうすぐ終点の只見駅です。

只見線は、本来ならばこの先、只見川に沿って下流へと走り、会津盆地へと抜けていくのですが、2011年7月の豪雨被害により線路が寸断…。2016年現在、只見駅から会津川口駅までの30.3kmの区間は、駅前から代行バスがつないでいます。この先の只見線も、すばらしい風景が連続。進むにしても、戻るにしても、奥会津のすばらしい風景を満喫していきましょう。

只見駅には小さな売店があり、また、駅から国道の方へ向かうとお蕎麦屋さんなど、食堂やお店も数軒あります。特に、駅からまっすぐ5分ほど歩いたところにある「まほろば」は評判のお蕎麦屋さんです。

そして甘いものに目がない方は、「三石屋」のスイーツがおススメ。只見産のかぼちゃで作った「かぼちゃのパイ」は、なかなかの美味です。「かぼちゃのパイ」(5個入り¥620)は、駅の売店でも販売されています。乗り継ぎで先を急ぐ方も、おみやげにぜひどうぞ!

おわりに

新潟県側は1日4往復という超過疎路線の只見線。運行本数が少ないために、途中下車の旅は難しいのですが、秘境駅やその土地ならではの名物を求めて、ピンポイントでのんびり、じっくりと訪ねてみるのはいかがでしょう?車でドライブしても素敵なところですが、ローカル線に揺られての旅だからこそ味わえる魅力も満載です。山々の懐に抱かれて…心もお腹も満腹になる旅をぜひ楽しんでください。
(時刻や料金などのデータは、2016年4月の時点のものです)

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/09/22 訪問

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