写真:木村 優光
地図を見るまず最初に紹介するポイントです。駐車場に車を停めたら、養老川沿いの遊歩道へアクセスしてみましょう。園内の養老川沿いに設けられた遊歩道は全長約250mで、所々にベンチが設けられており、対岸の工場の様子を座った状態で見ることができます。
夜ともなれば対岸の五井火力発電所や精油系の工場から、未来都市のような明かりが煌々と放たれ、それら工場に隣接する煙突からは水蒸気が夜空に舞い上がります。その様子はまさに未来都市そのもの!
ここで面白い情報を!養老川河口付近は潮の満ち引きが激しいため、養老川の川底が所々でぽっかり現れるなんてことも!そんなときは水が流れている箇所のみに対岸の工場夜景が反射し、面白い一面を見せてくれます。他の場所ではなかなか見ることができない自然現象、これは貴重です!一見の価値有り!
写真:木村 優光
地図を見る昼間はあまり気が付かなかった工場設備も、夜間になってライトアップされることで、その存在感を大きくします。上では養老川の対岸の工場夜景を紹介しましたが、お次は背後を振り返ることで、思わぬ要塞の出現にびっくりしてしまうことでしょう!
こちらも精油設備の工場ですが、フレームで組まれた5〜6階ほどの建屋に様々な機械設備が置かれ、それらを結ぶように配管が繋がれています。機械設備周辺には、夜間メンテ用の光が煌々と点けられ、迫力満点!そして背後の煙突から吹き出る水蒸気が、風によってたなびく様子は芸術的!写真を撮る方であれば、必撮です!
ここで注意!工場施設の側近周辺は、あくまでも工場敷地内になります。あまりの迫力に気を取られて、守衛所から敷地内に入らないように注意しましょう。それだけ魅力あふれる工場夜景ということです。
写真:木村 優光
地図を見る養老川臨海公園は広々とした敷地を持ち、その約半分が緑地エリアを占めています。緑地の養老川に面した側には広々とした駐車場があり、工場夜景を一望できます。
特に寒い冬場や、大切な人と二人っきりで夜景を楽しみたいときは、車を降りずにして対岸の工場夜景を楽しむことができるので、夜景を楽しむ範囲が広がります。もちろん車から降りて駐車場エリアの川沿いに向かって、ベンチに座るもよし!
また、公園へアクセスする手前の道路沿いには、対岸の工場夜景や、背後の要塞のような工場夜景を見ることができるポイントもあります。ただし道路上での長時間停車は避けるようにしましょう。
京葉工業地帯の穴場的夜景スポットである養老川臨海公園、いかがでしたでしょうか。養老川の対岸に林立する工場夜景、そして背後の精油系の工場夜景。一粒で二度おいしいとはこのこと!そして、浜風にあたりながら見る工場夜景は、最高に気持ち良いことでしょう。
養老川臨海公園へは、東京環状線の名称を持つ国道16号線の養老大橋交差点から数分でアクセスが可能!そして側近の国道16号線沿いは京葉工業地帯となっているため、工場夜景鑑賞ドライブ旅行の一環として、養老川臨海公園への訪問をオススメします。
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この記事を書いたナビゲーター
木村 優光
神奈川県横浜市出身。工学系の大学入学で大阪へ転居。以降、大阪在住歴10年の間、関西の地形を独自で学ぶ。横浜へ戻り、関東と関西の文化の違いに注目する。特に両者の文化の違いを写真で表現しようと試みている最…
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(2025/1/17更新)
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