ジブリの世界に紛れ込む!日本百名山!静岡・天城山の圧倒的な自然を歩く

ジブリの世界に紛れ込む!日本百名山!静岡・天城山の圧倒的な自然を歩く

更新日:2019/06/21 16:21

佐久田 隆司のプロフィール写真 佐久田 隆司 トレッキングハンター、ネイチャーカメラマン
伊豆半島最高峰の万三郎岳(1,406m)、万二郎岳(1,299m)、遠笠山(1,197m)等の山々から構成される天城山は、日本百名山としても有名!とくにブナの原生林群が手つかずで残されており、伊豆箱根国立公園にも指定されています。ブナや樹木の大木を横目に自然を満喫できるのが天城のハイキングコース。記事内で動画でも紹介しています。

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高低差が少なめな初心者向けの天城山周遊ハイキングコース

高低差が少なめな初心者向けの天城山周遊ハイキングコース

写真:佐久田 隆司

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天城山のハイキングコースは大きく分けて二つあり、天城山を周遊するものと、天城峠まで縦走するコースに分かれます。縦走は距離も長く初心者向けではありませんが、周遊コースならさほど経験がなくても十分楽しめます。さらにスタート地点の天城高原ゴルフ場に再び戻ってくるので車でのアクセスも可能です。

例年5月の下旬から6月の上旬にかけて天城山は、トウゴクミツバツツジ・シャクナゲ・馬酔木(あせび)の花々が新緑の森を彩り始めます。これを愛でるために多くの方々が天城山を目指しますが、スタート地点が標高1040mもあるので高低差も少なく初心者向けといえるでしょう。

バスで赴くならJR伊東駅から東急リゾートシャトルバスを使って登山口までアクセスできます。しかしこの時期のバスは込み合うので、余裕を持ってJR伊東駅周辺に前泊するのもいいかもしれません。

※写真は天城山のトウゴクミツバツツジ

高低差が少なめな初心者向けの天城山周遊ハイキングコース

写真:佐久田 隆司

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天城山は年間降水日数が多い土地。森の勢いがほかの山とは違います。木々の生命力を感じられるのが天城山の素晴らしいところ。

高低差が少なめな初心者向けの天城山周遊ハイキングコース

写真:佐久田 隆司

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ルートの途中には渡渉※箇所があり、清らかな水が流れ出しています。渡渉時はしっかりした石を見定め、トレッキングポールなどで体を保持しながらが渡るポイントです。

※橋のない小川を渡ること

まるでジブリのような森!天城の森を動画で確認!

動画:佐久田 隆司

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天城山はそこにいるだけで心穏やかに、さらに様々な植物が自然の大切さを教えてくれます。健脚の方はいっそ天城峠までの縦走を計画するのもいいでしょう。万三郎岳を過ぎればコースも下り基調になり、問題は標準7時間程度かかるコースタイムをどう消化するかにかかってきます。

このルートの場合は始発もしくは次のバスで登山口に赴かなければ帰りのバスがなくなってしまう恐れがあります。それでも天城の大自然を堪能するには時間を計算しながらチャレンジする価値があります。動画にはブナの原生林を縦走する様子を4K画質で収めてありますのでぜひご覧ください。

※スマホや携帯、また環境の整っていないPC等ではHDでご鑑賞ください

まるでジブリのような森!天城の森を動画で確認!

写真:佐久田 隆司

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森を楽しむには二つ!晴天の緑の鮮やかさを堪能することと、霧の中の森の息吹を感じること。特に霧が出やすい天城山は、晴天だけしか楽しめない山とは違います。

まるでジブリのような森!天城の森を動画で確認!

写真:佐久田 隆司

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ルートを進んでいくと次々に植生が変化していくのも天城山の見どころ。まるでジブリの世界に紛れ込んだような世界観は必見です。

息をのむブナ原生林の大木群。しばし圧倒される美しさ!

息をのむブナ原生林の大木群。しばし圧倒される美しさ!

写真:佐久田 隆司

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天城縦走コースにはブナの原生林が密集している場所があります。息をのむほどの美しさは幹の存在感と森閑とした空気感がもたらすもの。誰もが足を止めてしまう眺めは、万三郎岳山頂から八丁池方面へ30分ほど進んだ小岳(戸塚岳)のあたりです。

たとえ縦走する自信がなくても、少しだけ足を延ばせばこの素晴らしいブナの原生林を眺めることができます。何もせず眺めていると時間が止まったような不思議な感覚を味わえるでしょう。

※ブナの原生林群

息をのむブナ原生林の大木群。しばし圧倒される美しさ!

写真:佐久田 隆司

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ブナのほかにも天城山にはたくさんの広葉樹や針葉樹が生息しています。江戸時代に天領※だったので、ほぼ伐採されずに今日まで森が息づいているのです。
※江戸幕府が利用するために、一般人が伐採や足を踏み入れることを禁止した領域

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ヘビブナを見たければ、万三郎岳よりも八丁池側へ足を向ける!

ヘビブナを見たければ、万三郎岳よりも八丁池側へ足を向ける!

写真:佐久田 隆司

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天城のブナの原生林が長い年月で創り上げた造形が「ヘビブナ」でしょう。倒木が再生する生命力のすごさをこのブナの姿から感じられます。縦走ルートの道標に「ヘビブナ」があれば迷わず右にまがって確かめるのがいいでしょう。万三郎岳山頂から片道で30分ほどの行程でヘビブナが迎えてくれます。

あずかり知らない自然の力を表現する「ヘビブナ」は、手つかずだからこそ出来上がった天城のアート!さらにこのあたりには「ひめしゃら」の大木も林立するところです。ヒメシャラは樹皮がとても薄いために樹皮が剥けたような姿をしていて、幹を手で触るとひんやりする体験ができます。

春の紅葉?が迎えてくれる八丁池周辺の彩

春の紅葉?が迎えてくれる八丁池周辺の彩

写真:佐久田 隆司

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天城縦走には最後に八丁池のお楽しみがあります。「天城の瞳」と呼ばれるひっそりとした池で、人工的な音が全くしない雲が流れるだけの至福のひと時を味わえるでしょう。晴れた日には湖面に山々が映り込む非日常の体験ができます。

この付近は春の紅葉が楽しめるところで、その秘密は馬酔木の若葉が赤く染まることからで、季節外れの紅葉の素敵なグラデーションが楽しめます。

ここまで来れば縦走も終わりに近くなります。八丁池近くにはバイオトイレの準備もあり、ここで用を足すのを忘れないようにしましょう。

春の紅葉?が迎えてくれる八丁池周辺の彩

写真:佐久田 隆司

馬酔木の若葉は八丁池のほかにも眺められ、とくに日当たりの良いところとそうでないところで色彩も異なってきます。

天城山は手軽に出かけられる大自然が残る場所。しかし絶対標高は1000mを超えるので寒さ対策も忘れないように!周遊コースで花や自然を楽しむのもよし、縦走して天城の植生をくまなく調べるのもいいでしょう。さらに天城は全国有数の降雨地ですから雨対策は欠かさないようにしましょう。きっとジブリの世界へ紛れ込みますよ。

天城山の基本情報

住所:静岡県伊豆市湯ヶ島176-2(伊豆市観光協会天城支部)
電話番号:0558-85-1056
アクセス:JR伊東駅より東急天城リゾートシャトルバスにて

2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/06/12−2016/05/12 訪問

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