マラケシュの中心地ジャマ・エル・フナ広場から徒歩5分。商店街のあるダバシ通りの途中で路地に入り、狭い道をどんどん左に曲がっていきます。こんな所に宿があるのかな?と不安になりますが、路地の突き当たりまで進みます。最初はリアドに辿り着けない可能性が高いので、マラケシュの空港や駅から送迎を頼むことをおすすめします!
リアドの扉を開くとふわっと良い香りのアロマに包まれます。1階のパティオ(中庭)は、モロッコのカラフルさとフランスのモダンな要素をミックスさせた素敵なインテリア。異国情緒ただよう音楽が流れており、バラの花びらを浮かべた噴水の近くには水タバコが置かれています。夜にはキャンドルの光が照らされて、とても幻想的な雰囲気になりますよ。
写真:成瀬 亜希子
地図を見るチェックインの後はフランス人オーナーのブリジットが、こちらの希望を聞いたうえでおすすめのショップやレストランを教えてくれます。英語やフランス語を話せなくても、簡単な単語で丁寧に説明してくれるので安心できますよ。ちなみにマラケシュは観光、買い物、ハマムと楽しむところが多いので、移動日を除いて丸2日は滞在すると良いでしょう。
アシスタントの青年アリやスタッフが淹れてくれるミントティーは、ウェルカムドリンクだけでなく、飲みたいと思ったときにいつでも無料で頼むことができます。モロッコのミントティーは基本的に甘すぎるものが多いですが、こちらは甘さと旨味のバランスが絶妙。一緒に出されるクッキーとの相性も抜群なので、何度も頼みたくなってしまいます。
客室は2階にあり、ツイン2部屋、ダブル、スイートの全4室。ツインルーム(写真)はモロッコらしいエキゾチックな装飾のベッドやランプがある一方、フランスの洗練された雰囲気も感じさせる内装。テーブルに飾られたバラ、壁に掛かった絵、本棚の洋書など、ひとつひとつにフランス人オーナーのセンスが光ります。自分の部屋でも思わず真似したくなりますね!
ベッドの反対側には、カーテン越しに大きなバスタブ付きのバスルームがあります。洗面台には良い香りのするシャンプーとリンス、石鹸などのアメニティも。外に出かけて部屋に戻ると、備え付けのバスタオルがラクダの形になっていたりして、思わず笑みがこぼれてしまいます。スタッフのちょっとした遊び心を感じさせるところも良いですね。
写真:成瀬 亜希子
地図を見るモロッコ初日にリアド・ブッサに泊まる場合は、長時間の移動で疲れていたり、街の複雑な路地にも慣れていないため外食するのも大変です。チェックイン後は少し部屋で休んでから、リアドのディナーをとることをおすすめします!スタッフがおいしいモロッコの家庭料理を振る舞ってくれますよ。宿泊予約のときにディナーを申し込んでおきましょう。
メニューは日によって違いますが、前菜はモロッコ風のマリネ、揚げ春巻き、ズッキーニなど。メインはチキンタジン、デザートは洋なしのコンポートといった内容です。またイスラム圏の中でもモロッコは飲酒OKなレストランやバーが多いです。リアドでもモロッコビールからワインまで、いろいろなお酒を楽しむことができますよ。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る屋上のテラスは花や植物にあふれた素敵な空間。モロッコならではの雰囲気を満喫できるソファーで、おいしい朝食をいただけますよ。奥にはリクライニングチェアやテーブルセットもありますので、ミントティーを飲みながら読書をするなど静かなひとときを過ごせます。
リアド・ブッサは小さな宿なので、スタッフや宿泊者とすぐに仲良くなることができて、まるでホームステイしているような感覚になります。オーナーは1階に住んでおり、困ったことがあった時はすぐに相談することができますよ。また日本人女性の宿泊者が多いのでパティオやテラスで情報交換をしたり、観光に出かけてみてはいかがでしょう?
おしゃれなインテリアで居心地の良い空間と、スタッフのきめ細やかな対応で「リアド・ブッサにまた泊まりたい!」と思う女性は多いようです。各宿泊予約サイトでも取り扱いのあるリアドなので、そちらから予約できるのも安心です。ベストシーズンには数ヶ月前から予約が埋まってしまうこともあるため、早めに手配して下さいね!
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(2025/1/17更新)
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