アクセスはJR・地下鉄各線の渋谷駅から歩くこと約10分。ファッションビル109を抜けて道玄坂を登ると、右手に大きなとらふぐのオブジェを飾った飲食店が見えてきます。そのビルの7階にあるのが「サムライアーマーフォトスタジオ」です。ビル入り口は右の路地を曲がったところにあるので、通り過ぎないように気をつけましょう!
「サムライアーマーフォトスタジオ」は、運営会社の社長がグアムで射撃体験をしたときに「日本でも外国人観光客が楽しめる場所を作りたい」と思ったことが設立のきっかけでした。現在、日本を訪れる外国人観光客の間で、サムライやニンジャの体験ができるイベントが人気という背景もあり、本物の甲冑にこだわった写真館を立ち上げたそうです。
受付にはこれまで来店した人の写真をまとめたファイルがありますので、甲冑の着用イメージなどを参考にしてみて下さい。お店のホームページや体験者のSNS投稿写真でも確認することができますよ。戦国武将ファンというと男性が多いような気もしますが、歴ドルや歴女をはじめとした若い女性にも注目されています。
写真を見てみると日本人はごく自然に馴染んでいますが、外国人観光客も負けてはいません!映画「ラストサムライ」のトム・クルーズを思わせるような、どのカットも絵になる雰囲気に仕上がっています。サムライが大好きな外国人観光客は、実際にその甲冑を身につけられるということで、とても楽しそうに撮影しているようですよ。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る戦国武将の甲冑がずらりと並ぶスペースに行ってみましょう。実際に武士が使用した甲冑を、甲冑師という専門の職人が忠実に再現。ドラマや映画で使用されるものと同等のクオリティなので、細部まで見ごたえがあります。甲冑の向かい側には、美しい色合いの陣羽織、武将の愛用した日本刀が飾られており、自由に手に取ることができます。
写真の右から黒桶側二枚胴具足、真田幸村モデル、伊達政宗モデル、豊臣秀吉大鎧、黒田長政モデル、赤桶側二枚胴具足が並んでいます。黒田長政には子供用モデルもあるので親子で楽しめますよ。基本使用料は13,000円ですが、豊臣秀吉大鎧のみ40,000円という特別価格です。
大河ドラマ放送中ということもあって、一番人気はやはり真田幸村モデル!見た目も鮮やかなので女性にもおすすめです。漆黒の伊達政宗モデルは、クールな雰囲気を出したい人に選ばれています。甲冑の中でも圧倒的な存在感を放つ豊臣秀吉大鎧にチャレンジする人も。黒田長政モデルは大河ドラマ「軍師官兵衛」に登場したため問い合わせも多いようです。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る甲冑を決めたら早速着替えですが、Tシャツ、ジーンズ姿の人は、足袋ソックスだけ履き替えればOK。スカートの女性は、Tシャツ、ズボン型の股引、足袋ソックスの用意があるので更衣室で着替えましょう。その後はスタッフが小袖、裁着袴(たっつけばかま)、甲冑、兜の着付けを進めてくれます。京都の甲冑師の元で着付けを学んでいるためとてもスムーズです。
しかし全てを着付けるとなると時間がかかるのでは…と思いますが、開始から終了まではなんと約15分!スタッフと楽しく話している間に着付けが終わってしまいます。甲冑の重さは約20kgということである程度の重さは感じますが、女性でも全く動けないことはありません。姿見で甲冑に包まれた自分を見たときにはテンションが上がってしまいますよ!
写真:成瀬 亜希子
地図を見るいよいよスタジオで撮影開始です。最初は緊張してしまうかもしれませんが、スタッフが「このポーズやってみて!」「ここはシリアスな表情で!」と積極的に指示してくれるので安心して進められます。カットごとに扇子、鳥帽子、陣羽織、日本刀などを使うので、少しずつ異なる雰囲気になりますよ。自分のカメラやスマホを持ち込んで自由に撮影することもできます。
撮影時間は約30分で、5ポーズをそれぞれ10〜15カットくらい撮影。終了後は全てのデータが入ったSDカードを渡してくれます。写真指定だったり後日発送の店も多いですが、これなら家に帰ってSNSにアップする写真をゆっくり選べますね!またオプションとして1枚1000円でプリントできるので、お気に入りの一枚を選んでみてはいかがでしょう?
戦国武将の甲冑を着て撮影できるサービスは他にもありますが、本格的な甲冑を身につけることができたり、撮影したデータを全てもらえるのは、利用者にとっても嬉しいですね。渋谷という人が集まりやすい場所にあるので、友人や家族と気軽に体験してみて下さい。もちろんひとりで行ってもスタッフが暖かく出迎えてくれますよ!
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(2023/12/7更新)
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