女性なら1度は訪れたい!しっとりたたずむ紅葉美。奈良県「室生寺」で静かに時の流れを楽しむ

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女性なら1度は訪れたい!しっとりたたずむ紅葉美。奈良県「室生寺」で静かに時の流れを楽しむ

女性なら1度は訪れたい!しっとりたたずむ紅葉美。奈良県「室生寺」で静かに時の流れを楽しむ

更新日:2013/09/10 19:03

佐久田 隆司のプロフィール写真 佐久田 隆司 孤高のアウトドアライター、ネイチャーカメラマン

奈良県宇陀市の山奥にある室生寺(むろうじ)は、別名「女人高野」と呼ばれるだけあって、しっとりと日本人なら思わず染み入ってしまう穏やかな環境の中に佇んでいます。そんな室生寺が1年で1番美しい表情を見せるのは、艶やかな紅葉に包まれた秋ではないでしょうか。山奥で味わう静かな日本の秋‥素敵な1日へのご案内です。

室生寺は「女人高野」の別名を持つ歴史寺院

室生寺は「女人高野」の別名を持つ歴史寺院

写真:佐久田 隆司

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奈良県宇陀市の山間に広がる真言宗(しんごんしゅう)室生寺派大本山「室生寺」は、天皇の発願で「賢m(けんき)」という法相宗の高僧が8世紀ごろ建立した歴史を持つ山岳寺院です。
弘法大師空海(こうぼうだいしくうかい)が和歌山県の高野山に真言宗総本山金剛峯寺(こんごうぶじ)を建立し、当時宗派が変遷していた奈良県室生寺に本堂を建立したことで真言宗寺院として認知されるようになりました。室生寺は現在「女人高野(にょにんこうや)」と呼ばれていますが、それは江戸時代になって高野山参り(金剛峯寺参り)の人気が出たことから、女人禁制だった高野山(真言宗金剛峯寺に関連する高野山一帯)の代わりに、女性が参拝できる寺院として「女人高野」と呼ばれるようになったのです。

国宝五重塔は復活を遂げて、穏やかにたたずみます

国宝五重塔は復活を遂げて、穏やかにたたずみます

写真:佐久田 隆司

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室生寺の五重塔は、日本で最小の五重塔となっており、国宝に指定されています。

西暦800年頃に建立されたものでしたが、1988年の台風被害で隣接する大木が倒れ大きな被害を受けました。しかし、女人高野を愛する方々の募金などもあり、かつての秀麗な姿を取り戻しています。

木々に囲まれるようにひっそりと佇む姿は、今ではしっかり風情を漂わすほどになり、訪れる方々のため息を誘っています。日本の五重塔でも完成された美しいスタイルを掲げ、たおやかで女性的な印象を受けるのは私だけではないでしょう。

美しき山里の艶やをしみじみと

美しき山里の艶やをしみじみと

写真:佐久田 隆司

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秋を彩る室生の山々。きらびやかでしっとりと琴線に触れる美しさを描き出します。

観光は晴れがいいのでしょうけれど、室生寺には雨が似合う独特の印象があります。濡れる葉や苔がむす寺院内のエレガントさは、秋の深まりに誘われて見事な艶やかさ!どこを見ても日本の秋が体にしみ込んでくるようです。

ベストシーズンでも静かさを忘れない

ベストシーズンでも静かさを忘れない

写真:佐久田 隆司

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室生寺のベストシーズンはまさに晩秋。観光シーズン真っ盛りの晩秋でもさほど混雑しないですから、じっくり楽しむことができますし、寺院敷地内なら写真撮影用の三脚も許可されているので、撮影を楽しむ方にも最高でしょう。

国宝中尊釈迦如来立像(国宝)をはじめ、天安時代の仏像なども数々着座していますので、見どころを持てあますこともありません。

近隣も見どころ満載

近鉄大阪線、室生口大野駅から室生寺までに向かう途中には、真言宗室生寺派大野寺(おおのてら)も存在します。大野寺寺院も非常に風情があり、特に川沿いに広がる景観はお勧めです。この世の浄土とも感じさせる奇岩と川の流れは、穏やかな仏教世界、女人高野の始まり!是非とも途中の散策をお勧めします。

※近鉄大阪線 室生口大野駅〜バスで約14分

動画:佐久田 隆司

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奈良の名刹(名刹)

室生寺のアクセスはあまりいいとは言えないかもしれません。しかし一度訪れるとその魅力に取りつかれるのは間違いありません。季節によって、天候によって様々に変化する山里の名刹、ぜひ訪れたいですね。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/11/26 訪問

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