銭湯なのにピザ釜完備!?新装開店した東京「蒲田福の湯」

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銭湯なのにピザ釜完備!?新装開店した東京「蒲田福の湯」

銭湯なのにピザ釜完備!?新装開店した東京「蒲田福の湯」

更新日:2016/05/12 17:04

毎川 直也のプロフィール写真 毎川 直也 風呂デューサー

東京都大田区は23区でも都内最多、43軒の銭湯が営業を続けています。そんな銭湯の激戦区で1951年から営業を続ける銭湯「蒲田福の湯」。2016年4月に新装オープンしました。激戦区のなかでネックになったのは小さい敷地。そんな環境でも大きい銭湯にはない「かわいさ」を意識してつくりあげました。そして最大の目玉は、銭湯では前代未聞、ピザ釜を併設し、店内で店主こだわりのピザを食べることができるのです。

銭湯…いや、「Bathhouse Foo-Qoo!」

銭湯…いや、「Bathhouse Foo-Qoo!」

写真:毎川 直也

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蒲田福の湯はJR蒲田駅から徒歩約10分。福の湯という屋号がないと銭湯とは気が付けない、私たちがイメージする銭湯とは全く異なる外観です。1階が銭湯、2階は住宅という形をとっています。

軒先に下がっている提灯には「bath house Foo-Qoo」と書かれています。1〜7歳のあいだアメリカで生活していた店主が、「銭湯」という言葉を英語に翻訳して一番しっくりくる言葉が「bath house」だと感じ、採用したのだそう。「Foo-Qoo」とは「福」という文字をそのまま「fuku」と発音したときにイメージがよくないと考え、あえてこの表記を採用するという経緯がありました。
外国人客にしっかりと対応できる銭湯として生まれ変わっています。

和洋の対比で輝くFoo-Qoo式「床の間」

和洋の対比で輝くFoo-Qoo式「床の間」

写真:毎川 直也

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館内に入ってみると、床のフローリングには汚れひとつありません。右手窓際のカウンター席を見ると洋の雰囲気です。銭湯には珍しいカウンター席は、コミュニケーションが希薄になっている現在、テーブルを挟んでの会話でなく、近い距離で会話ができるようにと考え設置しています。

一方でロビーの正面には木材を組んでつくりあげたテレビ台、左端には竹が生え、床は砂利と、一見「床の間」のような和を感じる配置になっています。
内装を手掛けたのはご主人の奥様。和洋折衷のかわいらしい雰囲気を目指し、デザインしたのだそうです。

スッキリ清潔。銭湯の基本を大事にした浴室

スッキリ清潔。銭湯の基本を大事にした浴室

写真:毎川 直也

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浴室は白を基調に、清潔感を感じられる空間になっています。洗い場は横の人にしぶきが飛び散らないブースタイプのものも用意。要所要所に手すりを設けて。床は滑りにくいグリップのきいたものになっています。どれも利用客の安全、安心に配慮した設備です。

湯船は「ヒーリングブース」とご主人が呼ぶ岩風呂の湯船と、床からボコボコと泡が出るバイブラ、水圧で体をマッサージするジェットの設備が付いた湯船の2種類が設置してあります。
余計なもののない、スッキリとした印象の浴室です。

気分は森の露天風呂、ヒーリングブース

気分は森の露天風呂、ヒーリングブース

写真:毎川 直也

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こちらがヒーリングブースです。ただの岩風呂ではありません。まずは湯船の底から水面を照らす光。湯船に浸かって見るとこの光が水面で青っぽく輝き、涼しげな印象を受けます。その印象は気のせいではなく、露天風呂感覚で浸かってほしいというご主人の考えから、壁面の配管を通して風が送り実際に涼しさを感じるように工夫されています。

これだけでも露天風呂に浸かっている気分なのですが、上部に設置されたスピーカーから鳥のさえずりが聞こえてきて、森のなかの露天風呂を想像させてくれます。今後流す音は癒しをテーマに変更していくそうです。

銭湯なのに…ピザ釜!?テイクアウトも。

銭湯なのに…ピザ釜!?テイクアウトも。

写真:毎川 直也

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蒲田福の湯、最大のポイントはフロントにあります。写真左側にある赤い箱、これはピザ釜です。
蒲田福の湯のご主人は、銭湯を新しく立て直すという話が出たとき、自分でピザ屋をやろうと考えていたのだそうです。ピザ屋をやりながら店を手伝おうか…考えを巡らせていたところ「銭湯でピザを売ればいい」という発想に行きつきました。

限られたフロントというスペースのなかでご主人が大変気に入った「辻機械」の電気釜を導入、本格的なピザを焼きあげる環境に仕上げました。
オススメはアメリカで生活していた幼少期に食べたバジル、ペパロニ、シュレッドチーズの乗ったシンプルなアメリカンピザです。メニューとして本格的に売り出すのは2016年5月末〜6月中旬を予定しています。

アクセスしやすい蒲田福の湯で風呂あがりの一杯とピザをいただき、休日を締めくくる

JR蒲田駅、京急蒲田駅から歩いて約10分ほどで、鉄道でのアクセスが良好です。また京急蒲田は羽田空港へ向かう羽田空港線の分岐駅になるため、羽田空港からのアクセスもしやすい立地です。
休日の夕方頃に訪れて風呂に入り、ロビーでビールと焼き立てのピザを楽しむ。いままで銭湯ではありえなかった風呂あがりの時間を満喫してください。
※浴室の写真は特別に許可をいただき、営業前に撮影しております。営業中の無断撮影は厳禁です。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/05/02 訪問

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