更新日:2016/05/12 14:23
「つるつる温泉」へのアクセスは、電車利用の場合はJR五日市線「武蔵五日市駅」から路線バス「つるつる温泉行き」で約20分ですが、本数が少ないため注意が必要です。時間帯によってはレトロな機関車型バスの「青春号」も運行(5月中は修理点検のため運休)しています。自動車利用の場合は圏央道日の出ICから11.5km、約25分で到着できます(駐車場150台・無料)。
1996年11月にオープンした「つるつる温泉」は、地下1,500mから汲み上げるアルカリ成分が高い(PH9.9)お湯が特徴の天然温泉です。
入浴料金は820円(3時間・中学生以上)。
広々とした建物の2階にある大浴場は、洋風「生涯青春の湯」と和風「美人の湯」の二つで、日替わりの男女入替制となっています(EX:和風「美人の湯」:女性偶数日・男性奇数日、洋風「生涯青春の湯」:女性奇数日・男性偶数日)。
また、2階の休憩コーナー横には、インド伝承のアーユルヴェ―ディックリンパマッサージやフェイシャルエステ、ヘッドマッサージなどが受けられるスパサロン「Ayurveda Spa Ojas」が併設されています。
洋風「生涯青春の湯」は、大きな楕円形の湯船の内風呂と露天風呂を完備しています。特に今年の1月から改修工事ほ行っていた露天風呂が、この3月19日に完成。「ひのきの露天風呂」としてリニューアルを果たしました。囲いに覆われているものの手足を伸ばして上を見上げれば、緑に囲まれた新鮮な山の空気の中で思いっきり開放感に浸ることができます。思わずここが東京都であることを忘れてしまうほどです。
「つるつる温泉」という名前の通り、天然温泉の泉質は「別名美人の湯」とも称されるアルカリ性単純温泉。無色澄明無味無臭のお湯なのですが、お湯自体に「ぬめり」がある感じで、たしかに驚くほどに「つるつる」&「すべすべ」になれる感じがするお湯です。しかもそのしっとり感が、お風呂から上がった後も持続するのが女性には特にうれしいと思います。せっかくなので、湯船に浸かる・のぼせないように少し休むを繰り返して、リラックスしながらたっぷりと「つるつる美人」をめざしちゃいましょう。サウナや水風呂も用意されています。
たっぷりと温まって「つるつる美人」に変身した後は1階にあるレストランへ。
108畳の広々とした畳敷きの大広間と、木漏れ日の射し込むパノラマ食堂の他、有料の個室が用意されていますが、せっかくなら木の質感を活かした、全方位型のパノラマ食堂がオススメ(好きな方が選べます)。人気メニューはマスの塩焼きがセットになった「つるつる御膳」(1,600円)と「釜飯」(1,000〜1,100円)、そして、人気ナンバーワンメニューが「つるつる豆腐」(350円)です。「つるつる温泉」で心身共に「ツルツル」に磨き上げた後に、「つるつる豆腐」で身体の内側から「ツルツル」になれるなんて!しかもこのお豆腐、サイズがたっぷりしています。比較できるようにiPhoneを並べてみました。
お豆腐自体はとてもキメが細かくてやわらかく、しかも優しい喉越し。「つるつる豆腐」という名前の通り、いくらでも「つるつる」と食べられます。ちなみにこの「つるつる豆腐」はお土産用(保冷剤・保冷バッグ付)としても売られています。
また、此方の「ソフトクリーム」(300円・トッピングはプラス料金)は日の出町にある「福島牧場」からの直送品ということで、新鮮そのもの。界隈のJAで食べられる場所もありますが、できれば食べておきたい必須アイテムです。
足に自信がある人なら、ハイキングを兼ねて、青梅線御嶽駅から御岳神社を参拝して日の出山に登るコースも「絶景の眺望が楽しめる大都会の展望台」としてオススメ。そこから80分ぐらい下った先にあるのが「つるつる温泉」です。ハイキングの疲れを「つるつる温泉」で癒やしてノンビリしてから帰りましょう。
東京の奥の方に、知る人ぞ知るこのような天然温泉があったのです。うれしいことに「つるつる」&「すべすべ」になれる「美人の湯」というのだから何だか得した気分です。
しかも日帰り温泉施設としての設備も満載。広い畳敷きの大広間や木漏れ日の降り注ぐパノラマ食堂では地元の特産品をあれこれといただくことができます。さらに「つるつる豆腐」だけでなく、濃厚な「牧場ソフト」まで食べられるというおまけつき!!
ハイキングが好きな人も、そうでない人も、これからの季節は東京から少し足を伸ばして、西多摩郡日の出町まで出かけてみませんか?
都心の日帰り温泉施設にはない新たな感動が待ち受けているはずです。
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