北イタリアの小さな田舎町&湖!世界遺産「ドロミテ渓谷」の魅力

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北イタリアの小さな田舎町&湖!世界遺産「ドロミテ渓谷」の魅力

北イタリアの小さな田舎町&湖!世界遺産「ドロミテ渓谷」の魅力

更新日:2016/05/21 19:47

Hiroko Ojiのプロフィール写真 Hiroko Oji ヨーロッパ一人旅愛好家

起伏の激しい岩山が魅力の世界遺産ドロミテ渓谷は、イタリア北東部に広がる、最近日本人にも人気がある観光地。石灰質の白い岩山が、朝夕の陽の光を浴びて赤銅色に輝く姿は神々しいばかりです。冬は真っ白に雪化粧する山々に、夏には可憐な高山植物が咲き乱れる渓谷には、ハイキングやリラックスタイムを楽しめる小さな町や村、ひっそり佇む湖が点在しています。迫力を持って迫る岩山を背景にした、癒しのスポットをご紹介します。

石畳の町並みと教会とお城が川沿いの風景を彩る町「キウーザ」

石畳の町並みと教会とお城が川沿いの風景を彩る町「キウーザ」

写真:Hiroko Oji

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北イタリアのボルツァーノとオーストリアのインスブルック、この二つの古都を繋ぐ鉄道路線上に、ガイドブックには紹介されていないけれど魅力ある小さな町があります。その名は「キウーザ/クラウゼン(Chiusa/Klausen)」。この辺りの地名表記はイタリア語とドイツ語の両方で表示されていることがほとんどです。

駅前からは、葡萄畑に覆われた山上のお城と教会が見上げられ、川に沿って歩くこと10分足らずで橋に出ます。その橋からの眺めが写真の風景です。葡萄畑に覆われた山並みを背景に川沿いの教会を見ながら橋を渡ると、キウーザのメインストリートにつながります。メインストリートと言っても、端から端まで歩いても10分ほどの小さな町並み。石畳の通りの両側には、北イタリアらしい、可愛らしい出窓と凝ったデザインの看板が連なり、カフェ・レストランやショップが軒を並べていて、そぞろ歩きにはピッタリ。

通りを端まで歩くと広場につながり、奥に博物館と綺麗に手入れされた庭園に出ます。この庭園からの城や教会を見げるのも美しい眺めです。広場に面した一角に古い農具を壁いっぱいに掲げた民家があり、そばには、お城に繋がる石段への入り口があり、ちょっとしたハイキングが楽しめます。お時間があればぜひ登って行ってくださいね。上から見下ろす長閑な風景も格別です。

壁絵と色とりどりお花で彩られた美しい町並み「ドッビアーコ」

壁絵と色とりどりお花で彩られた美しい町並み「ドッビアーコ」

写真:Hiroko Oji

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オーストリアとの国境が近いドッビアーコ(Dobbiaco/Toblach)。その鉄道駅は、そのまま東へ進めばオーストリアを通過しスロヴェニアにまで繋がっており、背後には迫力あるドロミテ渓谷の岩山が迫る風光明媚な町です。長閑なセスト(Sesto)谷や岩山が大迫力のトレ・チーメ(Tre Cime)、どっしりと屏風のようにソラピスの岩山が控えるミズリーナ(Misurina)湖などへの観光の起点ともなり、宿泊施設が充実しており、列車やバスの公共交通機関を利用しやすい町です。

町の中心地は鉄道駅から北へ歩くこと20分ほどかかりますが、道中も中心地も建物の壁絵が素晴らしく、バルコニーや入り口周辺が色とりどりのお花で飾られ、歩くことが楽しくなる町並みが広がります。中心地の教会前広場には大きな噴水があり子どもたちが水遊びを楽しむ姿が微笑ましいばかり。特に見どころと言ったものはありませんが、町並みや背景の岩山の眺めの美しさに加え、どのレストランに入っても美味しいお料理にありつけます。来てよかったと思えること間違いなしの町です。

岩山を背景にしたサン・キャンディドの町並み

岩山を背景にしたサン・キャンディドの町並み

写真:Hiroko Oji

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ドッビアーコから東方面へ行ったイタリアとオーストリアとの国境そばの町がサン・キャンディド(San Candido/Innichen)。

町の背後にギザギザ頭の岩山が迫り、迫力ある風景を見上げられる町並みには、これも美しい壁絵や凝ったデザインの看板、窓辺を飾るお花が溢れる町です。レストランやホテルが建ち並び、軒を並べるショップを見て歩くのも楽しいひと時。背後の山へリフトで上り、ハイキングを楽しむこともできます。

ひっそりと山の中に佇むドッビアーコ湖

ひっそりと山の中に佇むドッビアーコ湖

写真:Hiroko Oji

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ドッビアーコの鉄道駅から、町の中心地とは反対の南方向へ徒歩30分くらいの所にあるのが、緑の山の中にひっそり佇むドッビアーコ湖。途中、壁絵やお花が溢れる民家が点在する長閑な牧草地に続き、アスレチック施設「アドベンチャーパーク」もある林の中を進み、可愛らしい真っ白の礼拝堂を通り過ぎて到着します。湖畔には、キャンプ場が広がり、お花が溢れるホテルやレストランも数軒あります。まるで鏡のような湖面には、物静かな緑に包まれた風景と共に、奥に控える岩山が逆さに写り、その上をカモやハクチョウが悠々と滑るように移動していく!そんな風景をぼんやり眺めているだけでも、心癒されることでしょう。

このドッビアーコ湖を越えてそのまま南に進むと、ランドロ湖という小さな湖にも行くことができます。

なお、この辺りはドッビアーコからコルチナ・ダンペッツォの町へのバス路線も通っていますので、帰りはバスを利用することもできます。

可愛い礼拝堂と険しい岩山が魅力のブライエス湖

可愛い礼拝堂と険しい岩山が魅力のブライエス湖

写真:Hiroko Oji

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ドッビアーコから442番の路線バスで30分ほどの所にあるのが、ブライエス(Braies)湖。終点の「Lago di Braies」で降りると、駐車場の奥にホテル・レストランの建物があります。遊歩道に沿って奥の庭に入って行くと、目の前に広がるのが、険しい岩山に囲まれたエメラルドグリーンの湖です。ドロマイトの岩肌が神秘の色の湖に落ち込むような眺めは、どこをとっても美しいばかり!湖の周りには2時間ほどで1周できるように、ハイキングルートが用意されていますので、ぜひ歩いてみて下さいね。湖畔に佇む石造りの可愛らしい礼拝堂も魅力の一つです。

ガイドブックではあまり見かけないけれど・・・

今回ご紹介したところは、ガイドブックにはほとんど登場しない、「それってどこの国?」と聞かれそうな地名ばかりですが、その町並みや周囲を取り巻く自然は、魅力いっぱいの所です。行ってみるとリピーターが多いのにも頷けます。眺めているだけで、のんびり歩きまわるだけで、心癒されるひとときが過ごせることでしょう。バスや列車でも訪れやすいので、是非一度訪れてみて下さいね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2004/08/15−2009/08/11 訪問

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