写真:木村 優光
地図を見る都営三田線白山駅から白山神社にアクセスする場合、一番わかりやすいアクセス方法ですと、大きい鳥居が目印の東側表参道から入る形になります。しかし、梅雨の時期は表参道を通るのを我慢して、京華通り商店街側にある北側参道からアクセスしてみましょう。
北側参道に到着し参道階段を目の前にすると、参道脇に紫陽花がたくさん植えられているのですが、6月の中旬になると、これら紫陽花の花がものの見事に咲き乱れます。その様子は圧巻!ちょうど参道の階段を背景に、満開の紫陽花を見上げる構図は、素晴らしいの一言に尽きます。(写真参照)
こちらの北側参道は人通りがそれほど多くないため、北側参道の階段を背景に、人が映り込り込むことなく写真を撮ることができます。主に紫色やピンク色の紫陽花が階段脇を占めます。
写真:木村 優光
地図を見るお次は北側参道の先の階段を上り、白山神社の境内に入ってみましょう。境内に入るやいなや、紫陽花の花が異常に多いことがよくわかります。色もピンク色やブルー、紫色、白色と様々な色の紫陽花が咲き乱れ、その場に立ち止まってしまうほど圧巻!
中には花自体が非常に大きいサイズの紫陽花も咲いており、思わず手で触りたくなりますが、紫陽花の花に触ることは厳禁!写真を撮る方は写真を撮り、見るだけの方は目に焼き付けましょう。
なお、白山神社の境内はそれほど大きい敷地面積ではありませんが、逆に紫陽花の花密度が非常に高く、境内はほぼ紫陽花畑と化します。神社の建物と紫陽花とのコラボレーションは、風情があり、「和」という言葉がふさわしいでしょう。
写真:木村 優光
地図を見るあじさい祭りが行われる期間中は、境内のほぼ中央部で紫陽花の花による富士塚が飾られます。ちょうど人間の背丈よりも20〜30cm高いであろう富士塚ですので、非常にインパクトがあり、思わず見入ってしまうこと間違いなし!
まさに実際の富士山をイメージしたかのような色合いの配置で、最上部の紫陽花の花は、富士山の頂上付近の冠雪を連想した白、中間部はブルー、そして上中部を彩るかのように、下部は様々な色にて構成されています。
そして、富士塚にちなんで、白山神社の境内にある浅間神社の小高い丘には、実際の富士塚も存在します。この富士塚にはさまざまな種類の紫陽花が咲き乱れていて、紫陽花を観賞できるように、回廊型散策路も整備されているため、一見の価値有り!
なお、富士塚の散策路は狭く、足場が悪い箇所もありますので、足元には十分注意しながら、紫陽花観賞を楽しみましょう。富士塚公開時間は9時〜17時。
写真:木村 優光
地図を見る白山神社は、後楽園や東京ドームと目と鼻の先の立地から、周辺は大都会を連想しますが、実際歩いてみると大都会というより、下町色が濃いエリアです。メインストリートから1本路地に入ると、昭和を感じることができる路地裏もまだまだ残っています。
特に、木製のレトロな塀を周囲にまとった一軒家や、木製の外壁で構成された味のある一軒家が、所々に残っています。平成の時代にいながら、昭和の雰囲気を肌で感じることができるなんて、贅沢ではありませんか!
なお、これらの区域は住宅街ですので、訪問の際は住民の迷惑になるような行動や、不快になるような行動は避けるようにしましょう。
紫陽花の花で有名な白山神社を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
まさに紫陽花天国状態の白山神社!都内でもここまで紫陽花の花が咲く神社は、他に例がないほど!そして、あじさい祭も行われ、イベントや縁日、紫陽花即売会も行われるほどの賑わいを見せます。梅雨の不快な天候を吹き飛ばしに、白山神社を訪問してみてはいかがでしょうか。あじさい祭りは、毎年6月中旬の土日に開催。
なお周辺は東京都心の中心部にありながら、下町の雰囲気も十分に持ち合わせたエリアです。白山神社で紫陽花観賞のあとは、昭和レトロな路地への訪問をオススメします。
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(2024/9/14更新)
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