写真:かのえ かな
地図を見る市内電車の路線は全部で5つ。松山城をぐるりと周る1・2号線、松山市駅と道後温泉を結ぶ3号線、JR松山駅前と道後温泉を結ぶ5号線、道後温泉と住宅地&オフィス街を結ぶ6号線です。
市内電車の乗り放題きっぷは1〜4日分まで4種類販売。料金は次の通りです。
1Dayチケット:大人700円、小児350円
2Dayチケット:大人1,000円、小児500円
3Dayチケット:大人1,300円、小児650円
4Dayチケット:大人1,600円、小児800円
写真:かのえ かな
地図を見る乗り放題切符を買ったら、ぜひ松山市駅そばにある、いよてつ高島屋の屋上にある「大観覧車くるりん」から松山市街地を一望しましょう。市内電車の乗り放題きっぷを使えば、有効期間中の1回限り無料で楽しむことができます。
写真:かのえ かな
地図を見る観覧車の高さは地上85m、海抜約106mとなるので眺めは最高!松山城はもちろんのこと、西方には瀬戸内海、南方には坊っちゃんスタジアムまで見えます。1周約15分の空の散歩は、松山観光の定番ともいえるスポットです。
<大観覧車くるりんの基本情報>
住所:愛媛県松山市湊町5丁目1-1 いよてつ高島屋9階
電話番号:089-948-7056(くるりんのりば)
営業時間:10:00〜22:00
料金:700円(シースルーゴンドラは900円)※小学生未満無料(保護者同乗)
アクセス:松山市駅から徒歩約3分
写真:かのえ かな
地図を見る松山市駅から徒歩約4分、正宗寺境内にある「史跡 子規堂」。正宗寺住職第16世 釈仏海(しゃく ぶっかい)が正岡子規と文学仲間であったご縁から、業績を記念して、子規が17歳で上京するまでの住居を寺の中に残したものです。
入口では若かりし頃の正岡子規がお出迎え。中に入ると、子規が窓際に机を置いて勉強していたとされる居間や子規の直筆原稿・遺品などが多数展示されています。歴史ファンや文学好きを中心に、じっくり・ゆっくりと楽しめるスポットです。
写真:かのえ かな
地図を見る子規堂の向かいには、夏目漱石が「マッチ箱のような汽車だ」と言ったことで有名な、坊っちゃん列車の客車が展示されています。明治21年に開通した日本最初の軽便鉄道ということで、歴史の重みを感じますね。客車のそばには坊っちゃん列車のミニチュアもあるので、ぜひ探してみてください。
さらに客車の横には、“子規と野球の碑”も。正岡子規といえば、野球との縁も忘れてはいけません。国内の野球草創期には選手として活躍し、野球(のぼる)の雅号も使った文豪として、野球殿堂入りしたという一面もあります。
写真:かのえ かな
地図を見る正宗寺の境内墓地には、子規の埋髪塔があります。子規は明治35年9月19日に亡くなった後、10月28日にここで遺髪埋葬式と追悼会が行われ、三周忌にはこの髪塔が建てられました。近くには内藤鳴雪の髭塔や高浜虚子の筆塚もありますよ。
<史跡 子規堂の基本情報>
住所:松山市末広町16-3正宗寺内
電話番号:089-945-0400
営業時間:9:00〜17:00(最終入館16:40)
入館料:大人50円
休館日:年中無休
アクセス:松山市駅から徒歩約4分
写真:かのえ かな
地図を見る道後山腹に鎮座する「伊佐爾波神社(いさにわじんじゃ)」。朱色の社殿は日本に3つしかない八幡造りで、大分の宇佐神宮らと共に日本三大八幡造に数えられています。
また、現在の社殿は松山三代藩主・松平定長が江戸城で流鏑馬(やぶさめ)を命じられ、成功させたお礼に建て替えられたものであることから、心願成就のパワースポットとしても人気です。
縁結びパワースポットとしても知られ、結婚式を挙げるカップルも多くいらっしゃいます。
写真:かのえ かな
地図を見る社殿につながる階段は全135段もあり、見上げるとなかなか迫力があります。まばらな大きさの石によって造られた急な階段を上るので、歩きやすい靴で参拝するのがおすすめです。
石段を上りきって後ろを振り返ると、目の前には道後温泉の風景が広がります。
写真:かのえ かな
地図を見る道後温泉のシンボルのひとつ、坊っちゃんカラクリ時計がある放生園も、伊佐爾波神社ゆかりの地です。
伊佐爾波神社が現在地に移されたとき、境内の御手洗川の引水をたたえるために、放生池という池がここに造られました。現在は公園となっているので、ぜひあわせて立ち寄ってみてくださいね。
伊佐爾波神社の詳細は、関連MEMOからもご覧いただけます。
<伊佐爾波神社の基本情報>
住所:愛媛県松山市桜谷町173番地
電話番号:089-947-7447
アクセス:道後温泉駅より徒歩約5分
写真:かのえ かな
地図を見る路面電車の全路線が停車する上一万停留場そばにある、「六角堂常楽寺」。道路沿いには大きな鳥居が立ち、そばには“開運守護神”と書かれた真っ赤な札が建てられていて、独特の雰囲気が漂います。
写真:かのえ かな
地図を見る稲荷神社という名前の通り、境内にはこぢんまりとした拝殿と神の使いである狐がいます。鳥居の両端に立つ案内板も含め、全体的に深みを帯びた赤色が印象的です。
写真:かのえ かな
地図を見るさらに境内を散策すると、稲荷神社なのに大量のタヌキが!このタヌキは“六角堂狸”と呼ばれ、松山城の築城時に現れたとされています。当初はいたずらタヌキだったそうですが、住職の教えにより改心し、この寺の参拝客へご利益をもたらすようになったという言い伝えがあります。
キツネとタヌキが共存する空間は、なかなかエキゾチックで面白いですよ。ぜひ、ご利益をもらいに行ってみてくださいね。
<史跡 子規堂の基本情報>
住所:愛媛県松山市勝山町2丁目18-2
電話番号:089-943-5763
アクセス:上一万駅から徒歩約2分
路面電車だけで観光を満喫できる松山市内は、年代性別を問わず旅好きにうってつけのスポットです。松山市内を巡る路面電車には、それぞれの停留場に見どころがあり、穴場スポットはまだまだあります。乗り放題きっぷを上手に活用して、濃厚な松山観光を楽しんでくださいね。
2019年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2023/12/5更新)
- 広告 -