写真:結月 ここあ
地図を見る緑の溢れる上野公園には、動物園・美術館・博物館・神社仏閣などがあり、年齢を問わず楽しめることから、いつも賑わっています。こちらの写真は東京文化会館脇の美しい銀杏並木ですが上野は桜が美しいことでも知られていますね。
その上野にある「国立西洋美術館」が、都内では初の世界文化遺産への登録を目指しています。
国立西洋美術館は、実業家松方氏の「松方コレクション」をもとに昭和34年設立されました。 中世末期から20世紀初頭にかけての西洋絵画と、オーギュスト・ロダンを中心とするフランス近代彫刻を年間を通じて展示しています。美術館の企画展示室は、世界的に有名な画家や美術館展などでいつも賑わっていますが、常設展示室ではドラクロワ・モネ・コロー・クールベ・ルノワールなど、素晴らしい収蔵品の数々に驚きます。
今回世界文化遺産の登録を目指しているのは、近代建築の三大巨匠といわれるフランスで活躍した「ル・コルビュジエ」の世界各国にある作品群で、日本で残した唯一の作品が国立西洋美術館本館の建物です。
1階は柱だけにするピロティーやスロープ、自然光を利用した照明など、コルビュジエらしい特徴があり、近代建築の礎になっています。
写真:結月 ここあ
地図を見る国立西洋美術館からも歩いてすぐのところに、1631年に初建された「上野大仏」があります。
平和を願っている上野大仏は、震災や戦争の悲しい歴史に涙を流し、その涙の痕が今でも幾筋も残っていて、それに優しくふれると運気が向上するそうです。
写真:結月 ここあ
地図を見る合格の大仏といわれることだけあって、絵馬もなかなかユニーク!上野大仏は1631年に建立されましたが、幾たびもの災難に見舞われ、何度も修復が行われ今では顔だけになりました。このような災難を乗り越えて、顔だけを残す様子に、これ以上落ちることはないと、「合格大仏」として親しまれるようになりました。
大仏の他に仏塔もあって、内部には本尊として旧薬師堂本尊の薬師三尊像が祀られています。
写真:結月 ここあ
地図を見る「花園稲荷神社」は、連なる赤い鳥居が美しい神社です。上野公園内いうこともあって、木々に囲まれた静寂な空間です。
こちらの神社は、縁結びの神様として人気もあって、夫婦和合・子授けなどのご利益もあり、カップルやご夫婦で訪れる方や、外国の方も多くみられます。その他商売繁盛のご利益や、お仕事の良縁にも恵まれるそうですよ。
写真:結月 ここあ
地図を見る上野といえばパンダ!「東京メトロ銀座線上野駅」渋谷方面行のホームにはこんな可愛いパンダのホームドアがあるんですよ。上野ならではのホームドアはお子様も喜びます!
いかがでしたか、上野公園は総面積約53万平方メートルもあってまさに都会のオアシス。今回紹介したところ以外にも大人から子供まで楽しめるところがあります。国立西洋美術館が世界文化遺産に登録が決まれば、今までにも増して上野の注目度がUP間違いなしです。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2023/11/30更新)
- 広告 -