写真:car min
地図を見るドイツ・ジンスハイムは古都ハイデルベルクから南西へ約20kmの場所に位置しています。この町は南ドイツでも古い文化的な領域として知られていて、近辺では石器時代の出土品が出たり、ケルト・ローマ時代の痕跡を見ることができる場所です。
そのジンスハイムに乗り物を集めた博物館「ジンスハイム自動車・技術博物館」(Auto & Technik MUSEUM SINSHEIM)があります。屋内、屋外合わせた展示場の総面積は50000平方メートル。東京ドームよりも大きい敷地に乗り物が大集合しているんです!
海外で博物館や美術館を訪ねるのには日程に注意したいところですが、この博物館は年中365日営業ということで、日程が短い日本からの旅行でもプランが立てやすいのは嬉しいですね。
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地図を見るドイツにあるので欧州車ばかりかと思ってしまいますが、アメリカン・ドリームカーも勢揃いしています。1950年代の車を中心に1960年代のコルベットなども展示されています。パステルピンクのキャデラックなんかもあり、あまりの可愛さに一目惚れしてしまうかもしれませんね。
そしてここには、「デロリアンDMC-12」も展示されているんです!1985年から1990年にかけて大人気だった映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作で、タイムマシーンとして重要な役割を果たす「デロリアン」。この「デロリアン」でタイムトラベルを夢見た世代は、あの映画のワクワク感を思い出しそうですね。
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地図を見るもちろん、ドイツの博物館なのでドイツ車の展示も盛りだくさんです。ガルウィング・ドア(かもめの翼)タイプのメルセデス・ベンツ・300SLやBMW、オペルなどのクラッシックカーも勢揃いしています。また世界に6台しかなく、最も高いといわれるフランスのブガッティ・ロワイヤル・タイプ41 (Bugatti T41 Royale)も展示されているので、是非、貴重な車をじっくり見てくださいね。
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地図を見る展示されているのは道路を走る自動車だけではないんです。常設展示としてヨーロッパ最大のF-1カーや歴史的なレースカー、バイク、航空機、軍事車両、トラクター、巨大な蒸気機関車、それに関するエンジンなどが一堂に並んでいます。乗り物の間に立つマネキンも、その時代の服装や髪形をしていて、当時の時代背景も見ることができます。
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地図を見る「ジンスハイム自動車・技術博物館」の展示館上空に今にも飛び立ちそうな飛行機が展示されています。一機はフランスの超音速ジェット機「コンコルドF-BVFB」。もう一機はソ連版コンコルドといわれている「ツポレフTu-144」。この2機を同時に見られるのはここだけなんです!
地上30mに展示されていますが、展示館上部から機内に入れるようになっているので、機内の様子やコックピットなどじっくりと観察してくださいね。
とても大きな展示スペースなので普通に見て回るだけでもかなりの時間がかかります。チケットで屋内の展示館に入るようになっていますが、1日中出入りが可能です。カフェやレストランも併設されているので、休憩しながら見学できるのが嬉しいですね。
またすぐ近くに「ジンスハイム自動車・技術博物館」直営のホテル「ホテル・ジンスハイム(HotelSinsheim)」もあり、「2日間ミュージアムパック」などのプランもあるので上手に利用してくださいね。
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(2024/12/2更新)
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