写真:さと しほ
地図を見る今回は、日本有数の豪雪地帯「新潟県十日町市」にある美しいブナ林「美人林」をご紹介します。
昭和初期にいったん伐採されて原野になった場所に、再び新芽から育ち始めたブナは樹齢90年ほど。美人林の全てのブナがほぼ同じ樹齢なので、この美人林には統制のとれた美しさがあります。豪雪地帯で木の幹が真っ直ぐ育つのは難しいというのに、この美人林のブナは真っ直ぐ空に向かって伸びています。その立ち姿の美しさから、このブナ林には「美人林」という名前がつけられたのです。すくっと立つブナの立ち姿に清々しさを感じませんか?
この美人林では、晴れた日と天気の悪い日とでは、まったく違った光景を目にすることができます。晴れた日には、木漏れ日が空からキラキラと差し込んできますが、天気が悪い日には、うっすら霧が発生したり、雲の切れ間からひとすじの光が差し込んできたりという幻想的な光景に出会えることもあるんです。天気が悪くても、あきらめずに出かけてみましょう!
写真:さと しほ
地図を見る美人林にある小さな池の水面をのぞいてみましょう。ブナの木々が池の水に映り込んで、上も緑、下も緑というキレイな光景を目にすることができますよ。
幻想的な光景を見たいなら、早起きして早朝に出かけてみましょう。運がよければ、朝靄につつまれた幻想的なブナ林を見ることができるかもしれません。
写真:さと しほ
地図を見る美人林は自然豊かな山々に囲まれた場所にあります。春には山の恵み「山菜」がたくさん!美人林の駐車場脇にある直売所では、新鮮な山菜が200〜300円で販売されています。もちろん山菜以外の野菜も。
すぐ帰るわけじゃないから残念だけど野菜は買えない…という方には、美人林に隣接するレストランでのランチがおすすめ!
写真:さと しほ
地図を見るランチは、美人林に隣接する「さとやまキッチン」がおすすめ。
さとやまキッチンは「森の学校 キョロロ」という十日町市立里山科学館にあるレストランですが、食事だけならキョロロへの入場料は不要です。
さとやまキッチンでは、地元のお母さんたちが作る地元の食材を使った食事をいただくことができます。土・日・祝のランチタイムのみの営業ですが、魚沼産のコシヒカリと山菜づくしのランチを1,000円未満でいただけます。安くて美味しくて、しかも体にもいい、店内から見える景色はまるで額縁みたい!「さとやまキッチン」は、いいことづくしのレストランなのです。
新潟県十日町市の「美人林」、いかがでしたか?
旅行に行って天気が悪いと「あ〜残念」と思いがちですが、ここ美人林では天気が悪くても「むしろ、ラッキー!」と思ってもいいかも。
天気が悪い日のほうが、むしろ幻想的な光景に出くわすことになるかもしれませんよ!
この記事を書いたナビゲーター
さと しほ
旅行会社勤務の旅好きOL。旅とグルメは人生のサプリ。ステキなこと、楽しいこと、美味しいもの。自分が「これいい!」と感じたものを積極的に発信していきたいと思います。
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