タイの京都・チェンマイの格安ホテル「グルーチェンマイ」

タイの京都・チェンマイの格安ホテル「グルーチェンマイ」

更新日:2019/01/15 12:31

吉田 彩緒莉のプロフィール写真 吉田 彩緒莉 タイホテル専門家、海外旅行ライター、海外旅行媒体ディレクター
タイの古都チェンマイ。城壁とお堀に囲まれた美しい街や古い寺院が残る様から、タイの京都と例えられます。そのため女性グループや女性の一人旅の場所としても人気。欧米人の長期旅行者が多いのでおしゃれなゲストハウスも多いんです。安く泊まりたいけどゲストハウスはちょっと、と思っている方にお勧めしたいのがチェンマイに点在する小規模でおしゃれなホテル。その中からとびきりかわいい一軒、グルーチェンマイを紹介します。

プールを囲むように佇む邸宅のようなホテル

プールを囲むように佇む邸宅のようなホテル

写真:吉田 彩緒莉

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トップシーズンでも早めに予約すれば一部屋5000円以内。オフシーズンだと3000円台のオフプライスを出すことも珍しくない格安ホテルがグルーチェンマイ。チェンマイのナイトマーケットにほど近いピン川のほとりにある、とてもかわいらしいホテルです。
こじんまりとしていますが、まるで邸宅のような建物はプールを囲むように建ち「本当に格安ホテルなの?」と疑ってしまうほど。女性なら胸がときめいてしまうようなとても素敵な建物です。

タイで1部屋5000円以内だと、そんなに期待しない方がいい場合も多いのですが、到着して「ああ、ここにして良かった」とほっとすることは間違いなし。

寛ぎを重視したプールサイドの椅子が素敵

寛ぎを重視したプールサイドの椅子が素敵

写真:吉田 彩緒莉

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プールは10メートル程度。深さがあるので十分泳げます。そして、プールに配置された椅子がそれぞれ個性がありとても素敵。どれも赤を基調にとても洗練されたデザインです。こんな椅子でのんびりとしながら読書の時間や、観光の計画もいいですね。

時期にもよると思いますが、プールバーにはスタッフはいません。その代り、コンビニで買ったビールや日本から持ってきたワインを持ち込んで飲む、という事をしていても、スタッフはにっこり微笑んで素通りです。至れり尽くせりではありませんが、自由に好きなものを持ち込んでいい環境はむしろ節約旅行にはありがたいですね!

デザインは中華系。でも中国人の団体客はゼロ

デザインは中華系。でも中国人の団体客はゼロ

写真:吉田 彩緒莉

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館内は中華系とヨーロッパ調を織り交ぜたデザインがとても素敵です。古き良き上海のような、そんな雰囲気が漂います。とはいえ中国系の方向けのホテルという訳ではなく、世界中の人がやってきます。更に小規模なホテルなので団体客がいないというのもうれしいポイント。

花をふんだんにあしらった、ロマンティックなベッドルーム

花をふんだんにあしらった、ロマンティックなベッドルーム

写真:吉田 彩緒莉

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案内された客室のドアを開けて感動!ベッドまわりはかわいらしい花をあしらったファブリックでまとめられています。こんなベッドで眠れるなんて女性なら間違いなく胸キュンです。
更にベッドの上には「Welcome」のメモと共に、タイのジャスミンを模した飾り物がそっと置かれているのも心憎いサービス!

スーペリアルームのバスルームはシャワーのみですが、こちらもとてもセンス良し!黄色や青のガラスをステンドグラスのようにはめ込んだレトロなデザインにうっとりしてしまいます。アメニティもシャンプー・コンディショナー、ボディーソープ、そしてこのクラスのホテルでは珍しく歯ブラシも備え付けられているのもGOOD!

ドライヤーはリクエストなので、フロントで申し出ましょう。スタッフが迅速に持ってきてくれます。

猫足ソファー、ドレッサーなど、胸キュンなインテリアがいっぱい!

猫足ソファー、ドレッサーなど、胸キュンなインテリアがいっぱい!

写真:吉田 彩緒莉

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窓際にはゆったりと座れる一人がけの猫足ソファーもあり、広い部屋ではありませんが十分寛げるように考えられています。
部屋のインテリアは、どこまでもロマンティックで、ドールハウスにあるようなドレッサーや、テレビ周りに飾られた額など、思わず持って帰りたくなるようなかわいらしさ。

豪華なホテルも良いですが、こんなキュートなホテルを自分の家のように肩ひじ張らずに使えるのも、素晴らしい滞在と言えるでしょう。

スタッフの優しさ、素早い対応もこのホテルの魅力

実はこのホテルの魅力は建物や客室の可愛らしさだけではありません。スタッフも素朴で優しく、とても安心できます。
メールでの問い合わせにも素早く対応してくれる上に、チェンマイ空港の両替所の終業時間を尋ねれば、マップ付で教えてくれるほど丁寧。深夜着の際も「●●様ですね。お待ちしていました!」と名前を呼んで対応してくれます。

以前はレストランがあったようですが、現在はなく、朝食付のプランはありません。でも、周囲には朝食に最適なカフェもあり、ピン川を望むテラスでコーヒーと朝食が取れる店も多数。便利な立地なので困ることはありません。
朝食がないせいか、フロントにはチョコウエハースのようなしっかりしたお菓子が常に置いてあります。エレファントトレッキングツアーなどに出かける朝には、それを食べてパワーチャージしたり、持って行けたりと、なかなか的を射たサービスです。

常に5000円以内のホテルなので、一流リゾートホテルのそれとは、落差がありますが、この宿泊費の中で、最大限の客室、最大限のサービスだと言わざるを得ません。
ナイトマーケットやピン川沿いの有名レストランが徒歩圏という便利な立地も、かなりのポイント!

素朴で温かく、いつも笑顔のスタッフに見送られ、帰国する頃には、また帰ってきたいな、と思えるホテルになっているはずですよ!

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/03/01−2015/03/03 訪問

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