ぶどうは品種によって収穫時期が異なりますが、山形・赤湯のぶどう狩りは、東北の風土の恵みで、1つのぶどう園で多彩な品種を他県より遅い時期まで味わえます。
しかも、赤湯にある3つの大きなぶどう園では、いずれも入園料700円でもぎとり食べ放題と、とっても手頃な金額で楽しめるのです!
時間制限もありませんから、小さなお子さんや子供と一緒の家族連れ、癒しの一人旅、急に決めた旅でも、急がされることなくそれぞれの旅のスタイルに合わせて堪能できるのも嬉しい魅力。
ぶどう狩りをしながら、時々ぶどう畑のベンチに座ってのんびりともぎたてのぶどうを頬張り、山の斜面を登るようにどこまでも続くぶどう畑にうっとりと。
時を忘れてしまうほど居心地のいい時間が流れています。
この日いただいたのは、小粒でジューシーなデラウェアと、数ある品種の中でもトップクラスの糖度で中粒黒皮のスチューベン。
たわわに実るぶどうは一粒一粒が、ぷるりとしていてはじけそう!
そのしっかりした硬さに、まだ熟してなくて甘くないのでは・・・と疑いながら口に入れると、いっぱいにひろがる果汁とフレッシュな甘さに、びっくり。
スーパーで買うぶどうと味が違うのはもぎたてだから?
冷やさなくてもこんなにぶどうっておいしかったの?と思わず記憶をたどるほど美味。
9月中旬から1か月ほど食べ頃が続く黒ぶどうのベリーAや、白ぶどう(みどり色)で大粒のぶどうの王様ロザリオはしっかりと育っている最中でしたので、好きなぶどうの品種があるようでしたら、収穫時期に合わせて訪れてみるのもいいですね。
今回訪れたぶどう園は「白竜園ささき」。
入園料700円で食べ放題!かごいっぱい詰めてずっしりの持ち帰りも1300円(量によって金額は異なります)と驚きのおトク感。
ぶどう狩りが初めての方でも、「虫よけスプレーを無料で使って」と気遣ってくれたり、丁寧にぶどう狩りのコツを教えてくれますから特別な用意等なくても大丈夫。「ちゃんと甘い房を食べてる?」と気にして何度も声をかけてくれるような、とっても温かいおもてなしが魅力のぶどう園です。
園の入口からは、白竜湖と「美しい日本のむら景観百選」に選ばれたのどかな田園風景を眺めることができます。稲穂の収穫時期(9月中旬〜10月上旬頃)には、金色に輝く田園へと変わっていき、季節によって異なる眺めが堪能できます。
ぶどう狩りの後は、ぶどう畑からクルマで数分、赤湯駅から続く温泉街で湯めぐりはいかがでしょう。
赤湯には4つの公衆浴場があり、「烏帽子の湯」は、入湯料120円という安さで利用できます。
写真の「ゆーなびからころ館」の東側にある「赤湯元湯」は、源泉が2つあるお湯でくつろげる為入湯料は240円ですが、外にある足湯は無料ですし、おみやげなども売っていて楽しめます。
開湯900年の赤湯温泉は、無色透明の硫黄ナトリウムを含む塩化物泉。肌にやわらかく、きりきずや糖尿病・神経痛などへの効能と精神的にリラックスさせる効用が期待できるそうです。
赤湯駅に湯めぐりマップや美味しいお店を紹介した温泉街マップがありますから、ぜひ、ぶどう狩りの後はマップを片手に赤湯の街を散策してみませんか。
600円の入園料でもぎとり食べ放題のぶどう狩りを楽しんで、クルマがなくても駅から地の利がいい赤湯の温泉街で湯めぐりをしてリラックス。
東京から2時間30分の山形・赤湯で気軽にほっと一息くつろぎませんか。
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(2023/11/28更新)
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