更新日:2016/04/28 18:52
年に2回、春と秋に開催される「東京蚤の市」は、2016年春で第9回目を数えます。回を重ねるごとにパワーアップし、入場者も出店ラインナップも増加中です。開催場所は競輪場の京王閣。ふだん競輪に縁のない人には、ちょっぴりワンダーランドな場所ともいえます。アウトドアにぴったりの季節、古いものに興味がなくても、楽しい1日が過ごせるイベントです。
写真:小谷 雅緒
地図を見るますます魅力的になっていく東京蚤の市は、約3万人の来場者がある蚤の市界最大級のビッグイベントです。東京の郊外で開催だからこそ、大きな会場を確保できます。会場が競輪場というのもちょっぴりシュール。
出店内容は本格の骨董品(アンティーク)ではなく、生活に使えそうな古道具や古雑貨です。和から洋までジャンルはさまざま、小さいボタンから家具まであります。他にも古書、古着、すぐれたデザインの雑貨や作家モノ(現行品)、特に北欧からの商品を扱う出店者によるエリアは「北欧蚤の市」と名付け、ひとつの部門となっています。
写真:小谷 雅緒
地図を見るふだん、競輪場には縁がなさそうなナチュラル系女子を筆頭に、小さなこどもを連れた家族、場所柄か在住外国人も多くやってきます。天気が良ければブラブラするのにぴったりのイベントです。
さすが競輪場、場内は広く、また混雑もあって場内をぐるりとめぐるのはなかなか苦労します。目指す場所があるのなら、入場時にもらえるマップを参考にしましょう。
写真:小谷 雅緒
地図を見る多くの出店ブースが屋内または屋根のある場所で店開きしています。とはいえ、すべてのエリアが屋根伝いではなく、また、一部屋根なしのエリアもあるため、雨天時に雨具は必須です。
屋根だけでは横から振り込む雨に商品が濡れてしまうこともあるので、荒天時は規模が縮小されることもあります。
大きな家具や道具類なども売られているので、これらを買う気満々の人は、自家用車でやってきます。会場の京王閣周辺には駐車場はいくつもあり、それなりの規模ですが、常に満車です。マイカー組は早めの来場が肝心です。
写真:小谷 雅緒
地図を見る東京蚤の市には魅力的な飲食屋台も出店しています。通常の競輪開催時にオープンする店でなく、東京蚤の市のために出店している業者です。
写真は本格の窯を積んでいるピザの店。イベントという場所柄、どの店も決してお値段は安くありませんが、和洋のさまざまな料理やスイーツを食べることができます。さすが東京、オシャレ系の食べ物が多いでしょうか。また、生ビールやワインといったアルコールの販売もあります。
ただし!!ホットミールの店はどこもむちゃくちゃな行列です。でも、午後遅いと売り切れてしまうので、お目当てがあれば並びましょう。
写真:小谷 雅緒
地図を見る場内ではお楽しみイベントもいろいろ。会期中にはいくつかのステージで、さまざまなパフォーマンスやトークショーが行われています。人だかりがあるなと思うと、その先には大道芸人がいたり。
ワークショップも開催されます。事前の申し込みが必要な場合もあるので、オフィシャルサイトや各出店者のホームページでチェックしましょう。
一般に蚤の市は屋外イベントであることが多く、その開催は天候に左右されます。東京蚤の市では多くの出店ブースが屋根の下にあることから、雨天決行です。
入場料500円で開催が確定されていると思えば、決して高くないといえます。それに、お手洗いや座れる場所が多くあることもポイント。競輪場ですが、女子トイレも十分あります。
昭和レトロとモダンが融合する東京蚤の市で、新緑の季節を過ごしましょう。
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