親子丼発祥の店!東京・人形町「玉ひで」でトロトロの親子丼と250年の歴史を堪能!

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親子丼発祥の店!東京・人形町「玉ひで」でトロトロの親子丼と250年の歴史を堪能!

親子丼発祥の店!東京・人形町「玉ひで」でトロトロの親子丼と250年の歴史を堪能!

更新日:2016/05/17 14:08

吉田 彩緒莉のプロフィール写真 吉田 彩緒莉 タイホテルマニア、タイブロガー、旅行媒体編集ディレクター、旅行・グルメライター

東京・人形町はドラマ「新参者」のロケ地になり、ドラマの中で行列のできる老舗の名店が多い事でも話題になりました。人形町は古くから多くの食通が通い続けてきた町なのです。そんな名老舗の中でもランチタイムにひときわ長い行列ができているのが「玉ひで」。創業250年の歴史を誇る軍鶏料理専門店です。実はこの店、今や全国的に食べられている親子丼の元祖の店なんです!さて、元祖親子丼とはどんな味がするのでしょうか?

その存在こそ人形町の歴史!圧倒的な存在感を放つ「玉ひで」の店構え

その存在こそ人形町の歴史!圧倒的な存在感を放つ「玉ひで」の店構え

写真:吉田 彩緒莉

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日本橋と言えばオフィスビルが建ち並ぶ大都会のイメージですが、その一角にある人形町は、異空間のようです。とはいえ決して高級感のある街ではなく、昔ながらの商店が集まり人情を感じさせてくれます。

でも「玉ひで」は違います!親子丼発祥の地として親子丼好きが憧れる聖地の迫力は、半端ないのです!
ここは武家屋敷ですか?と思わず訊ねたくなるような迫力と存在感に、気軽に親子丼ランチにやって来た人は一瞬固まるはずです。でも大丈夫。ランチタイムは自然と行列ができ、平均で20人から30人と言う列に。この列はちょっとした人形町観光名物。若い方から、ご年配の方、カジュアルな方からフォーマルな方までわいわい楽しそうです。「誰でも美味しく食べたまえ」という無言のメッセージが伝わってきます。

まさに親子丼の神!親子丼の開祖「山田とく」さん

まさに親子丼の神!親子丼の開祖「山田とく」さん

写真:吉田 彩緒莉

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「玉ひで」は1760年創業。軍鶏料理専門店なので、元々は鶏鍋がメインでした。何故その店で親子丼が誕生したのでしょう。
店内に入ると、凛々しく上品な雰囲気のモノクロ写真の女性が、何かを訴えかけてきます。この方こそ親子丼を編み出した玉ひで五代目の妻、山田とくさんです。

お店の方に訪ねると、明治20年代にお客さんの一人が鳥鍋の残りの割り下に、卵とじにして食べたのを見て「これはいい!」と、親子丼を考えたんだそう。さすが人形町に集まるグルメなお客さんは違いますね。そのお客さんが居なかったら、今頃私たちはふわとろの親子丼を食べていなかったのかもしれません。そのお客さんと、山田とくさんに大感謝ですね。

小上がり座席、個室、様々な空間でおもてなし

小上がり座席、個室、様々な空間でおもてなし

写真:吉田 彩緒莉

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名物の元祖親子丼はランチのみのメニュー。単品だと座席になりますが、親子丼を含んだコース料理は個室でいただけます。個室は朱色のテーブル、金色の襖、高級感たっぷりだし、何だか殿様が出てきても不思議ではありません。江戸時代から続く老舗店はやはり貫禄が違います。

黄金の蓋の下に伝説の親子丼が!

黄金の蓋の下に伝説の親子丼が!

写真:吉田 彩緒莉

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ランチは元祖親子丼 1,500円と、親子ランチ膳 3,300円。やはりここではコースだろうが、単品だろうが絶対に「元祖親子丼」を食べておきたいもの。
黄金の蓋が閉じられた上品な丼が席に運ばれてくる瞬間すら、何かエンターテインメントのように感じてしまうのは、期待が大きすぎるせいでしょうか?いえいえ、そんなことはありません。とことん期待して蓋をあけましょう!

ふわふわ、トロトロ!そして甘めの親子丼に昇天!

ふわふわ、トロトロ!そして甘めの親子丼に昇天!

写真:吉田 彩緒莉

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丼の蓋を開けた瞬間、誰もが感動すること間違いなしです。見てください!卵の黄身のトロリとした魅力をあますことなく楽しめそうな半熟加減を!
元々、軍鶏鍋専門店なだけに、鶏肉の吟味には特に自信がある店です。とろっとろの卵をまとった鶏もも肉は、しっかりとした歯ごたえで、噛めば旨みが染み出てきます。

味付けは親子丼を開発した当時のままで、少し甘め。昔は砂糖が贅沢品でした。そのため、甘味を少し強めにしたのでしょう。もちろんご飯が進む味です。これこそ明治20年から食べられている味だと思うと感動もひとしお!

親子丼だけではなく、すき焼きの原型もこの店で生まれた!

実は「玉ひで」は親子丼元祖、だけではなく、日本の「すきやき」の原型となった「鳥すき」を生んだ店でもあるのです。なんとあの「鬼平犯科帳」の主人公、鬼平が愛した「五鉄の鳥すき」のモデルになった「鳥すき」なんですよ!

肉は東京都と共同で開発した「東京軍鶏」を使用。契約農家から直送されるのでとても新鮮です。モモ肉、ムネ肉、手羽、つくねの東京軍鶏を中心に、ネギや豆腐、しらたきを甘めの割下で煮て、温泉玉子をつけていただきます。味付けは昔ながらの江戸前の割下。肉は通常の鶏肉よりもこりこりとした食感で、歯ごたえも楽しく肉の旨みが深い!

「元祖鳥すき」は夜のメニューなので、ランチの親子丼で感動したら、次は夜に来てみるのも良いでしょう。どちらも、伝統の味を心行くまで楽しめる名店中の名店です!

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/04/20 訪問

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