写真:bow
地図を見る「松尾大社(まつのおたいしゃ)」の創建は701年といわれ、京都でも最古の部類に数えられる神社です。境内に湧く「亀の井」という名の湧き水を元水に加えて酒を醸造すれば腐らないといわれ、酒造の神様として全国的に知られています。境内には酒造業者が奉納した酒樽がたくさん置かれています。また、昭和の名作庭家・重森三玲の遺作とされる三つの庭園「松風苑」も有名です。
そんな「松尾大社」は京都、いや関西でも随一とされる山吹の名所としても知られています。境内を流れる一の井川沿いを中心にその数約3000本とされる山吹が咲き乱れ、あたりは黄金色に染まるのです。
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地図を見るヤマブキが群生している一の井川の川側沿いには山吹とセットで撮りたいフォトポイントが多し!どこを切り取ってもなんだか素敵な絵柄になります。たとえば水車とセットで撮ってみたり・・・。
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地図を見る石橋をバックに撮ってみたり・・・。
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地図を見る蔵をバックに撮ってみたりと、実に様々なフォトポイントが!山吹が見ごろを迎えるとどこからともなくカメラを抱えた人たちが境内を埋め尽くすのです。桜が散った後、交代で咲く春の花だけに、山吹が咲く頃の松尾大社はカメラ愛好家の方にとって人気スポットとなっています。
例年、松尾大社の山吹が咲き始めるのは4月中旬頃から。その開花に合わせて毎年「山吹まつり」が開催されます。2019年度は4月10日から5月5日までの開催で、期間中にはフリーマーケットや落語会、山吹のライトアップなどが予定されています。
この期間中は山吹が見られると思ってくださって結構ですが、一番の見ごろは例年4月20日過ぎあたりです。また、境内が無料で拝観できるのも一つのポイント。京都ではお寺も花の名所として知られる場所が多く、普段無料のエリアも花の時期になると有料に・・・などということも珍しくありません。しかし、ここ松尾大社に関しては無料で素晴らしい山吹を楽しめるのでありがたいのです。
提供元:mima / PIXTA
https://pixta.jp/photo/1396628「松尾大社」には普通の山吹以外にも、白山吹が咲くポイントもあることも知られています。実はそれは冒頭でもご紹介した重森三玲作の庭園「松風苑」内、上古に庭に咲いています。
庭園内に入るには拝観料500円が必要ですが、白山吹は色も形も派手さがなく、可憐な花を咲かせるので山吹とはまた違ったイメージ。せっかくここまで来たのであれば、白やまぶきも鑑賞してみてはどうでしょうか?もちろん、重森三玲の庭園も見事なのは言うまでもありません。
住所:京都市西京区嵐山宮町3
電話番号:075-871-5016
アクセス:阪急電鉄嵐山線「松尾大社」駅下車すぐ
2019年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/28更新)
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