宝川温泉が誇る大露天風呂はとにかく規模が大きいんです!470畳もの広さは間違いなく日本最大級といえるでしょう。宝川温泉の名前にもなっている宝川を挟む形で石造りの湯舟が設けられており、すぐそこを自然の川が流れていくワイルドな温泉です!
世界最大の旅行ガイド「ロンリープラネット」で『日本の温泉一位』に選ばれるなど、その評価は海を越え、はるばるこの露天風呂を入りに世界中から観光客が集まっています。異国の言葉が飛び交うのもこの場所ならではかもしれません。
(※写真は露天風呂の一つ「子宝の湯」。)
夜にはライトアップされ昼間とはまた違う幻想的な雰囲気を堪能することができるのでおすすめです!映画「テルマエロマエU」のロケ地にもなっており、多くのシーンに登場しています。
同じくテルマエ・ロマエの舞台となった「北温泉旅館」の記事も【関連MEMO】に載せてあるので、あわせてお読みください!
汪泉閣の露天風呂は先ほどの「子宝の湯」のほかにあと三か所あります。
写真はその一つ「般若の湯」です。浴槽の半分が比較的浅めに造られており、小さなお子さんでも安心して入浴することができます。他にも紅葉の絶景で知られる120畳の「摩訶の湯」、女性専用の100畳の「麻耶の湯」があります。それぞれ風情が異なっているので、楽しんで入り比べてください!
露天はすべて混浴となっており、それぞれに脱衣所が設けられています。湯あみ着を着て入浴する決まりのため、他の施設の混浴に比べると入りやすいかと思います。
汪泉閣の露天風呂にはシャワーやシャンプーなどはありません。宿泊時や日帰り入浴時に髪などを洗う場合は、館内にある男女別の大浴場を利用する形になります。もちろん内湯も源泉掛け流しです!
宝川温泉は毎分1,800リットルというたいへん豊富な湧出量を誇っており、そのためあれだけの規模でも源泉掛け流しが可能となっているのです。
宝川温泉は別名「白鷹の湯」と呼ばれ、日本書紀に登場する日本武尊(やまとたけるのみこと)によって発見された伝説も残っています。どの露天風呂にも肌にやさしい『単純温泉』が掛け流されており、温度も40度前後で適温となっています。
宿泊者以外でも日帰り入浴でこれらの温泉に入ることができます。年中無休、9時〜17時までの受付で、大人1500円、子供1000円で入浴することができます。15時以降に入るとそれぞれ1200円・800円に割引されるのでお得に楽しむこともできますよ。
宝川温泉に向かう途中には多くの旅館やホテルが営業するみなかみ温泉があります。その下流部に名勝・諏訪峡があります。峡谷に架かる諏訪峡大橋からはその雄大な景色を望むことができます。川沿いには遊歩道もあるので、間近からでも美しい清流を眺められますよ。
実はこの諏訪峡大橋、バンジージャンプができる場所でもあるんです!橋の高さは42メートルあり、上から見下ろすだけで、相当な恐怖が襲ってきます。この高さから真っ逆さまに落ちるスリルを、ぜひ味わってみてください!
宝川温泉へは電車の場合、JR水上駅から路線バスで30分の「宝川入口」で下車後、宿の送迎バス(予約制)に乗り換える形となります。
自動車の場合は関越自動車道水上インターから18キロとなっています。日帰り入浴では送迎バスに乗れないので、車で行くことを強くおすすめします!
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(2023/12/8更新)
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