写真:藤田 聡
地図を見る熊の湯温泉熊の湯ホテルは、近代的なホテルです。冬は熊の湯スキー場に面したスノーリゾートですが、夏は豊かな緑に囲まれた温泉リゾートホテルです。サービスもホテル形式で、過剰に干渉しない接客なので、スキー三昧や温泉三昧など、宿での楽しみ方が明確に決まっている人に、特に向いた宿と言えます。
客室は和室、洋室、和洋室から選べますが、半数以上が和室でリラックス出来ます。宿泊棟はコンクリート造りですが、写真左側の浴室棟は木造建築で、歴史的な温泉らしい風情が楽しめます。
写真:藤田 聡
地図を見る熊の湯ホテルに到着したら、まずは自慢の温泉を満喫しましょう。翡翠色と呼ばれる通り、極めて美しい緑色をしています。しかし、良い温泉であればある程、生き物のように変化する場合が多く、熊の湯温泉も緑透明の日もあれば、緑白濁の日もあります。
写真は緑白濁の日の様子で、湯船の底が全く見えませんが、緑透明な日には完全に底が見えます。また緑色も黄色かかった若草色や、青みがかったエメラルドグリーンの日もあります。このように様々に変化する湯なので、事前に希望の色を想定しない事が大切です。特定の色を期待して行くと、外れた場合にガッカリしてしまうからです。無心で訪れ、その日の色を存分に満喫しましょう!
写真:藤田 聡
地図を見る志賀高原のホタルには、2つの日本一があります。日本一標高が高いホタル鑑賞スポットであり、通常一週間程しか見られないホタルが、日本一長い3ヶ月間にわたって鑑賞出来るのです。
熊の湯ホテルの対岸の温泉地は、以前は硯川温泉でしたがホタルが有名なので、1999年に「ほたる温泉」に改名されました。熊の湯ホテル対岸の草むらが、ほたる温泉のビオトープになっています。ホタルが乱舞するのは7月下旬の暑い日ですが、それ以外の時期でも、草むらを探せばホタルが居ます。
見られるホタルは大型のゲンジボタルで、見応えも抜群。熊の湯温泉の美しい翡翠色の湯を見た後でホタルを鑑賞すると、ホタルまで翡翠色に見えて来ます!
写真:藤田 聡
地図を見る志賀高原では6月からホタル鑑賞が出来ますが、熊の湯温泉は標高1700mもあるので、夜間は防寒着が必要な寒さです。長時間ホタル鑑賞をすると、体が完全に冷え切ってしまうので、温泉入浴で体を温める必要があります。
熊の湯ホテルの木造内湯は、夜は照明により風情が一層増し、最高潮に達します。日帰り入浴は午後の数時間だけなので、夜の風情を楽しめるのは宿泊者の特権です!
写真:藤田 聡
地図を見る熊の湯ホテルに泊まったら、翌朝の朝食時には、中庭に注目しましょう。中庭には熊の湯温泉の源泉があり「熊の湯源泉」の看板も立っています。日本屈指の翡翠色の名湯で、生き物のように透明になったり、濁り湯になる不思議な湯ですが、シンプルなマンホールのような源泉から湧いているとは、本当に意外。温泉の不思議な有り難さを、一層痛感出来ます!源泉を眺めながら朝食を頂けるのも、宿泊客の特権です。
志賀高原では、ほたる温泉の他にも、石の湯温泉のゲンジボタルが有名です。7月下旬の最盛期には志賀高原内はもちろん、群馬県側の万座温泉など、遠距離の温泉地から送迎が実施される程です。別記事で詳細に紹介しましたので、是非ご覧下さい。(記事の最後にリンクあり)
志賀高原から東京方面に草津経由で帰る途中には、箱島ホタル第一保護地(群馬県)があり、ゲンジボタルに加えてヘイケボタルも見られます。別記事で紹介しましたので、併せてご覧下さい。
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(2024/9/14更新)
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