日光「松屋敷」金谷ホテルゆかりの名庭!2019年の公開日程と見どころ

日光「松屋敷」金谷ホテルゆかりの名庭!2019年の公開日程と見どころ

更新日:2019/03/28 16:20

フルリーナ YOCのプロフィール写真 フルリーナ YOC 絶景・感動探究家、旅する音楽講師
世界遺産・日光の社寺にほど近い高台に、名庭で名高い「松屋敷」があるのを知っていますか?金谷ホテル所縁のこの屋敷には風雅な五角堂・1万坪の敷地を持つ庭園があり、150本を超す赤松や水辺が幻想的な風景を見せてくれます。この庭園は私有地ながら限定公開で見学可能!萌える若葉・ツツジ・クリンソウ・紅葉など四季折々の美しさ、金谷ホテル所縁の歴史秘話も交え、2019年の公開情報とその見どころをご紹介します。

新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴い、一部の都道府県が特定警戒地域に指定されており、特定警戒地域への移動などは引き続き自粛が求められています。各種報道機関の発表、施設や各自治体のホームページなどで最新の情報をご確認ください。(LINEトラベルjp)
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日光「松屋敷」と金谷家の歴史秘話。そして改修。

日光「松屋敷」と金谷家の歴史秘話。そして改修。

写真:フルリーナ YOC

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日光市街を見下ろす高台に建つ「松屋敷」。観光客で賑わう観光スポットの喧騒を離れ、ひそやかに佇む絵のように美しいお屋敷と庭園です。この「松屋敷」は、金谷ホテル二代目社長・金谷眞一が、病弱だった次女雪子の療養のために造ったお屋敷。

日光「松屋敷」と金谷家の歴史秘話。そして改修。

写真:フルリーナ YOC

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雪子はここで豊かな自然に囲まれて過ごすうちに徐々に健康を回復し、やがて敷地内で乳牛を飼い酪農を開始。勉強熱心な雪子は良質な乳牛を育て、金谷畜産部として牛乳やバターまでも手掛けるように。酪農経営は昭和30年代まで続きましたが、やがて高齢になった雪子は酪農経営に終止符を打ち、60年の生涯をこの「松屋敷」で終えました。

日光「松屋敷」と金谷家の歴史秘話。そして改修。

写真:フルリーナ YOC

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その後、長い年月が過ぎ「松屋敷」は老朽化が進み庭園も池も荒れてしまいました。松屋敷の現在の所有者である村津眞須美氏(金谷眞一の弟で、富士屋ホテル3代目・山口正造の孫娘)は、この美しい家屋と自然を守り後世に残すために、家屋・庭園を改修・整備することを決意。

改修を終えた村津さんは、「松屋敷」のシンボルでもある150本を超すアカマツを始め、四季折々の美しい自然を多くの方々に楽しんでもらいたいと、限定公開を開始。 私有地であることから今まで一部の人にしか知られていなかった「松屋敷」は広く知られることとなり、たくさんの旅人や写真愛好家が訪れています。

「松屋敷」の家屋から続く五角堂

「松屋敷」の家屋から続く五角堂

写真:フルリーナ YOC

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療養中の雪子が庭園を眺めた五角堂は、今も訪れる人々の目を楽しませてくれます。4月から5月には優しい色合いのツツジが、雅な五角堂を彩ります。

「松屋敷」の家屋から続く五角堂

写真:フルリーナ YOC

五角堂の欄干には松屋敷のマークである松形の透かし彫り。

「松屋敷」の家屋から続く五角堂

提供元:フォトスタジオ久良多

http://www.photo-kurata.co.jp/

秋は、五角堂がひときわ雅に輝く季節。燃える紅葉を従えて佇む五角堂は、まさに息をのむ美しさ。

日光・赤沢川の水を引く小さな滝と池。

日光・赤沢川の水を引く小さな滝と池。

写真:フルリーナ YOC

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「松屋敷」の池は、日光赤沢川から水路を引き水を入れています。清らかな水は瑞々しい緑や花々を映し、まるで絵画のような美しさ。

日光・赤沢川の水を引く小さな滝と池。

提供元:フォトスタジオ久良多

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水面に映る緑は、風が吹くと優しく揺らめき、光がキラキラと遊びます。

