いすみ鉄道「レストラン キハ」で、豪華食堂車の旅を楽しもう!

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いすみ鉄道「レストラン キハ」で、豪華食堂車の旅を楽しもう!

いすみ鉄道「レストラン キハ」で、豪華食堂車の旅を楽しもう!

更新日:2016/05/18 13:37

池口 英司のプロフィール写真 池口 英司 フリーライター、フォトグラファー 日本写真家協会(JPS)会員

いすみ鉄道は、千葉県にある第三セクター鉄道です。この鉄道では週末を中心に、列車の中で豪華なコース料理を楽しめる「レストラン キハ」が運転されていて、かつては全国で運転されていた急行列車、食堂車の姿が再現されています。首都圏からのアクセスも好適ないすみ鉄道で、昔ながらの食堂車の旅を楽しんでみませんか。

かつての急行用ディーゼルカーが主役です

かつての急行用ディーゼルカーが主役です

写真:池口 英司

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いすみ鉄道は大原と上総中野を結ぶ全長26.8キロの第三セクター鉄道です。「レストラン キハ」に使用されている車両は、かつて国鉄(現在のJR)で、急行用として運転されていたディーゼルカー、キハ28形。いま、JRには急行列車は運転されておらず、キハ28形もすべて廃車となってしまいましたが、いすみ鉄道では、このオールドタイマーが大切に使われていて、「急行」という列車種別や、昔懐かしいヘッドマークを掲げて運転されています。その姿は、古き良き日の国鉄ローカル線の姿を思い出させてくれます。

車両の中も昔の姿が留められています

車両の中も昔の姿が留められています

写真:池口 英司

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キハ28形は、室内も可能な限り昔の姿が留められています。4人掛けのボックスシートは、地方ローカル線を走る車両には不可欠の設備でした。よく見ると、この車両に掲げられているポスターも国鉄時代に使われたもの。このようなところにも、昔の旅を再現する演出がなされているのです。

本格イタリアンのオーナーシェフが調理を担当

本格イタリアンのオーナーシェフが調理を担当

写真:池口 英司

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「レストラン キハ」では、企画に合わせてさまざまな料理が提供されていますが、ラインナップの中心になっているのが、イタリア料理のコースです。シェフを務めているのが、イタリアンレストラン「ペッシェ アズーロ」のオーナーシェフでもある池田征弘さん。

列車内では火が使えないこと、使える水の量にも限りがあることなど、いくつもの制約を、工夫を重ねることで克服。温かい料理を温かいまま食べることができるようになりました。もちろん、メニューは季節ごとに変わり、バレンタインデーには手作りのチョコレートがメニューに加えられるなど、本格レストランと何も変わらない一流の味、細やかな心遣いが楽しめます。

コース料理はボリュームも十分です

コース料理はボリュームも十分です

写真:池口 英司

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写真は「お箸でイタリアン」コースのメイン「大原産伊勢海老の香草オイル焼きワサビクリームソース」。地産の新鮮な海老を、風味豊かなワサビクリームソースが艶やかに彩っています。このほかにも、「房総のお刺身」「鮑の柔らか煮ゆず味噌ソース」「地魚と魚介の和風スープ」などが提供されるコースは、ボリュームも十分です。

デザート、飲み物も豊富に用意されています

デザート、飲み物も豊富に用意されています

写真:池口 英司

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デザートは、イタリアンならではのお洒落な一皿。この日に登場したのは、「抹茶のティラミス ジェラート添え」。ほんのりと甘いティラミスと甘酸っぱいジェラートが、コースの最後をきりりと締めくくってくれます。このほか飲み物は、スターターの「スパークリングワイン、またはオレンジジュース」、赤ワイン、白ワイン、オレンジジュース、ウーロン茶などがフリー。グラスビール、ノンアルコール、サイダーなどが別オーダーとなっています。

今はなき食堂車気分を味わおう

かつて、日本全国の鉄道で、列車の中で食事が楽しめる食堂車が運転されていました。食堂車は列車の旅をさらに楽しいものにする存在として、多くの旅行ファンに親しまれていましたが、経営合理化のため、すべて廃止となってしまいました。いすみ鉄道が「レストラン キハ」の運転を開始したのは、楽しかった昔の鉄道の旅を、いま一度味わうことができるようにするため。いすみ鉄道に出かけて、鉄道旅行の素晴らしさを再発見して下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/05/08 訪問

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