天保山大観覧車は大阪のベイエリアにあり、この辺一体が「天保山ハーバービレッジ」というレジャースポットになっています。大阪港を周回する遊覧船「サンタマリア号」や、世界最大級の水族館「海遊館」もここにあります。
地上から観覧車の一番てっぺんまでの長さが112.5mあり、世界最大級と言われている言葉に偽りはありません。昼間は明石海峡大橋や関西国際空港等も見る事ができ、大阪やその周辺地区を一望する事ができます。
夜は夜景を楽しむ事ができ、ライトアップされた大阪の街を一望できます。
この天保山大観覧車の最大の目玉は「シースルーゴンドラ」というもので、ゴンドラの床や座席が全て透明になっていて、本当に宙に浮いている感覚を味わう事ができます。
ゴンドラ全てが60台あり、そのうちこのシースルーゴンドラは4台設置されています。(特別料金等もありません)
並び場の途中で「通常ゴンドラ」と「シースルーゴンドラ」の2つに分かれる所があり、チケットを渡す段階で係員の方が誘導してくれます。
観覧車というのはランドマーク的な役割もあるので、観覧車自体にも色々な演出がなされています。中でも天保山大観覧車は世界初のライトアップイルミネーションが施されていて、ライト文字で天気予報や時刻を表示したりと、アートな照明演出が行われています。
そこが評価され、2015年度の「グッドデザイン賞」を受賞しました。
※グッドデザイン賞とは経済産業省によって創設され、60年に亘って実施されています。受賞したデザインには認定の「Gマーク」をつける事が認められています。
観覧車というのは乗るだけではなく、眺めるのも楽しいものです。そこでとっておきの絶景ポイントをご紹介しましょう。
天保山大観覧車の前にある「天保山公園」です。
ぱっと見た感じは「わざわざ行ってみよう」とは思わないくらいの普通の公園なので、ここに立ち寄る事自体がほとんどありません。
ですのでここから観覧車が見えるというのは、何回も来ている人か、地元の人しか知らず、言わば穴場的なスポットです。
観覧車周辺のレジャースポットは夜でも明るく賑わっていますが、この公園は暗く、前には賑やかな所があるので余計に寂しい雰囲気が漂っています。
そんな暗く寂しい所に観覧車のライトアップだけがピカピカと光っているので、良い意味ですごく眩しいです。
そしてこの天保山公園にはもう一つ面白いものがあります。この公園内に「天保山」という山があるのですが、実はこの天保山、2014年4月8日までは「日本一低い山」として認定されていました。(残念ながら現在は二番目に低い山となりました。)標高は4.53mです。
低い山に登る機会はめったにありませんから、これを期に天保山の頂上から観覧車のライトアップを独り占めしてみてはいかがでしょうか。
天保山大観覧車は世界レベルで見ても上位にランクインされるくらいの日本でも数少ない観覧車です。
お昼と夜とでは雰囲気もガラッと変わるので、乗り比べてみても良いでしょう。
周りには他のスポットもあるのでここで1日過ごす事も出来ます。
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(2025/1/14更新)
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