水族館とも動物園ともまた違う、「リバー」をテーマにした動物園の「リバーサファリ」。気温が連日30度を超すシンガポールでは、どんな季節にいっても涼める一年中おススメのスポット!
12ヘクタールの広大な敷地は主に2つのエリアに分けられ、その間を大きな川が流れています。300種類、約5000匹を超える動物や魚類がいるリバーサファリ。さて、皆さんは「世界の大河」と言われて、その8つの川を思い浮かべることができるでしょうか?
正解はミシシッピ川・コンゴ川・ナイル川・ガンジス川・マレー川・メコン川・長江・アマゾン川です。それぞれがどのような特徴があり、どんな生物がその周りで生活しているのか、じっくり観察しに行きましょう!
「こんなワニ、初めて見た!」とほとんどの観光客が足を止めて凍り付いてしまう、インドのガンジス河に暮らす「インドガビアル」の展示前。ワニといえばアマゾン川・・・かと思いきや、実はインドにもワニはいるんです!ガラスの水槽の中にいるのだから、絶対に出てくるはずはないのですが、こんなに間近でワニを見たこともなければ、巨大なワニなため、写真を撮るのも恐る恐る・・・・。人と比較した写真をお見せできないのが残念ですが、人よりも大きくて水槽もとても巨大なんです!ここは必見のスポットです。
恐怖さえ感じてしまうほどの迫力ある展示をしているのもリバーサファリならでは。金属製の檻やコンクリートなど人工的な展示は最小限に抑えてあるので、動物や魚類の生き生きとした姿を楽しめます。
こちらの見るからに大きな水槽はメコン川のエリア。体長約2メートルを超えるメコンオオナマズや、川底に沈むように暮らす巨大なエイもいます。
メコン流域は、世界的に見ても生物の多様性が最も豊かな地域の1つで、生息していると推定されている魚の種はなんと1200以上!年間200万ともの漁獲量があるため、この辺りは巨大な魚が多いんですよ!日本ではなかなかこの規模の水槽を見ることはできないため、広々した水槽の中をゆっくりと雄大に泳ぐ魚たちの姿を見ていると時が経つのも忘れてしまいそうです。水の中の生き物の多様性に改めて驚かされる、巨大なメコン川流域の生物をじっくりと観察してみてくださいね。
まず大事なことは、この「アマゾンリバークエスト」は予約制だということ!リバーサファリに到着したら、一番に予約を取ることを忘れないでくださいね!
アマゾンリバークエストは約10分のアトラクションです。ボートに乗って約30種を超えるアマゾンに生息する動物や鳥たちを間近で見ることができるのが魅力。ジャガーはガラス張りになっていますが、それ以外はほとんどが手を伸ばせば触れられそうな距離に動物たちがいるのが、このアトラクションのすごいところ!
コンゴウインコやジャガー、アカホエザルやアメリカバク、フサオマキザル、オオカミなどに出会える可能性も!鳥のゾーンではフラミンゴや鮮やかなショウジョウトキもボートを待っていてくれますよ!比較的鳥のゾーンでは色が鮮やかで数も多いため、簡単に鳥を見つけることができるのですが、オオカミやバクなどは寝ていたり茂みに隠れていたり、中々見つけにくくてよーく目を凝らしていないと見つけられないかもしれません。ボートが突然急降下するスリリングなポイントもありますので、是非楽しみにしていてください!
マナティを間近で見たことがある方はいらっしゃいますか?この「リバーサファリ」のアマゾン川の最後のエリア、「アマゾンの浸水の森」ではとてつもなく巨大な水槽でマナティがゆっくりと泳ぐ姿や、キャベツやチンゲン菜モリモリと食べる姿を楽しめます。海藻ではなくて、私たちと同じような葉野菜を食べているのを見ると、何故か親近感が沸いてきてしまいます。
そしてこの巨大水槽には、世界最大の淡水魚であるピラルクーも泳いでいます。このピラルクーは通常2〜3メートルですが、大きいものは5メートルを超える位に成長するんですよ!そんな魚が悠々と泳いでいるのだから、どれくらい大きな水槽か分かっていただけたでしょうか?!
リバーサファリの魅力は、人口的な要素を感じさせないスケールの大きさと、本物の川が園内に流れていることです。大自然の中に作られたから当然といえば当然なのですが、シンガポールの地形をうまく活かして作られているため、本当に大自然の中にいるような気持ちで1日楽しめます。シンガポールに行くなら、是非リアルジャングルクルーズ体験と、川沿いに暮らす様々な動物や魚たちに会いに来てくださいね!
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