写真:car min
地図を見るウルムは南ドイツのドナウ川沿い、ファンタスティック街道とロマンティック街道の丁度中央辺りに位置する古都です。世界一高い尖塔を持つウルム大聖堂が有名で、市街には中世風の木組みの街並みもあり散策するのが楽しい町です。
このウルムの中央駅から大聖堂へ向かうバーンホフ通り(Bahnhofstr.)に「アインシュタイン」の生家がありました。しかし1944年、第二次世界大戦の爆撃でその家は焼失しました。現在は跡地にモニュメントがあり
「Hier stand das Haus in dem am 14 Marz 1879 Arbert Einstein zur Welt kam」(ここに建っていた家に、1879年3月14日、アルベルト アインシュタインが生誕しました。)と文字が刻まれています。
ついつい遠くにある大聖堂に目を奪われがちで見落としてしまいそうな場所にあるので、見逃さないようにしてくださいね。
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地図を見る町のシンボルとなっている世界一高い尖塔を持つウルム大聖堂。
この中には15世紀頃の素晴らしい造形物やステンドグラスが残っています。ただ残念なことに、多くのドイツの町がそうであったように、この大聖堂も戦争で爆撃を受け、古くからあったステンドグラスは壊れ、近年に修復されました。
その中で、1985年に新しく設置されたステンドグラスには「アインシュタイン」が刻まれているんです。ステンドグラスの中央はビッグバン(宇宙の始まりとされる大爆発)、その左手には有名な科学者の名前とポートレートが、そして右手にはガリレオと「アインシュタイン」が残した公式が描かれています。
このステンドグラスは大聖堂入口の右手、ショップの丁度上ぐらいにあります。「アインシュタイン」のポートレートなどは少し高いところにあるので、望遠レンズ機能付きカメラの持参をお勧めします。
写真:car min
地図を見る大聖堂前のミュンスター広場内にある観光案内所では「アインシュタイン」グッズが販売されています。種類はあまり多くないものの、生誕地ウルムの名前が入った缶バッジなど、お土産にもいいですね。ここで、市街地の地図も無料でもらえるので「アインシュタイン」探しにも役立ちますね。
写真:car min
地図を見る旧武器庫(Zeughaus)の敷地内に、よく見る舌だし顔の「アインシュタイン」がモチーフとなっている「アインシュタインの泉」(Einstein-Brunnen)があります。
1984年に設置されたこの彫像は、全体がロケットの形をしていて、その上にかたつむりの殻、そこからいたずらっぽい顔をした「アインシュタイン」の頭部がつき出ています。
季節によっては水が出ていないこともありますが、ロケットの下から水が噴き出している時は、まるでロケットが宇宙に飛び立って行くように見えるかもしれませんね。
写真:car min
地図を見る「アインシュタインの泉」から近い場所に「アインシュタイン カフェ」があります。
ここでは1日中朝食メニューが食べられるので、量の多いドイツ料理に疲れた方にはパンケーキや量の少ないセットは嬉しいですね。また南ドイツの白ソーセージなども食べられるので、郷土料理を食べてみたいと思われる方にもお勧めです。
店内のあちらこちらに「アインシュタイン」のポートレートが飾られています。そして忘れずに見て欲しいのはお手洗いの中!個室の扉内側に「アインシュタイン」の名言、『想像力は、知識より大切だ。知識には限界がある。』などドイツ語で書かれています。ついつい、全部の扉を確認したくなること間違いなしです!(注:男性用は確認していません。)
以上ご紹介したところは観光案内でも見つけられる場所ですが、これ以外に「アインシュタイン」のポートレートが飾ってるカフェがあったり、画廊の絵の中に彼のシルエットがあったりと、いろんな場所で「アインシュタイン」を見つけることができます。
ウルムの街並みを楽しみながら、お気に入りの「アインシュタイン」スポットを探してみてはどうでしょう。
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(2024/3/28更新)
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