写真:長坂 ヒロ
地図を見るスロバキアの首都ブラチスラヴァへは、ウィーン中央駅から鉄道で行くか、エーアトベルク駅のバスターミナルからバスで行くかの2通りが主な交通手段となりますが、いずれも片道1時間程で行くことができます。
かつては「チェコスロバキア」という国家にあったブラチスラヴァですが、1992年の分離以来、それぞれチェコとスロバキアが独自の国家となり、その際にスロバキアの首都として制定されました。
スロバキアの中でも西端に位置するブラチスラヴァは、結果としてお隣オーストリアの首都ウィーンと「世界一近い首都」として知られるようになったのです。
写真:長坂 ヒロ
地図を見るブラチスラヴァの旧市街は本当にこじんまりとしていて、端から端まで歩いて10分かからないような、非常に観光しやすい街です。そんな旧市街に聳え立つのが時計塔!決して大きな塔ではないのですが、旧市街のどこからでも見ることのできるような街のシンボルです。
実はこの時計塔、歴史的にもう一つ大きな役割を果たしていたのですが、もともと旧市街を囲むように造られた4つの門のうちの、現存している唯一の門なのです。正式名称はミハエル門。中は登れるようにもなっているので、ぜひ登ってみてくださいね!
さらに街を歩くと不思議な銅像たちが出迎えてくれます。こんな遊び心たっぷりでメルヘンチックなお出迎え、なんだか気持ちがほっこりしますね。写真の他にも銅像はいますので、ぜひ探してみてください!
写真:長坂 ヒロ
地図を見る旧市街を抜け、小高い丘を5分ほど登ると、頂上に聳え立つ立派なお城が現れます。その形から地元の方からは「ひっくり返ったテーブル」と呼ばれるブラチスラヴァ城です。
中は白を基調としたシンプルな装飾で、現在はお城というより展示場といった役割がメインになりますが、階段を登っていくと敵の侵入を防ぐために作られた要塞などが当時のまま残っています。
さらに屋上まで登ると、そこからはブラチスラヴァの絶景が。目の前を流れ行くドナウ川とオレンジ屋根の街のコントラストは必見です!
写真:長坂 ヒロ
地図を見るそんな街並みをぶらりと歩いていると、ふと首都であることを忘れてしまうようなブラチスラヴァですが、ミハエル門を抜けたところに首都としての一面を見ることができます。
それがこちらの立派な建物。スロバキアの大統領官邸です!残念ながら中には入ることはできませんが、運がよければ衛兵の交代を見れるかもしれません。鉄道の駅も近いので、電車の方はよかったらお帰りの際にでも立ち寄ってみてくださいね!
いかがでしたでしょうか?スロバキアという国の首都でありながら、絵本の世界に迷い込んだかのような街並みも同時に楽しめる街、ブラチスラヴァ。世界でもとっても珍しい首都だと思います。
ウィーンからのアクセスも抜群!日帰り観光の選択肢として、ぜひブラチスラヴァへお出かけしてみてはいかがでしょうか?
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(2024/4/18更新)
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