実物の横穴式石室の見学も!埼玉県「さきたま古墳公園」満喫する5つのポイント

| 埼玉県

| 旅の専門家がお届けする観光情報

実物の横穴式石室の見学も!埼玉県「さきたま古墳公園」満喫する5つのポイント

実物の横穴式石室の見学も!埼玉県「さきたま古墳公園」満喫する5つのポイント

更新日:2016/12/24 22:21

大宮 つるのプロフィール写真 大宮 つる 開運ライター

埼玉県行田市にある「さきたま古墳公園」。5世紀後半から7世紀初め頃までに造られた大規模な古墳(埼玉古墳群)を有する公園として知られています。
埼玉古墳群は国の史跡に指定されている歴史的価値の大きいものですが、現在、行田市と埼玉県では“世界遺産”登録を目指して取り組んでいる最中なんですよ。今回は、「さきたま古墳公園」を最大限に満喫するポイントを5つご紹介します。

満喫ポイント1:日本最大の円墳「丸墓山古墳」に登る!

満喫ポイント1:日本最大の円墳「丸墓山古墳」に登る!

写真:大宮 つる

地図を見る

「さきたま古墳公園」内には、大規模な古墳が9基あります。大型の円墳、方墳、前方後円墳がそろっており、これだけの古墳が密集しているのは、東アジア諸国においても存在しないと言われているとか。

そのうちの1つ「丸墓山古墳」は直径が105メートルもあり、日本で最も大きい“円墳”です! さらに、埼玉古墳群のなかで最も高く、約19メートルの高さがあります。そんな丸墓山古墳ですが、2016年現在、埼玉古墳群のなかで唯一登ることができる古墳となっています。
これまでは「稲荷山古墳」にも登ることができましたが、昭和58年に設置した墳頂部の礫槨(れきかく)レプリカが老朽化し、地下50センチにある本物の礫槨に悪い影響を及ぼす恐れが生じたとのことで、整備中です(※立入り禁止期間は、2017年3月末頃まで)。

ということで、公園に訪れたら、日本最大の円墳「丸墓山古墳」に登ってみましょう。古墳から下りてきたら、フォルムの美しい丸墓山古墳を少し離れた距離から観賞することも忘れずに……!

満喫ポイント2:丸墓山古墳の頂上から「忍城」を眺める!

満喫ポイント2:丸墓山古墳の頂上から「忍城」を眺める!

写真:大宮 つる

地図を見る

上述のとおり、「丸墓山古墳」は高さが19メートルもあることから、遠くまで見渡すことができます。古墳に登ったら、辺り一面をグルッと見まわしていただきたいのですが、とくに必見の場所があります! それは、「忍城(おしじょう)」です。

忍城は、豊臣秀吉の小田原征伐の際に石田光成によって“水攻め”に遭ったお城。石田光成は「丸墓山古墳」に本陣を置き、作戦を決行したのですが、周囲を沼地・水堀りに囲まれていた忍城は沈まない……「小田原城」落城時まで持ちこたえることができた唯一のお城なのです。そんな逸話から、“浮き城”として広く知られるようになりました。

この歴史をもとに和田竜さんが小説化し、それを原作に映画化されたのが『のぼうの城(2012年公開)』です。

満喫ポイント3:「稲荷山古墳」からは国宝が出土!国宝見学をする

満喫ポイント3:「稲荷山古墳」からは国宝が出土!国宝見学をする

写真:大宮 つる

地図を見る

2016年現在、「稲荷山古墳」には登れませんので、「丸墓山古墳」からその姿をぜひ眺めてみてくださいね。

「稲荷山古墳」は全長120メートルの“前方後円墳”です。5世紀後半頃に造られたと考えられています。1968年に発掘調査が行われ、2つの埋葬施設が発見。たくさんの副葬品が出土しました。出土品のなかに、115文字が刻まれている「金錯名(きんさくめい)鉄剣」が発見されたことで、稲荷山古墳の出土品はすべて国宝に指定されることとなりました。

稲荷山古墳は盗掘もされず、お宝が発見されたことから、“非常にラッキー”と言える古墳なんですよ。その国宝を公園内にある「埼玉県立さきたま史跡の博物館」で見学できます! 博物館としては珍しく、撮影可能(ただし接写は不可)。ラッキーな古墳で発掘された、“ラッキーな国宝”を撮影してみてはいかがでしょうか?

満喫ポイント4:四季折々の自然と古墳のコラボ

満喫ポイント4:四季折々の自然と古墳のコラボ

写真:大宮 つる

地図を見る

「さきたま古墳公園」は、四季折々の自然を楽しむことができる公園でもあります。

2月には梅、3月にはスイセン、4月には桜・菜の花、5月にはポピー、6月には菖蒲、夏には新緑、秋には紅葉……と1年中、自然を愛でることができます。「さきたま古墳公園」の特徴として、単に美しい自然を観賞できるのだけでなく、古墳とのコラボレーションを観賞できること! 古墳を有する公園ならではの魅力ですよね。

写真は、ポピー畑×「二子山古墳」。二子山古墳は“武蔵国(埼玉、東京、神奈川の一部)”の中で最も大きい前方後円墳です。

満喫ポイント5:「将軍山古墳」内に展示館!実物の“横穴式石室”を見学する!

満喫ポイント5:「将軍山古墳」内に展示館!実物の“横穴式石室”を見学する!

写真:大宮 つる

地図を見る

9基の古墳のうち「将軍山古墳」については、古墳内に展示館が設置されており、古墳の中に入れるのが特徴となっています。

満喫ポイント5:「将軍山古墳」内に展示館!実物の“横穴式石室”を見学する!

写真:大宮 つる

地図を見る

将軍山古墳は、初めて“横穴式石室”を採用した古墳として知られており、なんと実物の横穴式石室を施設の中から見学できちゃいます。施設内から“実物”を見学できるのは、日本で唯一こちらの施設だけ! 実際には、テレビの画面越しから見ることになりますが、寝そべっている様子を拝見すると、なかなかに強烈で、不思議な感覚が得られます……。

満喫ポイント5:「将軍山古墳」内に展示館!実物の“横穴式石室”を見学する!

写真:大宮 つる

地図を見る

「埼玉県立さきたま史跡の博物館」の観覧券で、「将軍山古墳展示館」にも入館することができ、大変お得ですので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
写真は、古墳の断面をはぎとった土層パネルです。

パワースポットの「さきたま古墳公園」でパワーチャージ

以上、埼玉県「さきたま古墳公園」を満喫するポイントを5つご紹介しました。埼玉古墳群は、世界遺産の登録を目指して、整備が進められています。訪れるたびに新しい発見をすることができるでしょう! パワースポットとも言われているこの地でパワーチャージをしませんか?

最後に交通アクセスについて。
電車でお越しの場合、JR行田駅(東口)、 秩父鉄道行田市駅(南口)から市内循環バスが出ており、「埼玉古墳公園前」で下車してください。車でお越しの場合、さきたま古墳公園駐車場(無料)があります。

また、「さきたま古墳公園」の徒歩3分の距離に、埼玉古墳群を守護する形でお祀りされたのではないかと考えられている「前玉(さきたま)神社」もあります。前玉神社は「浅間塚古墳」という古墳の上に鎮座する珍しい神社ですので、あわせて足を運んでみてはいかがでしょうか? ご利益は、縁結び・恋愛成就・夫婦円満・夫婦和合などです。

記事下の関連MEMOに、前玉神社についてまとめた記事がありますので、ご参考ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/05/08 訪問

- PR -

条件を指定して検索

トラベルジェイピーで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -