写真:月宮 うさ
地図を見る「姫沼」までアクセスは、島の沿岸を走る道道108号線から、沼へと続く勾配14%の急な坂道を約2km登った先にある駐車場に車を止めて、遊歩道を約100mほど歩くと到着します。利尻島の玄関口「鴛泊(おしどまり)港」からも近くアクセスは良好ですが、急な坂を登るため、トレッキングや自転車で島を周る人はひと頑張りが必要なスポットです。
周囲は「姫沼園地」として整備されており、駐車場のほかトイレ・姫沼休憩舎のほか、沼を1周できる探勝路もあります。
写真:月宮 うさ
地図を見る駐車場から姫沼湖畔までは、原生林の中を2〜3分歩きます。途中には「オモベツ川」に架かる、吊り橋風の「思い出橋」の姿も。水の流れる音と、緑が茂る風景は、癒し効果もバツグン。道の先に見える景色への期待感も高まります!
写真:月宮 うさ
地図を見る「姫沼」と書かれた看板の前で写真を撮るだけではもったいない!せっかくなので時間を取って湖畔をぐるっと1周歩いてみませんか?野鳥のさえずりと森の香りに癒される絶景空間が広がっています。探勝路は1周約20分で、南側には湧水ポイント「姫沼湧水」も。夏でもひんやり冷たくおいしいので、ぜひ喉を潤してみてくださいね。
写真:月宮 うさ
地図を見る大自然の中にたたずむ美しい「姫沼」ですが、実は人造湖なのです。1917年に3つの小沼を堰き止め、湧水で水位を上昇させてつくられたそう。その時にヒメマスを放流したから「姫沼」と名付けられました。形はほぼ円形で最大水深は約4mです。
写真:月宮 うさ
地図を見るここは島で一番美しい「逆さ利尻富士」に出合える場所。天気の良い日は絶好のシャッターチャンスです。撮影目的の場合のオススメ時間帯は、逆光にならない午前中。特に風が穏やかなことも多い早朝がベストです。最高の条件が整うには運も必要になりますが、いつ訪れても美しい風景に出合える場所ですので、利尻島観光の際はぜひ「姫沼」を歩いてみてくださいね!
「姫沼」から利尻山登山コース入口の1つでもある北麓野営場へと続く「姫沼ポン山姫沼探勝路」を歩けば、本格的なトレッキングで大自然を思いっきり楽しむことも可能です。標高444mの大ポン山山頂からの展望は、鴛泊の町並みと海の向こうにお隣の島「礼文島」が望める絶景!利尻山登山の足慣らしにもオススメですよ。
ただし、利尻島は携帯トイレの持参・利用が義務付けられていますのでお忘れなく。
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(2024/4/19更新)
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