蓮池潭(れんちたん)は人口の池です。周囲は約5キロありますが、高雄市民が運動や散策、またボートレース等のイベントに使っています。
この池は過去には多くの蓮があったことからこの名前が付きました。最近では残念なことが数が減ってきており、あまり見ることは出来ませんが、龍虎塔の前ではシーズンになると蓮を楽しむことが出来ます。
龍虎塔を参る際に歩き方が決まっています。それは、龍の口から入り、龍の塔を通って虎の塔に行き、虎の口から出てくるのです。この歩き方が重要です。くれぐれも逆に歩くことの無いようにして下さい。
なぜ、龍と虎なのでしょうか?龍は高貴で善良な存在であり、虎は凶暴で悪を意味するとされます。善から入り悪から出ることで、悪を払っているという考え方です。
台湾でも中国同様に、風水は一般的に取り入れられていますが、龍も虎も風水の考えから来ています。なお、風水の考えにおいて虎は単に悪しき存在ということではなく、守ってくれるという意味も持っています。
らせん状になっている階段を一段ずづ上に上がりましょう。階段のこう配は割ときつめ。自分のペースを考えて無理の無いようにして下さい。
塔の上まで来ると、周囲を見渡すことが出来ます。しかしながら日本では考えられないほど、手すりが低くなっていることを意識して下さい。歩く際には十分に注意をしましょう。
なお、台湾はほとんどのシーズンで湿度が高いため、こまめな水分補給を心がけて下さい。喉が渇いたと感じる前に、小まめに水分補給するのが上手な対応策です。
また、場所にもよるのですが、屋外では虫除けをスプレーなどを使っていると、不快な思いをしなくて済むかも知れません。日本とは違う害虫がいることもありますので、用心しておきましょう。
一般道から龍虎塔への道はジグザグになっています。これは少しでも長く距離を歩くことで身を清めるという参道の役割と、魔は曲がった道を歩けないということから、意図的に作られたもの。塔の上から見るとその様子がよく分かります。
ピンク色の通路が参道の役割を担っているというのも、日本では考えられないことではないでしょうか。海外旅行の楽しさと言えます。
塔の様々な場所に「龍」と「虎」が飾られています。こちらの色使いもとてもカラフルで、日本では見られない台湾ならではの雰囲気を味わうことが出来ます。
さすが、高雄屈指の観光地であり、パワースポットであると感じることが出来るでしょう。
龍虎塔の龍には、中国人が親孝行の模範としている「二十四孝子」、悪人が地獄で受ける刑罰を表現した「閻魔大王審罰刑図」、そして虎には「十二賢士」、「十殿玉皇大帝三十六宮将図」などの見どころがありますので、こちらも必見。
これを機会に、高雄のパワースポット「龍虎塔」を訪れて罪を払い、ついでに厄払いも行い、さらには福をもらってみませんか?
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