写真:舟津 カナ
地図を見るいわずと知れた源泉数・湧出量日本一!九州を代表する大分県・別府温泉。
ここには市内に8箇所(別府・浜脇・鉄輪・明礬・観海寺・亀川・柴石・堀田)の温泉地があり、それを総じて「別府八湯」といいます。
そのひとつ明礬(みょうばん)温泉は湯の花採取施設「湯の花小屋」が有名で、昔ながらの共同浴場や旅館が点在するところですが、「別府温泉保養ランド」はその中でも異質!きめ細かいねっとりとした泥湯が特徴。肌がツルツル、美肌効果抜群の温泉です。
外観は温泉宿らしくなく、まるで市役所か学校のよう。
フロントから温泉棟まで、モクモクと湯煙が見える長い渡り廊下をぬけます。温泉棟には貴重品を預ける場所はありません。必要な人はフロントのコインロッカーを利用しましょう。
昔ながらのレトロ感漂う源泉かけ流し温泉ですが、敷地が広く種類は豊富。
屋内にコロイド温泉(男女別)、泥湯(男女別)。
屋外にむし湯(男女別)、鉱泥大浴場(半混浴)、鉱泥小浴場(混浴)、滝湯(混浴)があります。
それぞれ特長が異なる泥湯が3箇所あり、屋内の泥湯は皮膚病の方におすすめ。成分が強いため顔は避けたほうがよいとのことです。露天の大浴場は若干熱めで、泥は少な目。美肌を目指し泥パックするなら、露天小浴場へ。こちらのほうが泥が多く、どろっとしてキメが細かいです。
露天エリアは広く、裸でウロウロしなければなりません。女性はバスタオルを持参しましょう。また、温泉内はセッケンやシャンプーなどは一切使用できません。メイクを落としたい人は温泉に入る前に落としましょう。
写真:舟津 カナ
地図を見る※熊本地震の影響により休業中です※
世界一のカルデラを誇る熊本県・阿蘇。この南エリアは南阿蘇と呼ばれ、多くの温泉地が点在しています。その中でも古くから湯治場として多くの人に愛され続けているのが地獄温泉「清風荘」です。
山奥にあり、お世辞にも交通の便がよいとはいえません。しかし、美肌のために足を運ぶ価値大!の泉質。温泉から出た後もツルツル感が継続します。
清風荘には5つの温泉があり、それぞれ独立しています。
立ち寄りの場合は、浴衣など着脱が簡単な服をもって行くと便利です。
写真:舟津 カナ
地図を見る5つのなかで人気が高い、硫黄臭がプンプンする混浴露天風呂「すずめの湯」。ここは「奇跡の湯」と呼ばれ、浴槽の底からポコポコとお湯が生まれています。実際、直でお湯が湧き出ている様を感じられる日本でも珍しい温泉です。
すずめの湯は内湯もあります。しかし、ポコポコお湯が湧き出ている様が見られるのは、混浴露天風呂です。ここは浴槽が8箇所に仕切られ、それぞれ温度が異なります。ぬる湯もあり、ゆっくり露天を楽しめます。ただし、更衣室から浴槽まで多少距離があり丸見え状態になります。それでも入って欲しい!場所ですが、難しい人は宿泊しましょう。夜は女性専用の時間が設けられています。
このほかにも、元湯(男女別)、露天風呂(男女別)、新湯(男女別)、貸切風呂があります。それぞれ異なった趣向、泉質です。ゆっくり時間をかけて温泉めぐりを楽しんでください。
いかがでしたか?
女性にはハードルの高い混浴露天風呂ですが、見られても!? それだけの価値がある泉質、雰囲気、美肌効果のある場所です。
「別府温泉保養ランド」は別府エリア、「清風荘」は阿蘇エリアと、どちらとも観光地の近く。観光後に、エステ感覚できれいになるために訪れてみるのもよいですね。
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(2024/10/14更新)
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