SNS投稿したくなる巨大看板!「仙波青果バナナ館・伊予店」で愛媛の食材探しをしよう

SNS投稿したくなる巨大看板!「仙波青果バナナ館・伊予店」で愛媛の食材探しをしよう

更新日:2016/04/28 12:36

かのえ かなのプロフィール写真 かのえ かな 鉄道ひとり旅ライター、駅舎・マンホール愛好家
ご当地グルメのブームに乗って、注目度を上げているのが、ご当地スーパー。専門書が出たり、テレビ番組でもたびたび紹介されています。人気の理由はふたつ!ひとつは、その土地ならではの「食の掘り出し物」を見つけられること。もうひとつは、その土地の名産品を安く・大量に買えることです。愛媛県伊予市には、看板と店名のインパクトで旅好きの好奇心をかき立てる「仙波青果・バナナ館」というご当地スーパーがあります。

SNSや旅ブログでも人気!バナナ館・伊予店の巨大看板

SNSや旅ブログでも人気!バナナ館・伊予店の巨大看板

写真:かのえ かな

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バナナ館・伊予店がご当地スーパーとして人気の理由のひとつが、一度見たら忘れない巨大看板です。予讃線と並行して走る国道56号線沿いにあるため、ツーリング中の旅人や、鉄道旅で車窓を眺めていた観光客が思わず足を止め、「スゴイ看板を見つけました!」とSNSに投稿したり、旅ブログで紹介したりと人気スポットになっています。
笑福亭鶴瓶さんが出演する番組でロケ地になったことでも有名です。

バナナ館・伊予店の名物看板は2段構造。上部は巨大な立体看板。大きな手でバナナの房を掴む様子が表現されています。これだけ大きな作りにもかかわらず、バナナの着色がリアルで驚かされます。
立体看板の下には個性的なタッチで描かれた中年男性の似顔絵が。ちなみに似顔絵のモデルは、先代の社長です。

愛媛なのになぜバナナ?バナナ館の名前の由来は先代社長の情熱にあり!

愛媛なのになぜバナナ?バナナ館の名前の由来は先代社長の情熱にあり!

写真:かのえ かな

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看板の次に気になるのが「バナナ館」という店の名前です。愛媛県といえばみかんのはず。なぜバナナ専門店のような名前なのでしょう?これにはバナナ館の歴史が深く関わっています。

バナナ館は当初、スーパーではなく中央市場に店を構える卸問屋でした。その後、果物の卸業を経て、地元スーパーとして消費者の身近な場所に店を構えることとなります。
このとき先代社長が「バナナを全面に出していこう」と提案したことが、バナナ館の名前の由来です。バナナといえば価格の優等生&栄養食として有名ですからね。

看板に書かれている「しあわせになろうネ」というメッセージが気になるとSNSなどで話題になっていますが、こうした理由があるのです。ちなみに店内にはバナナだけの特設スペースがあります。

バナナ館の店内は市場に匹敵する大賑わい!

バナナ館の店内は市場に匹敵する大賑わい!

写真:かのえ かな

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もともと市場に店を構えていたというだけあり、バナナ館は今もなお、市場さながらの活気を誇っています。店員さんの元気な掛け声、所狭しと並ぶ商品の数々。店内は地元のお客さんでいっぱいです。

数ある商品の中でも充実しているのが青果類。都内近郊なら1パック100円前後するきのこ類が3パックで200円など、かなりのお買い得となっています。お菓子も地元愛媛のメーカー産の物が並んでいるほか、精肉専門店も入っています。まさに食材の宝庫です。

愛媛みかんをお土産に!ゆうパックも!

愛媛みかんをお土産に!ゆうパックも!

写真:かのえ かな

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愛媛のご当地スーパーなので、みかん類も忘れてはいけません。バナナ館では種類豊富なみかんが、どれもお得な地元価格で販売されています。
例えば独特の苦みと甘酸っぱさが人気の甘夏は、4個入りで400円。高級でなかなか手が出にくいデコポンも、5個入って450円となっています。また、愛媛みかんの人気ブランド「清見タンゴール」も箱買いが可能です。

ゆうパックのサービスも行っているので、大量に買っても安心!手ぶらで帰ることができます。愛媛観光のお土産にもおすすめです。
※ゆうパックには別途送料がかかります。
※価格や種類は時期によって変動することがあります。

バナナ館・伊予店のアクセスは?

バナナ館・伊予店のアクセスは?

写真:かのえ かな

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バナナ館・伊予店は、電車でも車でも行きやすい便利な立地にあります。電車の場合は、予讃線の向井原駅から歩いて約3分です。写真は向井原駅から撮影したものです。駅のホームから店舗が見えるので、初めて訪問する方でも迷わず行けるでしょう。

車の場合は、松山市と高知市を結ぶ国道56号線沿いにあります。松山駅周辺から約35分で行くことが可能です。

おわりに

見た目のインパクトだけではない、バナナ館の魅力はいかがでしたか?ご当地スーパーは食の宝庫。観光客だからこそ見つけられる、珍しいご当地グルメがまだまだ潜んでいます。ぜひ足を運んで、愛媛の食の宝探しを楽しんでみてくださいね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/04/02 訪問

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