写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る「老祥記」と「老祥紀」。最後の文字だけ違う2つのお店は店頭にある看板に「創業大正四年 元祖豚饅頭」と同じ文字が書いてあります。実は、元々は一つの店だったのが、諸事情で暖簾分けしたというのが理由です。
材料も一緒、作り方も一緒ということはどっちで買っても同じ味?と思いきや、やはり微妙に違うんです。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る神戸のどのガイドブックにも載る超有名店「老祥記」は南京町のど真ん中「南京町広場」にあります。
お店の前までいくと、あれ?2〜3人しか並んでいない?と錯覚しますが、道路に人が並ぶのをさけ、行列を広場の真ん中に分散させているんです。最後尾がわからないほど並んでいるときもあるので係員のおじさんに最後尾を聞きましょう。
真夏はかなり暑いので日傘、帽子など必須です!
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る店内に入ると、次から次へと蒸しあげられていく豚まんのいい香りがふんわり。
テイクアウトよりイートインのほうが、豚まんにありつけるまで少し時間がかかりますが、落ち着いて食べるならイートインがおススメ。お茶もあるのでゆっくり食べられます。
蒸したての豚まんはあっつあっつ。中の肉餡は味付けが濃く、こってりとした味わいながらも、外の皮の部分が厚くフワフワなので濃い肉餡との相性抜群!。小ぶりながら食べごたえ抜群です。
●老祥記豚まんまとめ
皮:厚い、ボリュームたっぷり、モチモチ食感
肉餡:多め、味付け濃い
温度:かなり熱い
時間:注文してから少し時間がかかる
値段:1個90円、3個270円
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る次は並ばない「老祥紀」へ。元町駅から、元町商店街の中に入り、神戸駅方面へ歩いていきます。どんどん、店が少なくなり、ちょっとさみしい雰囲気になりかけたころ、お店に到着。店構えはこちらの店舗のほうがこぎれいでさっぱり。中のイートインスペースもゆとりがあり、ゆっくり食べられます。
早速、豚まんを注文してみましょう。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る豚まんだけを販売している店なので、個数とイートインかテイクアウトかを伝えるだけでOK!テイクアウト注文が多いからか、レジ下には3個〜100個までの価格表も。ただし、多く買ったからといって割引にはなりません。ご了承を。
注文後、すぐに豚まんを持ってきてくれます。蒸したてというよりちょっと時間がたった感じで、湯気もあまりありません。食べてみても熱くなく、すぐにペロリと食べられてしまいます。お茶がほしくなる老祥記と違い、肉餡が少な目でさっぱりとした後味が特徴です。こってりが苦手で猫舌の人にはこちらの豚まんがおススメです。
●老祥紀豚まんまとめ
皮:厚い、ボリュームたっぷり、少しパサパサ
肉餡:少な目、味付けあっさり
温度:ぬるい
時間:注文後すぐに食べられる
値段:3個240円(注文は3個から)
結局、どちらがおいしいか。濃い味付けでがっちり食べたければ、老祥記。さっぱりとした味付けが好みなら老祥紀。あとは、並んでも食べたいか、並びたくないかの違いでしょう。値段も30円の違いがあり、最低注文個数も違います。
老祥紀はテイクアウトして自宅のレンジで温めると、よりおいしくなるためテイクアウトがおススメ。あっさり後味も食べ飽きることがありません。
さて、皆さんの好みはどちら?
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(2024/3/28更新)
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