日光・赤沢川の水を引く小さな滝と池。

写真:フルリーナ YOC

庭園には池や川や小さな滝も。自然の造形美を見事に生かした幻想的なまでに美しい水辺です。

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クリンソウ・狛犬さん・謎のオブジェもフォトスポット

クリンソウ・狛犬さん・謎のオブジェもフォトスポット

写真:フルリーナ YOC

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「松屋敷」の1万坪の庭園の中には他にもオススメのフォトスポットがたくさん。まずは5月末に訪れるならピンクのキュートなクリンソウを探してみてくださいね。クリンソウは6月初旬の奥日光の風物詩となっていますが、一足早く「松屋敷」でも見られるのです!

クリンソウ・狛犬さん・謎のオブジェもフォトスポット

写真:フルリーナ YOC

庭園の中の広いアカマツ林の中には、小さなお社も。守り主は苔むした狛犬さん。風情あるフォトスポット&パワースポットです。

クリンソウ・狛犬さん・謎のオブジェもフォトスポット

写真:フルリーナ YOC

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林の中を歩いて行くと敷地の東側の崖の上に、まるでオブジェのようにそそり立つ物が・・・。実はこれ、自家水力発電施設の跡。発電機はドイツのシーメンス社のもので、明治時代後半から昭和20年代まで、赤沢川から取水した水を崖下へ落として発電していたのです。作られた電気は金谷ホテルへ供給していました。ここから送られた電気が、ホテルを華やかに照らしてしていたのですね。

「松屋敷」のシンボル“赤松”と空を見上げよう。

「松屋敷」のシンボル“赤松”と空を見上げよう。

写真:フルリーナ YOC

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「松屋敷」の庭園散策で筆者のお勧めは、アカマツの幹の下からアカマツと空を見上げること。空から降り注ぐ光と、大地に深く張り巡らされた木々の根に抱かれて、体じゅうに五感を通して、大地とアカマツと宇宙のパワーが注がれるはずです。

「松屋敷」のシンボル“赤松”と空を見上げよう。

写真:フルリーナ YOC

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そして小鳥の声に風の音に、木々がささやく声に、心と耳を傾けてみてください。もっとパワーを感じたい方は、幹に両腕を回して木をハグしてみてください。雪子さんを癒した、自然の力・・・木の優しさや逞しさが、きっと体に心に宿るはずです。

「松屋敷」のシンボル“赤松”と空を見上げよう。

提供元:フォトスタジオ久良多

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日光にひっそりと佇む美しき庭園「松屋敷」は2019年も、特定日に限定公開されています。ぜひ、四季折々の美しさを「松屋敷」の庭園で味わってみてください。

なお、「松屋敷」は私有地ですが、現所有者の村津氏がこの場所を後世に引き継いでいく使命を感じ、修復・公開されていますので、良識ある行動をお願いいたします。庭園内には池・川・崖地等もあり、また野生動物の生息していますので、小さなお子さまなどは十分ご注意を。注意事項・禁止事項などはMEMOの「松屋敷」HP内をご覧ください。

松屋敷の基本情報

住所:栃木県日光市萩垣面(はんがきめん)2396-1
電話番号:0288-25-6066
アクセス:東武日光駅、JR日光駅からタクシー約5分。バス中禅寺・湯元方面行き「神橋」停留所より徒歩約15分
開園時間:午前10時〜午後4時(最終入園午後3時半)
気象状況及び諸事情により日程や時間は変更になる場合あり。
入園料:大人:500円(団体20人以上:¥400、小学生以下:250円、20人以上の団体:200円

開園日
4月27・28・29(水仙・ツツジも開花)
5月3・4・5・6・25・26(各種のツツジ、クリンソウもチラホラ)
6月22・23(新緑・春蝉・名残りのツツジ)
7月27・28(万緑。木陰の涼風)
8月10・11・12・24・25(蝉の声・飛び交うトンボ)
9月28・29(初秋・爽やかな風)
10月26・27(紅葉の始まり)
11月3・4・6・7・9・10・13・14・16・17・20・21(このあたりまで紅葉が楽しめます)、23・24(晩秋・そろそろ落葉)
※見所は目安。気候状況によって変わります。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/04/30 訪問

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