滋賀「大池寺」の蓬莱庭園はピンクに染まる絶景庭園!

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滋賀「大池寺」の蓬莱庭園はピンクに染まる絶景庭園!

滋賀「大池寺」の蓬莱庭園はピンクに染まる絶景庭園!

更新日:2018/04/30 16:28

bowのプロフィール写真 bow トラベルライター

滋賀県甲賀市水口の山中にある、臨済宗妙心寺派の「大池寺」。ここには滋賀県でも随一とされる庭園があることで知られています。その名も「蓬莱庭園」と呼ばれる庭は小堀遠州作と伝わる、サツキの大刈り込みが見事な枯山水庭園。5月から6月にかけてサツキの見頃を迎えると見る者の言葉を奪う程の絶景の庭園と化します!

滋賀に名庭園あり!「大池寺・蓬莱庭園」

滋賀に名庭園あり!「大池寺・蓬莱庭園」

提供元:yukimari / PIXTA

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臨済宗である「大池寺」はいわゆる禅寺。そして、その書院にある「蓬莱庭園」こそ「大池寺」のシンボル的存在であり、京都人も唸る名庭園です。そして、春夏秋冬様々な表情を見せる「蓬莱庭園」が年間で一番美しいとされるのが、5月下旬から6月中旬にかけてのサツキの咲く頃!

紅白数種類が入り乱れて咲く「蓬莱庭園」の美しさは訪れた人が時を忘れて見入ってしまうほど。新緑が眩しいサツキの葉とピンクの花弁、更には純白の白洲の砂と床に敷かれた赤毛氈が描き出すコントラストは、まるで絵画の中に入り込んでしまったかのようにも思えます。

名作庭家・小堀遠州作の「蓬莱庭園」

名作庭家・小堀遠州作の「蓬莱庭園」

写真:bow

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大胆なサツキの刈り込みが印象的な「蓬莱庭園」は観賞式の枯山水庭園で、江戸時代初期の寛永年間に小堀遠州が作庭したものとされています。実は小堀遠州が作庭したという明らかな証拠となる文献は伝わっていませんが、小堀遠州が水口城を築城した際、落成祝いにこの「蓬莱庭園」を手掛けたと言い伝えられてきたのだそう。

小堀遠州といえば大名でありながら茶人でもあり、作庭家としても知られ全国各地に名庭園を残しています。とても400年前の江戸時代に作られたとは想像もできないモダンな造形に驚きを隠さずにはいられません。また、「蓬莱庭園」は柱と柱の間を額縁に見立てて庭を鑑賞する『額縁庭園』も堪能できます。

「蓬莱庭園」の見どころは?

「蓬莱庭園」の見どころは?

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見る者を圧倒する程のインパクトがある「蓬莱庭園」は、実は大海原に浮かぶ宝船を模しています。書院の正面にある2段の大刈り込みは、海の大波・小波を表し、中央の刈り込みは白砂で表した水面の上に宝船を浮かべた姿とされています。

さらに宝船の中の小さな刈り込みは七宝を表し、その下に置かれた7つの石で七福神を象徴しているのだとか。「蓬莱庭園」の名はまさにこの様子から付いたとされています。春夏秋冬、美しい線状美を見せる「蓬莱庭園」は実におめでたい庭園だったのです。

池に囲まれた「大池寺」の歴史

池に囲まれた「大池寺」の歴史

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「大池寺」があるのは滋賀県甲賀市水口町。丘陵に囲まれた閑静な地にある臨済宗妙心寺派の寺院です。寺の名が示す通り、4つの池に囲まれており、周囲一帯は「名坂大池寺自然公園」にもなっています。

そんな「大池寺」は今から1200年前の天平年間に、諸国を行脚していた高僧、行基がこの地を訪れた際に日照りに悩む農民のため、灌漑用水として、「心」という字の形に4つの池を掘って、その中央に寺を建立したのが起こりとされています。

見どころは多し!くまなく境内を見ましょう

見どころは多し!くまなく境内を見ましょう

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「大池寺」の本尊は釈迦如来像。開基の行基の作といわれ、一彫りごとに三拝したと伝わる「一刀三礼の釈迦丈六坐像」と呼ばれる仏像。この仏像もまた見事ですのでじっくりとご覧あれ。

また、庫裏の庭には樹齢350年という松の大木「臥龍の松」も。幹が折れて地を這うように伸びているところから、龍が伏せたかのように見えるためその名が付いた名木です。その他にも境内には水琴窟があるなど、見どころが点在しています。くまなくご覧いただくことをオススメします。

大池寺の基本情報

住所:滋賀県甲賀市水口町名坂1168
電話番号:0748-62-0396
拝観料:大人400円
アクセス:新名神高速道路「甲賀土山」IC下車約15分

掲載内容は執筆時点のものです。

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