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写真:佐久田 隆司
地図を見る大野山の標高は723.1mと低山ながら、西丹沢山系でも独立峰的な山頂からの景色は、これより標高の高い山を凌駕するほどの美しさです。山頂からの眺めは「関東の富士見100選」に選ばれているほどです。
大野山ハイキングコースのお勧めは、JR谷峨(やが)駅から山頂を経由してJR山北(やまきた)駅に向かうものです。大野山ハイキングの推奨ルートにされるJR山北駅から大野山登山口に向かうバスは、西丹沢方面の途中停留所のために休日などは大変混雑します。
JR谷峨駅からならバス待ちや混雑もなくハイキングができるだけでなく、富士山は午後になると雲に隠れやすいので、早めに絶景富士山にめぐり合える確率が上がります。JR谷峨駅の標高が160mですから563.1mほどの標高差を繰り返す健康増進にも最適なレベルでしょう。
動画:佐久田 隆司
地図を見る大野山のハイキングコースは、山北町により丁寧に整備されています。危険な箇所はなく子連れでも十分登山が可能でしょう。しかし、山頂付近は森林が少なく日差しを遮れないので、熱中症には気をつけたいものです。
トイレもルート上のそこかしこに用意され心配もありませんし、山頂は広くベンチなどもあり昼食をとるにも最適です。
※動画には大野山ハイキングの様子が4Kで収めてあります。(スマホや環境の整っていないPCではHDでご鑑賞ください)
写真:佐久田 隆司
地図を見る大野山の山頂付近に森林がないのは、畜産放牧をしていたからです。しかし昭和43年度に完成した「神奈川県立大野山乳牛育成牧場」は、平成28年3月末で県営牧場としては廃止になり民間貸与へと移行しています。そのため、多くの牛や馬が見られました大野山も、現在では山頂付近で数頭を散見するほどにとどまっています。
JR山北駅に向かう山頂直下の分岐で、Uターンするように右に曲がり舗装路沿いに下っていけば民間に貸与された「まきば館」の大きな看板が目に入ります。畜産を知る貴重な資料や写真が展示されていてこれは必見です!
お勧めのルートは、山頂からまきば館に立ち寄り見学してから分岐まで戻って大野山を下るもの。まきば館だけに車で赴くことも可能です。
※詳細なJR谷峨駅からのルートは関連MEMOのヤマレコをご参照ください
写真:佐久田 隆司
地図を見る大野山の冬季のハイキングは原則禁止で、その期間はルート上の整備もされないので注意が必要です。しかし軽アイゼンや冬季準備をしっかりすれば、無謀な行程にはなりません。とくに富士山の景観は冬季のほうが優れているので、しっかり準備して出掛けるのもいいでしょう。
しかし安全をしっかり担保できるのはやはり山開き後の季節です。山頂まで2時間余りの大野山ハイキングは気候のよい時期がお勧めです。丹沢山系の山々に囲まれて昼食を口にするのは格別な満足感があるでしょう。
丹沢山系の山々では富士山を眺められることも多いですが、大野山からの富士山の姿は超一級品といえます。そのうえ手軽に赴けるアクセスの良さ、短い行動時間、さらにしっかりしたルート整備が大きな魅力になっています。関東の富士見100選の素晴らしさをぜひとも確かめてはいかがでしょう。
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